「年代によって評価は変わる」トイ・ストーリー4 ロビンさんの映画レビュー(感想・評価)
年代によって評価は変わる
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純粋に子供が、もしくはあのときのことを懐かしく思って観る大人にとっては物足りないかもしれない。
子供にとってウッディの選択は理解しづらいところもあると思うし、これまでの仲間たちとの冒険を楽しみにしていた人たちにとっては薄いように思える。実際空気のような存在だったジェシー、ブルズアイ、ポテトヘッド、スリンキー、レックスなんかは可愛そうだった。
しかし、これまでの話をウッディの物語として捉えると、別である。これまで様々な挫折を乗り越え子供に尽くすことを全うしてきたウッディだからこそ、自分の人生を歩む権利は十分にあるし、素直にお疲れ様とありがとうを言える作品だった。
日よけの上でウッディの目線から見る仲間たちの顔を見た瞬間に涙が溢れてしまった。これで終わりなんだなと…。
小学一年生のときウッディの人形を買ってもらってアンディの真似でブーツの裏に自分の名前を書いてから早17年。本当にありがとう。
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