「ウッディの哀愁」トイ・ストーリー4 rockoさんの映画レビュー(感想・評価)
ウッディの哀愁
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多くの人がコメントしている通り、どうせいつものパターンかと期待せずに3歳の娘と映画館に行ったところ、まさかの展開で、シリーズ最高傑作と言っても良いと思います。
ウッディはボニーのお気に入り人形にはなれませんでした。ゴミから作られたフォーキーを仲間に迎えたウッディは、助ける相手が必要だったのかなとも思います。もうその後、悪役的な役回りの人形を助けるために背中のレコードを差し出すのも、もうおもちゃとしての役割を果たした、ということだったんでしょう。
ボーに、なんでそこまで頑なにフォーキーを助けようとするのか問われたときに、僕にはもうだれかを助けるということしか残されてないんだ、とこたえる姿にちょっと泣けました。
戦後生まれで、70を過ぎてもまだ人を助けたいと、働き続ける父の姿に重なるところがありました。
ボーのキャラが変わりすぎというツッコミはさておき、考えさせられる作品でした。
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