特捜部Q 檻の中の女のレビュー・感想・評価
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未解決事件、解決しましょっ!
未解決事件の書類整理をする特捜部に移動になったカール。仕事熱心なのは解るが、周りの人間は大変です。特捜部に配属となった後の相棒アサドもふりまわされる。でも、アサドもカールにだんだん理解を示して、これから良きパートナーになるんでしょうね。
今回の事件の被害者、議員の女性。結局子供の頃の交通事故が恨みをかった。確かに、運転しているお父さんに目隠ししたらあぶないよね、お陰でお互いの家族が乗った車は事故で、家族は犠牲に。犯人はその後辛い人生を送ったらしく、そりゃあ恨みますよ。でも、2年も加圧室に閉じ込めるとはひどい。でもなんとか助かったからよかったけれど。
カールの息子が離婚した妻の元を嫌がってカールの家に来るのだが、特にそのくだりは必要なかったかもね。
20年前に自殺で片付けられた事件、死体は?だれのものだったんだろう?
捻りとかはない
端々に文化の違いを感じる脚本でした
猪突猛進タイプで迷惑を掛ける主人公には感情移入し辛かったです
ストーリーはわりとストレートでした
どちらかというと動機に「驚き」を持っていってましたがそれ系で行くと「オールド・ボーイ」と比べてしまい弱さを感じてしまいました
作りとしてはテンポが良くストレスなく見れました
次回作も見たいと思います
「未解決事件モノ」と侮るなかれ
デンマーク映画って暗くてクセがあるよなぁ。
っていう偏見で見始めた。
未解決事件の再捜査って日本でも結構あるけど、
これもそんな感じかなぁ。
っていう偏見で見始めた。
画面は全体的に暗めな感じ。黒っぽく、青っぽい場面ばかり。
それゆえ、車のヘッドライト、檻の中のフラッシュライトが目に刺さる。
雪の中の少女の赤いドレスも印象的だ。
序盤、登場人物のバックボーンがほとんど描かれずに
物語が進むため「推理もの」として楽しむ映画なのかな、
と思わせておいて、実はそうではないところがこの映画のみどころ。
主役級も含めた全員の心理的緊張感を感じながら、
そして彼らが何を思っているか考えながら物語を進めるのが
正しい鑑賞方法だ。
映画の描き方にも、その辺はキチンと反映されている。
引きのシーンでは、だいたい物陰や人物の影からカメラを動かし、
不安定な印象を与えている。
会話のシーンでも、カメラ位置はローポジションから少し見上げる
ようにし、生理的な不安感や緊張感を与えている。
なので、犯人が「檻の中の女」を見下ろすシーンがより印象的に見える。
何故、カールは陽の当らない部署Qに配置されても捜査を続けるのか。
何故、アサドはこの部署Qに配属されたのか。
何故、女は理由も分からず5年も監禁されても正気を保てたのか。
何故、犯人はこんなにも大掛かりな監禁という復讐を選んだのか。
「未解決事件モノ」と侮って観ると味わえない面白さが
しっかりと描かれていました。
北欧重厚サスペンス「特捜部Q」まずはココから
殺人課のカールは、解決を焦って同僚を事件被害者にしてしまう。
飛ばされた場所は過去の犯罪資料室「特捜部Q」。
同僚アサドと資料を整理しているうちに、いい加減に処理されたと思われる過去の事件に行き当たる。
アメリカのマイアミなら超アゲアゲなバッドボーイズやマイアミバイス。
それが北欧デンマークが舞台になると、こんなにも無口な刑事の重々しいサスペンスになるんやね。
原作は読んでいたのですが、観たっけ見てなかったっけで、鑑賞。 観た...
原作は読んでいたのですが、観たっけ見てなかったっけで、鑑賞。
観たような、観てなかったような、原作読んでるとわからなくなる時多々あり。
それだけ、原作に忠実だったのだと思います。
やっぱり北欧映画、暗くて重くてどんよりで見応えありら
心理描写が上手い分、結構心に来るものがある。
情緒がヤバい時には見れない。
好きな人は凄く好きなんだろう。
アサドがいい人すぎて、友達になってほしいくらい。
カールは情けなすぎて、見てられないけど必死さが伝わってくる。
疑問なのが、檻の中の女の過去で、あの時点でもう良識が理解できる歳のようだし、悪戯だとしてもあんな事する事自体どうなの?と少し思ってしまった。
ありゃー恨まれるよ、当たり前だよ。
他のシリーズもあるみたいで、なんだかんだで観てしまいそう。
謎は動機
「ドラゴン・タトゥーの女」が面白かったので同じ脚本家というキャッチに釣られて鑑賞。
こちらは性的な異常さはないものの暗く陰湿な犯罪ものであることは風土的なお約束なのでしょう。特命係ならぬ特捜部と称しているが担当はたった二人、仕事も未解決事件の捜査資料の整理係、そんなつまらん仕事はまっぴら御免と独自に再捜査を始める二人。主人公の相棒がイスラム系というのも珍しい、以前は倉庫係だと言っていたがところがどうしてなかなかの切れ者で頼れる存在。上司が憎まれ役というのもこの手の物語ではお約束なのでしょう。
変っているのは進行中の捜査に事件当時の再現ドラマが適宜挿入される手法、普通は推理内容をセリフで説明するのだが主人公を寡黙で無愛想に設定したのでてっとり早く映像にしたのでしょうか、慣れない内は別の話かと戸惑った。(次作では”○○年前”のスーパーが入った)
ミステリーなのに観客には割と早く犯人が明かされる、むしろ動機が最大の謎ということでしょう、後は観てのお楽しみ。
鋭い眼光と濃いコーヒーがたまらない。
『特捜部Q 檻の中の女』鑑賞。
*主演*
ニコライ・リー・カース
ファレス・ファレス
*感想*
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
2021年最初の映画は、前から見たかった特捜部Q!僕はミステリーものが好きなので、ずっと気になってました。
なかなか面白かった!
カールは過去にある失敗を起こしたせいで、未解決事件を扱う「特捜部Q」に左遷させられてしまう。
相棒のアサドと共に5年前に世間を騒がせた議員失踪事件を捜査することになる。
無口なカールと陽気なアサドの関係性が好きだし、二転三転とするストーリーが面白い!ちょっと暗めだったけど。(^^;
日本で放送されている「相棒」と一味違った内容で、僕は好き!
アサドの軽いジョークがクスッとくるw
不味くてもいいから、濃いコーヒー飲みたい。(笑)
カールの鋭い眼光とアサドの濃いコーヒーがたまらない!
次回作も観ます!\(^^)/
ベストセラー原作だけあって、安定したストーリー展開
左遷されたトラブルメーカーの刑事が、未解決である女性失踪事件を捜査する物語。
人気小説を原作としたサスペンス映画です。原作がしっかりとしているので、ストーリー展開は安心して見ていられますね。
情緒あふれる、でも陰鬱な北欧の風景が、この事件の捜査シーンと絶妙にマッチしていて映画の魅力を高めているように感じます。
推理物としてはそれ程観るべきもはありませんが、未解決事件の発掘からラスト迄の展開はしっかりとしていて、緊迫感を醸し出します。
犯行動機の明示もしっかりとしていて、好感が持てます。
地味ではありますが、観て損はない映画だったと思います。
野暮ったさを逆手に取るデンマーク映画
心理描写が上手いとでもいうのでしょうか、暗くて野暮ったいんですけど、グイグイくるんですよね、デンマーク作品って。
謎めいた主人公の扱い方がクールで魅力的に描かれているので、作品展開に軽さがない。
4作品ぶっ続け観ちゃったほどなかなか虜になりましたよ。
この作品は、ハリウッドでのリメイクはしてもらいたくないな。
(他の作品レビューも同様の内容です)
たしかに地味だけど店舗が良い。 ハリウッド映画と比べて変な家族愛と...
たしかに地味だけど店舗が良い。
ハリウッド映画と比べて変な家族愛とかが絡んでなくて一層良い
地味だけど丁寧
前々から気になっていたのでレンタル。
大予算ではないし絵面も地味だけど、ストーリーテリング、キャラクター造形、演出などなど、非常に丁寧な作りで好感が持てる。
あと、「ドラゴンタトゥーの女」や「エリ200歳の少女」もそうだったけど、北欧の物語って、アメリカともヨーロッパとも違う独特なエグ味があって、そこに惹かれてしまう部分もあったりするんだよね。
続きも気になる。
ただただやるせない。
視聴者視点では、誘拐されたミレーデが実は監禁されていることがすぐわかる。誰がどうしてこんな酷いことを…と犯人へのヘイトを高めていったのだが、動機や犯人の境遇を考えると、犯人へ同乗してしまった。
ミレーデへの復讐にはいろいろな方法があったが、その中で「監禁」という方法を選んだのは、殺すだけでは飽き足らないというだけでなく、きっと自己の時にミレーデに心を奪われたってこともあったんだろう。犯人のミレーデへの憎しみとそれでも消えない好意を感じた。ミレーデも事件前に犯人と一夜を共にしていたことを考えると、巡り合い方が異なればきっと二人とも幸せになれたのだと思ってやるせなかった。
それと事故を起こした直後のミレーデの天真爛漫っぷりはやばい。
かなりよかった
全然期待せずに借りてきたんだけど、
かなり面白かった!
テンポもいいし、派手じゃない感じかいい味出してます。
トンハンクスの天使と悪魔で殺し屋役だった方が
主役なのね
頑固で無愛想で無礼な刑事が最後に見せる少しの笑顔に胸キュンでした
人当たりが良くて、思いありのある相棒とのバランスがバッチリ
シリーズものみたいなので、ほかのも早速借りて来ねば!
ずっと気になってたけど…今更観てみた
思った通り、面白かった!
ネタバレになるので多くは語りたくない。
少しでも気になる人には、是非観て欲しいですね!
主人公2人が出会ったきっかけや、何故この様な状況に陥っているのか…
理解した上でシリーズを観た方が楽しめると思います。
私は、こういうの好きですね。
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