龍三と七人の子分たちのレビュー・感想・評価
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コントに出演したベテラン俳優たち。
そんな感じかな。 セリフ、演出、クスクス笑えたし。抱腹絶倒ってほどでもないが楽しめた。 この出演者でシリアス系でやったら、本物のヤクザより怖わそうなリアルな演技をしそうなだけに、コメデイは正解かもしれないね。 昔のヤクザが、今風の犯罪との絡みは面白いアイデアだったと思う。
北野作品の真骨頂。笑って楽しめる異色のヤクザ映画!!
【賛否両論チェック】 賛:時代錯誤のヤクザの姿が妙に滑稽で、笑いを誘う。グロシーンがほとんどないのも嬉しい。 否:結構不謹慎な笑いが多いので、人によっては苦手かも。 昔堅気なヤクザ達が、現代の潮流に乗り切れずに空回ってしまう様子が、どこか滑稽で思わず笑ってしまいます。ただ、笑いのジャンルとしては、割と不謹慎というかブラックなものが多いので、その辺りは好みが分かれそうなところです。それでもヤクザモノにしては、グロシーンやラブシーンもほとんどないので、安心して観られます。 上映時間もそれほど長くないので、とにかく笑ってスカッとしたい時に、気軽に観られる作品です。
老いには勝てないのか…
笑える所もあるんだけど…総じて「薄ら寒さ」が目立った一本。 北野映画をクサすつもりは無いけれど、近作で感じた回顧感、時代と乖離した感覚が非常に気になり乗り切れず。 海外で同年代の監督がなお鋭意を持って映画を作っていることを、考えずにはいられなかった。 演出も特に目立つ点もなく。 老人達も「七人」を冠する割にキャラ立ちが弱く、物語自体にも魅力の薄く。 折角の老優大集合故に、年輪から滲む毒がまだあれば… なんども聞いた昭和の小咄を今更見せられても… 老いにも時代にも向いていない、煮え切らない思いばかりが残る作品。
遠慮なく爆笑
こんなにゲラゲラ笑った作品は 劇場では初めてだわー。息子と一緒に 楽しみました。 ただ、コント番組観てるかのような 軽い作品でした。レディースデイに観られたので、納得でした。 それにしても、藤竜也は相変わらず色気と可愛らしさのあるイイ男だなー(*´∀`*)。近藤正臣も、よかったー
面白かった!
テレビで記者会見の様子をみて、絶対観たい!と思ったので観に行ってきました。 北野映画はアウトレイジシリーズしか観ていません。 アウトレイジのあの淡々としたドンパチ系が個人的に凄く好きだったのですが、こういう人情のあるのもいい。 とにかく、俳優陣が素晴らしかった。 役者がいいと、やっぱり映画館で観たくなりますね 内容も良かったです。とにかく面白いし、ぐんぐん話に引き込まれていき、あっという間に終わりました。 個人的に最後のシーンの藤竜也さんが素敵でした。
映画としての話です
とにかく年輩の俳優さんが素晴らしかった。藤竜也はもちろん近藤正臣、中尾彬、その他の俳優さんが素晴らしかった。
北野武の映画としてとかそういう論理は置いといて、単純にラストのクライマックスシーン、ベンツとバスのカーチェイスのシーンが下手すぎじゃないですか??
まったくドキドキしませんでした、演出が下手なんじゃないかと思いました。
気軽に見れた。
公開日に見てきました。 北野武監督の作品は今まで見たことがなく、この作品が初めてだったのですが、気軽に最後まで楽しめました。 他の北野作品も見てみようと思います。 年寄りのヤクザが主人公ということで、あまり期待せずにこの作品を見に行ったのですが、いい意味で裏切られました。 龍三とその子分たちのキャラクターがしっかりたっていて、見ていて爽快な気持ちになります。 ただ、話が淡々と進んでいってしまうので、、伏線を丁寧に拾ってゆっくり見たかったです。 考えずに、ただ見るならとても楽しい作品だと思います。 また、話に含まれる笑いもくすっと笑えました。
笑ったぁ〜\(//∇//)\
どのレビューみても、やっぱり、監督が有名だと作品がどうじゃないところで、評価がされていて、チョット残念。北野映画はこうでなくっちゃ的なコメント多いかな。(¬_¬) 作品の感想ですが、腹抱えて、笑えました。腹筋いたい。σ(^_^;) 映画の作風から、コメディーはすぐに分かるけど、小刻みにくるギャグ。 いたるシーンでひと笑い。 映画でここまで、オナラ聞いたの初めてかも。(笑) 最後に討入りからの乱闘シーンは、もう抱腹絶倒でした。涙出てきました。中尾彬さん素敵でした。 本当、ザ・コメディーな映画です。見終わると笑いすぎて脱力してしまいました。(≧∇≦)
ザ・昭和だ!
いやぁ笑えた。 全編にわたり北野ワールド全開! 昭和の漫才ブームやひょうきん族で育った世代の私にはビートたけしの笑いはツボにハマる。 そうそうこういう先輩たち、本当にいましたからね。 喧嘩っ早いくせに人情家で、単純でバクチ好き。 自分のことより他人のこと!みたいな先輩方に自分も随分お世話になってきました。とは言ってもヤクザとかではなくて、普通の人たちがそういう感じでした。 本作で北野監督が描いたのは、古き昭和の元ヤクザの爺様たちと平成の若い新興勢力の対比、そしてそれは老若の対比でもある。 言ってみれば、それは「ツービート」や「やすきよ」世代対「ダウンタウン」「ナイナイ」世代とも言えるかもしれない。 本作は爺様が主役だから、当然昭和側の観客が大半を占めていたが。 昔の人達はたとえ法を破ってでも守らなければいけないものがあったように思う。義理や人情とか…。 しかし昨今は法に触れなければ何でもやってやろうという感じになってきている。金が全てみたいな…。 羽毛布団の場面や借金取り立ての件などがそうであろう。 そういうものを北野監督は笑いの中で一刀両断にした。 「どっちも悪いんだよ!」と…。 北野監督は『アウトレイジ』以降、大衆ウケしそうな作品を作っているが、それも時代の流れなのだろうか? 北野監督の初期の作品が好きな私には少し寂しい気もします…。 いつかまたそういった作品も観てみたいものです。はい。
コメディ要素あり、義理と人情で生きるじじぃの物語!
まっとうに生きる人種とは無関係のヤクザの生き様!!と思いきや、義理と人情で心暖まるお話だった。最後、投げやり感出てたね。結局そこのオチにたどり着くなら、何やってもお構いなしだからね!!!狡い見せ方だとおもった。 めちゃ面白かった!!!!
余裕の快作
ベタで、スケールも小さく、小ネタが多く、残念がる人がいるのも分かる。 でも、それらも全て「今回はこんくらいの笑える映画を作ろう」という、監督のバカンス感覚映画なのではないかな?と想像させられますが、 それにしては良質の、安定のエンタメ作品! 深読みもできるし、浅くも楽しめるし、自由で開放的な作品。さすがの一言!
北野武監督の今を共有できるありがたい作品!
非常に良質なエンターテインメント映画だった。ジジイが主役なんだけれど、節々の脚本が素晴らしいせいか、ジジイたちの行動がとにかく笑えるのである。もちろん、藤竜也さん始め、手練手管の俳優さんがその人でなければできない演じ方をしている。それが脚本と見事にハマっている。 北野映画に抵抗のある人は、この作品でカタルシスになると思います。ここには、キタノ・ブルーはないけれども、監督の今を直接的に追体験できる作品になっている。是非、映画館で観賞をお勧めします。
安定のドタバタ感
北野作品はハードなヤクザ映画とコメディタッチな作品に分けられますが、今作はそのハイブリッド的な作品だと思います。 出演している役者さんは超ベテラン揃い。 そのどちらかというと堅物な役者さんが演じるコメディはなかなか意外性があっておもしろいです。 最初から最後までニヤリが止まらない作品です。
ギャグ!
今回の北野作品は完全にギャグ映画です。
でもちゃんと笑える!
特に終盤の「ある状態になってる中尾彬」をはさんでの若者半グレvsジジイ達のやり合うシーンは最高にブラックで声に出して笑ってしまった。
今のTVじゃ出来ない「笑い」だと思います。
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