フィフス・ウェイブのレビュー・感想・評価
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魅力的なクロエを見せてくれてあざーっす!
巨大UFOが出現して以来の電磁パルス攻撃、地震津波、ウイルス攻撃、そして第4波は人間に寄生したアザーズ。ディザスター、パニックSFをごった煮にして詰め込んだ序盤の出来事。そしてサバイバル生活が始まる女子高生といった流れ。
しかし、しかしですよ。キャシー(クロエ)の弟サムが保護目的で軍事基地に連れて行かれたはいいけど、エイリアンによる戦争目的なら軍事基地なんて真っ先に狙われる箇所じゃん(大人が生きていればわかったのにね)。その時点からヘンテコなストーリーだと感じるし、第五波がもっとも陳腐。巨大地震を発生させたり、電磁パルス攻撃が出来るほど物理学が発達した知的生命体なのに・・・結局はドンパチ勝負!
青年エヴァンと出会って湖で裸になってるシーンを目撃したキャシー。この時の恥ずかしそうにするクロエの表情が一番良かったかな。同級生のベンと再会したときに平気でキスするシーンもなかなかのもの。こうした青春ストーリーがメインなら萌えたかもしれませんね。そうじゃなきゃ最後の尻切れとんぼ気味のシーンが成り立たないよ・・・
リーブ・シュレイバーがもっとクレイジーになってくれれば尚良し。
【宇宙外生命体、アザーズが仕掛けた一~四派の攻撃と、趣向を変えた第五派の攻撃を描くSFディザスタームービー。ナカナカ面白かったのだが、評価が異様に低い理由を考えてみた。】
■ストーリー展開
正体不明の地球外生命体“アザーズ”が、
第一波攻撃で全世界の電源停止をし、
第二波攻撃で大地震と大津波を起こし沿岸の都市を壊滅させ、
第三波攻撃で鳥インフルエンザウイルスを拡散させ、罹患者を殺し、
第四波攻撃で人間の肉体への寄生という波状的侵略を開始する。
人類が壊滅状態に陥っていく中で、生き別れたしまった弟サムを探す旅に出た女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、足を“アザーズに寄生された人間に撃たれたところを、森の中で謎めいた青年エヴァン(アレックス・ロー)と出会う。
そんな中、“アザーズ”は人類に対して、”第五波攻撃”攻撃を仕掛けて来る・・。
◆感想
・今作、殆どの映画は面白く感じてしまうおバカ脳を持つ私は、ナカナカ面白く鑑賞した。 勿論、その面白さの大きな要因は、離れてしまった弟とサムと会うために、健気に遠方地の基地を目指す女子高生キャシーを演じるクロエ・グレース・モレッツに、起因するところが大きいのは言うまでもない。
先日観た超珍品映画「シャドウ・イン・ザ・クラウド」も、完全なるクロエ・グレース・モレッツの魅力頼みの映画であったが、今作もそれに近い感じがする。
・評価が低い要因は色々考えられるが、“アザーズ”が仕掛けて来る波状攻撃が、徐々に地味になって来る所であろうか。第二波まではVFXを多用し、迫力ある画が見られるのだが、その後は、只管、目に見えない攻撃をしてくる所であろう。
原作の小説では、それは問題ではないのだが映画となると、画として地味なのである。
・次に“アザーズ”が常に人の形をしているために、侵略SFの分かり易い、”エイリアンはいつ出てくるのかな?”という観る側のニーズに応えていない所が、大きい気がする。
<だが、今作での第五波は”民衆を救う”軍人が”アザーズ”であり、子供達を訓練し、ゴーグルを掛けさせて、”緑に見える奴はアザーズだ”と吹き込んで、人間同士で殺し合いをさせるという、コレマタ画にすると地味なのである。
だが、そんな地味な攻撃の中、昔”アザーズ”に一部取り込まれた青年エヴァンが、クロエ・グレース・モレッツ演じるキャシーを見て”愛”という感情を持って行くあたりの描き方や、キャシーが漸く基地に着いた時に、高校時代に密かに好きだったベン(ニック・ロビンソン)と出会い、ドキドキする表情を浮かべるシーンなどが、ナカナカなのである。
あとは、怖い隈取お姉さんリンガーをマイカ・モンローが演じていたのも、個人的には嬉しき作品でありました。
マア、最後に人類が”アザーズ”を明確に倒すカタルシスがない事が、低評価に繋がったのかなと勝手に思った訳であります。>
推しの俳優の喜怒哀楽を堪能できれば、それだけで映画の評価は自然に高...
推しの俳優の喜怒哀楽を堪能できれば、それだけで映画の評価は自然に高くなる。今作の見どころはそれだけではない。2016年に公開された作品だが、今見るとかなり真実が含まれているように感じる。
卓越したカメラワークで見せる世界の終りの描写。
次のバスを待つ大人たちに告げられた検査を拒んで始まった銃撃戦では、秩序維持のため統制をとることが必要であり、自由は認められない理不尽な支配構造を醸し出している。
人類を淘汰するアザーズの存在は、SF作品『V』(1983年のテレビドラマ)と設定が酷似している。タイトルの意味はVにも関係があると思われる。
魅力的なのは、サバイバルをするクロエ・グレース・モレッツと、軍で懐疑的な言動をするマイカ・モンローの二人。そしてキャシーの吹き替え版の沢城みゆきさん。
クロエ、キャリアを巻き返せるか
「ハンガーゲーム」「トワイライト」「ダイバージェント」などの、ティーン向けライトノベルをシリーズ化した映画の、換骨奪胎をもくろみ、見事にこけた作品。
多くのレビューにあるとおり、
・エイリアンからの侵略なのに、一切エイリアンが出てこない
・冒頭のディザスター描写以外に、お金がかかってない
・展開がすごく陳腐
・クロエ、リーブ・シュレイバー以外は無名キャスト
・結局、戦闘は銃撃戦のみで、未来的な兵器やハイテク装備もない
・続編を作る気満々だったので、話がきちんと終わらない
という、テレビ向け連続ドラマにありがちな、「大風呂敷」「SF」「シーズン2に至らず」で出来上がった映画なのでしょう。
クロエは、このダメージから抜け出せないのか、キャリアが終わってしまった感ハンパないですね。子役時代のボーイッシュなキュートさも、成長とともに
エレガントにシフトしたかったのでしょうが、なかなかうまくいきません。「イコライザー」で、10代のコールガールを演じた時は、ジョディ・フォスターを彷彿とするキャリアでしたが、ベッカムの息子と付き合っている時点で、ジョディにはなれないな…と思いました。
それにしても、点数低いな。「トワイライト」とかも、十分ひどい作品なのに。
これだけは言いたい。「アイアムアヒーロー」も、世界は何一つ救われないし、チープなCG(邦画ではまあまあのレベル)もあって、どっこいどっこいというか。比べるのもおかしいのですが、たまたま同じ時期に見た映画なので、「フィフス・ウェイブ」の評価がこれほど低いのは納得できません。
2017.5.24
序盤がクライマックスのサバイバルアクション
突如現れた宇宙船と人類に向けられた攻撃。
ごく普通の高校生であったキャシーも生活が一変してしまう。
そして段階を分けて仕掛けてくる攻撃は、ついに最終の“第5波”へと移行した。
見えない侵略者を相手に家族を、地球を守る事ができるか…
地球外生命体によるSF映画にしては全体的に軽めの作品。
モンスター感は全くなく、サバイバルアクションといった雰囲気でしょうか。
序盤のパニック感は凄く面白かったのですが、途中で話の展開が読みやすくなってしまう上にクライマックスも疑問が残ってしまいます。
クロエ・グレース・モレッツが魅力的ではあるので好きな方は楽しめるかと思いますが、映画全体としては尻つぼみとなってしまい少し残念な印象でした。
始まりは大胆で大掛かりな設定だったが 途中からクロエを巡る三角関係...
楽しみが逆三角形
ヤング・アダルト小説を原作とするSFアクション。「ハンガー・ゲーム」や「メイズ・ランナー」のヒットを受けて映像化が加速している様に思える。アザーズというエイリアンの侵略が描かれており、SFネタでは鉄板中の鉄板だが、売れっ子女優、クロエ・グレース・モレッツ主演というイチオシ要素で期待値はMAXの状態に。
ある日突然それがやって来て、瞬く間に人類の文明が危機的状況を迎えるまでの展開は非常にスリリングで良い。 第1波が電磁パルスによる攻撃であり、通信網全てをダウンさせてしまう。第2波が自然災害による攻撃で、地震と津波であらゆる物を奪っていった。そして第3波が新型ウイルスによるバイオテロ。ここまで約30分未満の出来事である。被災地の描き方が軽めだったりはしたが、混沌とした世界を訴える要素は十分であり、タイトルの「第5の波」がどんな物なのか期待してしまうが、第4からは退屈の波という観客に向けた攻撃が始まってしまう。良くも悪くもヤング・アダルト小説の映像化という物なのだろうが、本作の基本はクロエ演じる主人公がアザーズを交わしながら目的地を目指すという逃避行であり、ドンパチを交わすと言うよりかはドラマに徹している物語となっている。
軍隊が救助に来るという展開から何となく話の筋道が分かってきたが、ヤング・アダルト小説は何故ここまで話が似るのだろう。若い世代が手を結び、世界的な災害を切り抜けようとするというこの手の作品のお決まりのネタになっている。1~2作品程度ならば問題無く観れるだろうが、こうも続いて来るとやや飽きてきてしまう。まぁヤング・アダルト小説と言う位だからその世代が活躍しないと意味が無いのかも知れないが。だが、そもそも地震まで起こせる技術があるにも関わらず、どうしてそんな効率の悪い侵略方法を選んだのかアザーズの司令部に文句を言いたい。派手に登場しておいて地味にやっていくのは侵略者としていかがなものか。このせいで楽しみがだんだん薄れていき、逆三角形の形になってしまったのである。シリーズ展開を予想して製作されたが、評価や興行面の不信から未だに話が進んでいない。そうなると余計に本作の立ち位置が気の毒である。
クロエが好きな人にだけおすすめ
メッセージ性がまるでなく何を見せたいのかもよく分からない中途半端な作品です。
作品を通して「智略的な侵略者と人類の激闘」「弟を守るため奔走する姉と弟の家族愛」「愛する人のために行動する人間の美学」これらの内容をうっすら感じ取れたのですが、どれも極めて薄味で説得力もインパクトもありませんでした。
「段階的に地球を侵略していく地球外生命体の攻撃」という概要に興味を惹かれたのですが、序盤でほとんどの侵攻が終わり、なすすべなく人類の大半がやられていて凄くガッカリしました。その後の展開も微妙で先が読みやすく単純、序盤の侵攻シーンが一番盛り上がるところと言って差し支えないでしょう。
この内容であれば連続ドラマにして深堀りしたほうが面白くなる印象でした。
クロエ・グレース・モレッツに尽きる
クロエさんごめんなさい
謎のエイリアン飛来もの
地球外生命が地球に飛来し、時間をかけて包囲網を狭めて行き、外側と内側から人間共を殲滅しようとした。
しかし、地球を守る為に それを阻止するべく立ち上がった若者達のお話。
ほのかな思いを寄せる同級生の男の子や、弟を救出する道中で出会った青年との束の間の恋など、色々な要素を上手く盛り込み 飽きずに観られたけど、エイリアンも本当に地球を手に入れたいのか…その本気度が希薄だったかなと思う。
子供を戦士にしても、余り成果は望めなさそうな気もするし。
少年兵もイメージ悪いし…なんて思いながら、リンガー男前だなー(笑)とか。
エイリアンも野放しのままだし、エヴァンの生死も定かではないので、評価が良ければ続編もあるのかな…。
フィフス・ウェイブに拍子抜け
とにかくクロエが可愛かった。 内容としてはそんなに悪いと思わなかっ...
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