フィフス・ウェイブのレビュー・感想・評価
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楽しみが逆三角形
ヤング・アダルト小説を原作とするSFアクション。「ハンガー・ゲーム」や「メイズ・ランナー」のヒットを受けて映像化が加速している様に思える。アザーズというエイリアンの侵略が描かれており、SFネタでは鉄板中の鉄板だが、売れっ子女優、クロエ・グレース・モレッツ主演というイチオシ要素で期待値はMAXの状態に。
ある日突然それがやって来て、瞬く間に人類の文明が危機的状況を迎えるまでの展開は非常にスリリングで良い。 第1波が電磁パルスによる攻撃であり、通信網全てをダウンさせてしまう。第2波が自然災害による攻撃で、地震と津波であらゆる物を奪っていった。そして第3波が新型ウイルスによるバイオテロ。ここまで約30分未満の出来事である。被災地の描き方が軽めだったりはしたが、混沌とした世界を訴える要素は十分であり、タイトルの「第5の波」がどんな物なのか期待してしまうが、第4からは退屈の波という観客に向けた攻撃が始まってしまう。良くも悪くもヤング・アダルト小説の映像化という物なのだろうが、本作の基本はクロエ演じる主人公がアザーズを交わしながら目的地を目指すという逃避行であり、ドンパチを交わすと言うよりかはドラマに徹している物語となっている。
軍隊が救助に来るという展開から何となく話の筋道が分かってきたが、ヤング・アダルト小説は何故ここまで話が似るのだろう。若い世代が手を結び、世界的な災害を切り抜けようとするというこの手の作品のお決まりのネタになっている。1~2作品程度ならば問題無く観れるだろうが、こうも続いて来るとやや飽きてきてしまう。まぁヤング・アダルト小説と言う位だからその世代が活躍しないと意味が無いのかも知れないが。だが、そもそも地震まで起こせる技術があるにも関わらず、どうしてそんな効率の悪い侵略方法を選んだのかアザーズの司令部に文句を言いたい。派手に登場しておいて地味にやっていくのは侵略者としていかがなものか。このせいで楽しみがだんだん薄れていき、逆三角形の形になってしまったのである。シリーズ展開を予想して製作されたが、評価や興行面の不信から未だに話が進んでいない。そうなると余計に本作の立ち位置が気の毒である。
クロエが好きな人にだけおすすめ
メッセージ性がまるでなく何を見せたいのかもよく分からない中途半端な作品です。
作品を通して「智略的な侵略者と人類の激闘」「弟を守るため奔走する姉と弟の家族愛」「愛する人のために行動する人間の美学」これらの内容をうっすら感じ取れたのですが、どれも極めて薄味で説得力もインパクトもありませんでした。
「段階的に地球を侵略していく地球外生命体の攻撃」という概要に興味を惹かれたのですが、序盤でほとんどの侵攻が終わり、なすすべなく人類の大半がやられていて凄くガッカリしました。その後の展開も微妙で先が読みやすく単純、序盤の侵攻シーンが一番盛り上がるところと言って差し支えないでしょう。
この内容であれば連続ドラマにして深堀りしたほうが面白くなる印象でした。
ずっとクロエ1人のサバイバルでも観てみたかったかも(^-^)
出演者によってか映像によっては好きじゃなかったかもしれませんが、第1波から第4波が迫力ありました(ダイジェストみたいなのが残念)! そういえばクロエとマイカ・モンローは『グレタ』で再共演してますね(^-^) マイカ・モンローはお尻を見られて怒る場面がありましたが、目の前にいたら見ちゃいますよ(笑)
ドラマで長々とやったほうが…
宇宙人vs人類の大好きなやつだけど、先が読める。軍隊怪しいな、とかお父さんやられちゃうだろうな、とかエヴァン怪しいな、等々…
サムが無事でよかったけど、続編ある様な終わり方。何も解決せず…中途半端すぎない?
災害系は迫力あるのに、最終的にやること小さくなってるなーとかアザーズのやることがほんとに地球とる気ある??って感じだった。
あとあの津波でよくみんな生きてたな…
ドラマでダラダラと中身深くしてやったほうが良さそう。
クロエ・グレース・モレッツに尽きる
映画の筋は分かるけど、第1波から第4波までの描写が雑なので、なんか締まらない感じ。ここまでにどこまで知恵とお金を掛けるかが肝心と思うが何かイマイチ。これが名作として記憶に残るかの分岐だった。さらに、第5波も「やっぱりね」的な面白くないオチで盛り上がりに欠けた。
結局、クロエ・グレース・モレッツ演じる健康的で前向きな主人公の生きざまに尽きる。
残念だが
テレビ欄から何となく気になって、録画してみてみた。
CGのレベルが良かったのか、大規模なCGの部分は自然にみる事ができたが、よく考えると、その他のシーンは、ほとんどお金がかかっていない。
軍隊は、やっぱりという感じ。
エイリアンの侵略の仕方が生ぬるい。
謎に振り回されるだけ
磁気嵐、大地震、パンデミックなど現実的な自然の脅威から人の内に潜む疑心暗鬼での殺し合いやナチスもどきなどまるでエイリアンは神であり天罰のような厄災を浴びせかける。なぜエイリアンはこんな回りくどい侵略法をとるのだろうか、プレデーターではないが右往左往、苦しむ人間たちを見て楽しむゲームオタクなのだろうか、描きたいものが深遠な脅威なのか作者のお遊びなのか理解に苦しむ。
クロエちゃんが理不尽な設定の中、健気に頑張るからかろうじて見ていられるが子供たちまで巻き込んで怖がらせたいだけのホラーもどき、お手上げです。さんざん振り回しておいて謎は謎のまま、いったい何を創りたかったのでしょう。
クロエさんごめんなさい
SF大好き人間の僕でもダメでした。。SF大好き過ぎるからダメなのか!?とか考えるのも無駄に思える。
ダメなレビューをする意味無いかもしれませんが、誰かの時間が無駄にならないようにと。。。
ちなみにキック・アスはもちろん大好きです!
謎のエイリアン飛来もの
地球外生命が地球に飛来し、時間をかけて包囲網を狭めて行き、外側と内側から人間共を殲滅しようとした。
しかし、地球を守る為に それを阻止するべく立ち上がった若者達のお話。
ほのかな思いを寄せる同級生の男の子や、弟を救出する道中で出会った青年との束の間の恋など、色々な要素を上手く盛り込み 飽きずに観られたけど、エイリアンも本当に地球を手に入れたいのか…その本気度が希薄だったかなと思う。
子供を戦士にしても、余り成果は望めなさそうな気もするし。
少年兵もイメージ悪いし…なんて思いながら、リンガー男前だなー(笑)とか。
エイリアンも野放しのままだし、エヴァンの生死も定かではないので、評価が良ければ続編もあるのかな…。
終盤やっとストーリーが始まった!!
誰と戦っているのか良く分からないし、ネトフリ映画レベルだと思います。終盤にやっとストーリーが始まった感じで、それまでは時間の無駄でした。
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自宅にて鑑賞。突如現れた“アザーズ”と呼ばれる侵略者との攻防を描くディザスター・サバイバル。『第9地区('09)』を彷彿させる画からテンポ良く進行するが徐々に失速し、続篇を匂わす締まりの悪いラストで終了。序盤の迫力はどこ吹く風なクライマックスの崩壊シーンもイマヒトツ。魅力的な設定が活かしきれず、尻すぼみな物語。『メイズ・ランナー('14~)』シリーズとは違い、どこでもモテモテの我儘な主人公に白馬に乗った王子様登場と云った都合良過ぎる展開が多く、ステロタイプな青春ものの醜さが際立っていた。45/100点。
・第一の波「暗黒(電磁波で電子機器を狂わせライフラインを寸断)」~第二の波「崩壊(地震と津波)」~第三の波「感染(鳥によりウイルスを拡散)」~第四の波「侵略(人に寄生)」と来て、タイトルにもなってる第五の波とは謂わば「洗脳」と云った処か……無慈悲だった“アザーズ”の攻撃がだんだんショボくなり、展開的に無理がある。このスケールダウンに気付けば、一気に興醒めしてしまう。
・一方的に仕掛けてくる“アザーズ”に対し、状況対応のみしか描かれず、人類側の反撃と云った描写も無く、ラストで受け身に徹した人類に希望が云々と高説を説かれても白けてしまう。続篇への布石か、L.シュレイバー演じるヒールの“ヴォーシュ”大佐、A.ローの“エヴァン・ウォーカー”の消息が不明な儘ラストを迎えてしまうフラストレーションのみが欝積するカタルシスを得られない幕引きだった。
・主演“キャシー・サリヴァン”のC.グレース・モレッツ、随分お姉さんになった印象だが、華奢な下半身に較べ上半身──特に肩から背中にかけての肉付きが気になった。映画として仕方が無いが、だいたい生きるか死ぬかの状況の中、着の身着の儘で飛び出し、最低限の持ち物で彷徨ってる筈(まして高校生役)なのに、ナチュラルメイクがバッチリなシーンが多かったのには、鼻白んでしまった。三度は読んだと云う原作のファンだと云う彼女のキャリアが疵付かない事を願うのみ。
・“リンガー”役のM.モンロー、ガーリッシュなティーン役の『ザ・ゲスト('14)』、どこにでもいそうだった『イット・フォローズ('14)』のヒロイン、『インデペンデンス・デイ: リサージェンス('16)』のパイロットであり、立派な父を持ちキャリアを重ねる高官役と最近、よく眼にする事に気付いた。本作の男勝りでクールな役柄にゴスっぽいメイクも佳かった。尚、原作でこの役は、黒い髪を持つアジア系と設定されている。亦、原作ではM.ベロ演じる“レズニック”軍曹が男性となっている。
・原作では、オハイオ州デイトンが舞台となっているが、大規模なロケの殆どはジョージア州メイコンで行われた。津波のシーンで破壊される都市は、マイアミ、バンコク、ロンドン、ニューヨークであるらしい。
・鑑賞日:2017年1月2日(月・振替休日)
フィフス・ウェイブに拍子抜け
最後の波にどっちらけ。
もっと圧倒的な波にしてよ。
彼らの目的が人類の殲滅なら回りくどいやり方しなけりゃいいのに。
という部分からして受け入れられなかった。
それでも礼儀として最後まで見たが、さらに裏切られた。
がっかり。
たっぷりクロエ
クロエ観たさに映画館へ。
ストーリーはやや陳腐だし今ひとつでしたが、そのストレスを上回るクロエのキュートさ。
たっぷりクロエを満喫しました。
津波シーンがあるのでトラウマのある方は観覧注意。
とにかくクロエが可愛かった。 内容としてはそんなに悪いと思わなかっ...
とにかくクロエが可愛かった。
内容としてはそんなに悪いと思わなかった
あまり期待していなかったのもあるけど
ただ4波,5波が何となく混同してたから分かりづらかった。
あともう少し迫力があるものだと思ってたから少し残念
でも主題歌はシーアのAliveだし、
トータルとして、なかなか楽しめました。
第5波
第1波から第4波まで強大な力で地球侵略、人類滅亡をしてきたのに最後のチリ払いで自滅させるってなんか物足りないというか……もっとほかの手段でキレイに掃除ができるんじゃないかって思った。
現実世界で同じことが起こったと思うと恐ろしく感じた。
クロエ・グレース・モレッツが可愛かった。
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