「パリは燃えているか?」パリよ、永遠に マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
パリは燃えているか?
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Brennt Paris ?
低予算ではあるが、
立派な「パリは燃えているか?」だと思う。
つくづく思うのは、大日本帝國の事。
大日本帝國の場合は
「生きてりょしゅうのはずかしめを受けず」と言う戦陣訓があった。我が亡父は1944年(?)3月10日の陸軍記念日に東條英機閣下の演説で「戦陣訓』を聞いたと威張っていた。付け加えて彼は「日本の独裁者だ」と言っていた。僕はその時、その言葉を鵜呑みにしたが、この戦陣訓は東條英機さんが考えた「訓示」ではないと言う事だ。いずれにしても、この訓示のお陰で日本の場合は、沢山の有望な人材がなくなっている。その中には沢山の民間人も含んでいる。
そして、1945年の陸軍記念日の3月10日に、東京は大空襲にあってしまう。
「東京よ、永遠に」
そして、敗戦後何年か後に、どんな理由なのか分からないが、この作戦を指揮をした「カーティス・ルメイ」に勲章を授けている。この映画の「コルティッツ将軍」も勲章を授かっているが、全く違った意味だと思う。少なくとも「虜囚の辱め」なんていう概念がないから、コルディッツ将軍は鼻高さんで勲章を受けただろうし、こんな言い訳見たいな映画まで作られている。僕はこれこそが日本人と西洋人の決定的な違いだと思っている。どちらが良いかは言うまでもなかろう。
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