ヴィンセントが教えてくれたことのレビュー・感想・評価
全101件中、61~80件目を表示
笑って泣ける映画でした
はじめの方は笑いを中心としたストーリーでしたが、途中からは登場人物の過去や抱えている問題を描いていて、最後の方は泣けてしまうというメリハリのついた映画でした。
ナオミ・ワッツが老けてて(@_@)!!
ストーリーと違うけど
まず ナオミ・ワッツの老けっぷりに驚き!!
ビル・マーレーは予想通りの安定
とにかく、オリバーが可愛い。
作品として少しもの足りなさはあるけど
程良い尺で、じんわり温かな
良作ではないかと思います。
期待通りだが少し物足りない
期待通りだが少し物足りない感じですね
くそおやじと言われているが、それほど?と。
この後の経済状況が気になります・・・
stとタイトルにあったので少し読めました。
邦題はやはり今ひとつですね。
少年が老人に教えたのではないでしょうか?
先日見に行ったが、思いも掛けず泣いてしまった(笑)最後の発表会で。...
先日見に行ったが、思いも掛けず泣いてしまった(笑)最後の発表会で。
映画の中身もなんだけど、映画の雰囲気が抜群に良かったと思った。エンドロールも良かった!エンドロールを最後まで観て帰ったのは久しぶりだった。周りの人も最後までみんな観てた。
話は先が読めそうなんだけど、そこで映画を評価するのは間違っていると思うので、星5つ☆たまに話が読めるからと映画の評価を下げる人がいるが、話が読めても良い映画というものは良いものだと改めて思った。
たまに流れてくる曲が良いと思ったのがあったので、また調べようと思います^ - ^
よくあるストーリーですが
じっくり見せてくれるいい映画でした。ヴィンセントは理由があってクズ野郎になったのでしょうが、これからは普通の爺さんになっていくのでしょうね。借金取りの件とか、娼婦との関係とかよくわからない点はありましたが、楽しめました。子役がよかったですね。
また、いい映画に出会ってしまった
よくいるアメリカのやさぐれおじいちゃんのヴィンセント、そのおじいちゃんがガンコで偏屈でイライラしてたのに、ストーリーが進むにつれ、彼の優しさだったりが見え出してσ(^_^;)
オリヴァーの最後のプレゼンテーションが素敵すぎました。(笑)
小学生のプレゼンテーションがあんなにウィットに富んだものになっていたなんて(≧∇≦)
最後に原題のセイント ヴィンセントの意味が分かった時、自分はすでに感動してました。
素直に観ないと損をする…
素直に観て、素直に泣かされて、ビル・マーレイはやっぱり凄い!と感じた一本。
個人的な好物だらけなので、贔屓目の加点あり。
正直どんでん返しも無い王道展開だし、ダメなものはやはりダメ。
けれどそもそもの「異物同士」、小さな理解と交流が大切だというテーマは、「グラン・トリノ」に通じるのではなかろうか。
幾分こちらの方が(かなり)食べやすくなっているけれど笑
脇を固めるメリッサ・マッカーシー、ナオミ・ワッツ。
そしてオリバーを演じる子役まで。
「演技ってなんだ?!」と再考せずにはいられない仕事ぶりと。
効果的なスローモーション(ココで?!も、ココで!も含め)を始めとする演出。
脚本に上手く盛り込まれた問題の数々のうまい見せ方。
そしてなにより…
やっぱり音楽の使い方が素晴らしい!
CLASH「I Fought The Law」、そして御大の「Shelter From The Storm」(コレはビル・マーレイの使い方と演出がズルい!笑)の爽快さ。
恥ずかしながら、この使い方それだけで涙が出てしまった。
モノの見方は多々あり、観る時点での観察者の状況に寄ってもそれは大きく変わるであろうけれど。
このような仕事を、素直に受け止められる心の状態は忘れたくないな…と痛感した作品。
クソジジイと少年のハートフルコメディ
内容は面白いんです!
ビル=マーレイのやんちゃな演技とか男の子の最後の演説シーンとか!
でもどっかで見たことある内容なのも事実。
特別この映画が凄いわけじゃない
なんか物足りない。
おじいちゃんと子供ってありがちですしね。
これ以上発展は難しいのかも…
ウォルター少年しかりカールじいさんしかり
だからもっとぶっとんでて欲しかった!
一番好きなシーンはエンドロール
かわいすぎる。
よく自分もやるので周りから見るとあんな感じなのかなとも思いました。
ほのぼのしたい時には是非!!
ヤラレタ!!(笑)
子供と老人と言う構図で、落ちは解っていたんだけど
ここまでとは〜〜
本当の優しさや本当の強さや
色んなモノを内包してるヴィンセントじいさん!
お金にセコいのも、ちゃんとそれなりの訳があって
ギリギリのところで人物像が破綻して無いところが
流石な脚本だな〜〜と思う。
『St. VINCENT』と言う原題に繋がる部分はちょっと
やり過ぎ感があったけど〜〜
その後の、
事情はそれぞれ違って、それぞれが問題も抱えているけれど
心が通じ合える人同士が、1つの食卓を囲んで補い合って生きる。
私の一番好きなパターン。
そこにあの子まで〜〜〜
ああ、ヤラレタ〜〜(涙)
破天荒なオッチャンと真面目な子供の物語。ユーモアある台詞に笑い、最...
破天荒なオッチャンと真面目な子供の物語。ユーモアある台詞に笑い、最後は感動する作品でした。最後のスピーチ、あの子は天才子役か!?
この映画こんな泣かせ方すんの!?の術中にはまって大粒の涙
あらすじを読んで涙・涙のお涙頂戴的な全面ハートフルムービーとは思う事なかれ。ちょいワルオヤジどころか超悪ジジィのロクデナシ、全編その展開が逆にユーモラス。こんな老後は迎えたくないと。でもどこかキュートな裏表は無いキャラに魅了され、ラストシーンは・・え!この映画こんな泣かせ方すんの!?の術中にはまって大粒の涙。アメリカで口コミで拡大したのがわかる、人生って!?を考えたい人にお薦めです。
St. VINCENTという タイトルに繋がる 秀悦なオチ。
昨年、全米でわずか4館の限定公開から、
口コミで2500スクリーンに拡大。
そして興収4400万ドルの
スマッシュヒットを記録して、
ゴールデン・グローブ賞に
作品賞と男優賞のWノミネート!
こんな材料がそろったら、
もう観に行くしかないよ。
ビル・マーレイは
「ロスト・イン・トランスレーション」以来
パッとしなかったけど、
キャリアは確かに重ねていたね。
少年とダメ老人がふれあう、
ヒューマン・コメディ。
よくある題材だし、
アメリカ人はこういうの好きなんだなぁ
なんてくらいにしか思ってなかったけど、
いやいやこれがかなりの名作だった。
久々に見るビルは、
すっかりじじいで
お腹も出てハゲちまってたよ。
朝から娼婦と遊び、
呑んだくれで、金もなく、
ギャンブラーで、
セコくて自分勝手なヴ老人ィンセント。
観客には
ちっとも共感できない
頑固でイヤミオヤジな主人公を、
等身大のように演じていく。
シングルマザーの
少年オリバーと絡んでも、
なりふり構わない。
けどじわじわと感じてくる
ヴィンセントの魅力が、
中盤から観客を引き込んでいく。
ここで描かれている人物は、
アメリカでよくいる人たちだ。
軍で活躍したのに、
今じゃ仕事もなく理解者もいない。
孤独に押しつぶされそうな
毎日を送っている老人。
旦那から逃げてきて、
働きづめなシングルマザーと、
何もかも悟っている少年。
そんな設定で
米国スライスオブライフの
切ないリアリティがせまってくる。
脇役の名演も、
映画の奥深さを作り出している。
ナオミワッツの、
妊娠した娼婦がうまい。
さすが演技派女優だ。
こんな汚れ役をきっちりこなすプロの仕事に、
ため息だよ。
少年役はなんとデビュー作なようだ。
難しい立ち位置の役柄を、
丁寧に演じていた。
大好きなテレンス・ハワードが、
チンピラ役で出てたのも嬉しかった。
50年代から80年代の、
ヒットチューンも素敵。
少年がいじめっ子を倒した時に流れた
ザ・クラッシュのI Fought the Lawはスカッとしたし、
ラストカットでの気ままな時間で、
ボブ・ディランの
Shelter From The Stormも良かった。
一貫してヴィンセントの
好きな曲という設定なんだろう。
演出のカメラ割りや構図も、
いろんなところで工夫されているし、
俯瞰カットが多いのも、
いいアクセントになっている。
最後の秀悦なオチで
「St. VINCENT」の
タイトルの意味が分かる。
やられたーという良い裏切りの後で
感動が押し寄せてくる。
この映画のビルも、
バードマンのマイケルキートンも、
同世代だけど、
自分をさらけ出した
素晴らしい演技をしてるなぁ。
ふたりの次回作が楽しみだよ。
全101件中、61~80件目を表示