「マーレーならでは」ヴィンセントが教えてくれたこと seegenさんの映画レビュー(感想・評価)
マーレーならでは
正直、あざとい。
駄目老人と真面目な少年のジェネレーションとカルチャーギャップを越えた友情映画という、ヒューマンコメディとしては、かなり王道の映画。
後半にかけてマーレー演じるヴィンセントの過去が明らかになり少年の心憎い演出でヴィンセントが心の救済を得るという部分も"ここが肝! 感動するところ!"という擦り方で、鼻につかないといえば嘘になる。
でも、マーレーを想定して描かれた脚本はドンピシャリで、どうしても憎めないし魅力的なキャラクターに仕上がっている。
その意味ではマーレーへの完全降伏で星をたくさん付けた映画です。
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