劇場公開日 2015年4月25日

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「親として」Mommy マミー クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0親として

2017年5月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

冒頭から画面が小さくて、「ワイド画面に対応してないのか?」とか思いながら観てたら、後々意図的な作りだと分かり、それや音楽の使い方も含めて非常に凝った作りの映画でした。今までであまり観た事のない演出多数で、話に入り込むより作りに驚く映画。
この映画はこれが売りなのかな。

話は所謂問題児の息子を抱えた母親の苦悩。そして国の制度に翻弄されていく母子。しかし母は強し。息子は母の愛情が冷めるのを心配しながら、母は息子を「特別な存在」と愛し、何とか自力で育てていこうと努める。

自分も親として、子どもへの愛は無限だ。冷めることはないと思う。しかしスティーブの様な問題児となった場合でもそれは言えるのか。それは誓うものではなくて、その時次第だと思う。でも、子どもがそれだけ間違った事をしても、親としては常に味方でありたいと思ってます。

クリストフ