モアナと伝説の海のレビュー・感想・評価
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作り手に敬意を評したい
スペクタクル、アクション、ファンタジー、アドベンチャー、全ての要素を網羅した、文句ない一本。
ただただ素晴らしいの一言に尽きる。
アナと雪の女王をどう超えるのか、と、やや構えて鑑賞したが、まったくの無駄な心配だった。
主人公モアナは、宮崎映画の前向きなヒロイン達と重なり、とても親近感を覚えた。
何より、美しい映像とキャラクターへの息の吹き込み方は感動そのもの、製作陣に敬意を評したい。
エンドロール序盤の見せ方も、シックでとても良かった。
一点だけ、マウイのやらかした過ちについては、物語の軸となる大切な部分だけに、もう少し丁寧に説明しても良かったのでは?と思うので、-0.5★。
美しい〓︎
実写のような、否それ以上の海の美しさに見とれ、モアナの可愛さに見とれ、ヨチヨチ歩き時代の二頭身に見とれ…(笑)。
そして、モアナの勇敢さ、根性、レベナント並に「よく生きてんなぁ」と思わせるほどのアクション、アナ雪にしても、最近のディズニーヒロインは強くなきゃ務まんないんですね。
時代を反映しながらも、古き良き時代の自然の大切さなんかも伝わる、お手本のようなアニメ、いやはやおみそれしましたm(_ _)m。
子供にも解る感動
先に観た「キングコング」がつまらなかったので、口直しにと観たのですが、それ以上の感動を味わえました。
深いテーマを秘めながらも、子供でも解る語り口はさすが!
大人を泣かせながら、子供をあやす事も忘れないディズニーアニメの神技に完敗です。大人として観たディズニーアニメの中では、個人的にはベストです。主題歌もまた素晴らしい!
引退すると言いつつ今もしがみつき、大人しか解らないアニメばかり描いてる何処ぞの頑固ジジイとは違う懐の深さを感じました。
お仕事に活かそう
ある程度片付くまで責任をもって取り組まないと、中途半端な状態で渡された者にとっては詳しいことも経緯もよく分からないから、良かれと思って始めたことでも迷惑な遺物になってしまうんだなと
…最後まで責任を持とうね
冒険ものが好きな人におすすめ
話は絵本みたいな感じでわかりやすい。冒険ものが好きな人には特におすすめ(^^)
出てくるキャラクターも個性的でかわいいし、映像もきれい。アナ雪より好きだなー。
余談だけど船の操縦できるのかっこいい!と思った。自分もできるようになりたい(笑)
古代ラピタ人と現代のアートワーク
ハワイの南に住むポリネシア人は、春の夜空に輝くアークトゥルス(ホクレア)という星を頼りに海を渡り、ハワイ諸島へと到達したと言われています。天体観測や海流観測で進路を導く航海術はポリネシア航法、スターナビゲーション等と呼ばれていて、彼らは、航路で必要な知識を"星の歌"とよばれるチャントにして記憶していたと伝えられています。
そのポリネシア人の源流とされるのがラピタ人。ラピタ人は人類史上初めて遠洋航海を行い、太平洋の島々に住み着いた民族です。ラピタ人の土器を見ると日本の弥生土器を彷彿とさせるフォルムで、もしかしたらラピタ人は日本人とも交流があったのではと空想を膨らませる事ができます。
さて、映画についてですが、なによりも映像が綺麗です。CGのテクスチャーがリアルで驚くシーンがいくつもありました。しかもシーン毎で印象的にアートワークを変化させており、キャラクターが突然、人形劇のような動きをしたりして、視覚的にずっとワクワクしっぱなしです。また、そのアートワークの一つ一つが素晴らしくて目が離せません。歌もキャッチーで、一緒に歌いたくなるような素敵な歌ばかり。キャラクターも魅力的でディズニー映画の中でもかなりのお気に入りになりました。
シナリオの展開も小気味よく見やすいものでしたが、個人的に心に響いたのが、冒頭で説明したようなポリネシア航法やラピタ文化のような生活を丁寧に描いていたことで、民族学的な興味を刺激されたことです。日本も島国なので海にまつわる神話や民話も口伝でいくつも残されており、そこから派生した空想もあるように思います。オカルト的な一説によるとムー大陸から流れ着いた民族が古代日本人や環太平洋の先住民なのでは!?と言われていますね。しかし、それらは本当に空想なのでしょうか。もしかすると、この物語もモアナの伝説ではなく、古代の史実だったのかもしれないなと思います。作中でモアナが御先祖様に思いを馳せたように、モアナは自分の先祖なのかもしれないと考える自分がいました。
本編では気になる所がなかった映画でしたが、エンドロールの歌は、加藤ミリヤさんの独特のグルーブ感を出すために日本語を日本語らしく歌わない手法が、この映画には向いていないように思います。主人公役の方の歌で良かったのではないでしょうか。
海の中にいるみたい
気持ちのいい王道ストーリー。だけど飽きさせない展開の早さで、常に見入ってしまいました。
映像もとても美しく、鑑賞後は心地よい気分になれました。
劇中に入る歌も多すぎず少なすぎず、綺麗な歌声にとても癒されました。(今回は日本語吹き替え版を鑑賞しました)
子どもから大人まで楽しめる素晴らしい映画だったと思います。
とにかく美しい
CGアニメの映像美が素晴らしい。海の中や南洋の島の自然や人々を実物以上に美しく表現している。人の動きや表情もオーバーではあるが、実に繊細である。細部へのこだわりによる美は、新海誠の作品や「この世界の片隅で」に通ずるが、CGによる迫力はまた次元の違うものだと思った。
「リトルマーメイド」の監督作品であるそうだが、モアナも、「リトルマーメイド」のアリエルと似ている。外の世界に憧れて、自分の意志で決断して、困難に立ち向かい成長しながら前へ進んでいく。話はスケールが大きく、神話の世界が現在によみがえるという感じである。モアナは勇気があり愛情も深く、無鉄砲でありながら思慮深いところもあるとても魅力的なヒロインになっている。
2回3回と繰り返し見ることによって新たな発見がある、そんな映画です。
自分探しの物語
午後から『モアナと伝説の海』観てきました。
ディズニーアニメで初のプリンセスロマンスがないヒロインのモアナ。モアナ自身のアイデンティティを見いだす物語です。
南の島、その島に遺る伝説。それは人類史の根幹、島から島へ海を渡り人間は世界に広がっていった事を伺えます。
太平洋諸島では自分がどこから来たのかを知ることに重きが置かれています。彼らは祖父母や層祖父母のこと、口伝を通じて、その系譜を何世代にもわたって遡り知っています。
無縁社会と云われる昨今。自身のルーツを知ることが、心の支えになるかもしれません。
モアナはこれからの女の子たちが憧れるディズニーヒロインに相応しいキ...
モアナはこれからの女の子たちが憧れるディズニーヒロインに相応しいキャラクターだと思いました。
さすが、ディズニーは時代を読んでいるというかなんというか…
モアナはもともと行動力のあるキャラですが、村の危機を救うためたった一人(+チキン)で旅立つ歴代のどのディズニーヒーローよりも勇敢な女性です。一応ある段階からはヒーロー役(?)のマウイと一緒に冒険しますが、半神半人のマウイにモアナが助けられる構図ばかりではなく、モアナもまた人間として無理のない範囲でマウイを助けながら進んで行く脚本は見事です。
これほどまでに平等ということに神経を尖らせたディズニー作品は無かったと思います。
曲や映像の美しさ、冒険のワクワクドキドキ感はもちろんですが、これからの“女性の生き方”を語る上で、1つのバイブルになりそうな作品です。
あと方々で言われてますが日本版のポスターは内容に全く合ってませんね。
ちょっと長い・・・
内容的にはこちらのほうが上質かもしれないが・・・
単純に比較するとSINGのほうが面白い気も。
ラスト手前で眠たくなった。
映像や歌は見事だが、やや冗長に感じた。
エンドロールも結構長い。
日本語スタッフもアナ雪の取って付けた感がなく、しっかり表記されている。
観るほどでないかもしれないが、エンドロールを含めて席を立たないことをお勧めする。
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