モアナと伝説の海のレビュー・感想・評価

いい歌だな〜

予告編をいい意味で裏切り、ガチの神話系冒険譚だった。
「選ばれた」ではなく、「選ぶ」
「ヒーロー（ヒロイン）になる」のではなく、「ヒーロー（ヒロイン）と呼ばれる」
これは、似て非なるものなのだと、明確に考えさせてくれる。
二アリーにして、ノンイコール。
ある意味『アナ雪』の否定。
ある意味『人魚姫』と地続き。

美術面も素晴らしい。
水の表現や、南国の植物と風景描写が繊細かつ緻密で、美しい。

キャラも絵も話も、最期まで楽しませてくれました。
エンディングテロップの後まで楽しませる「マーベル」方式も採用。
劇場で観るなら、明るくなるまで席を立たない方がよいですよ。

傑作だけど、さほど人は入らなかったか？
ある意味では、予告で人を呼べない詐欺というか、失敗してたというか。

（※TV地上波の放映があるらしいので、過去の自分のブログから転載）

かつての伝説を頼りに旅に出るんですが、イマイチ最終目標のイメージが湧きません。

補助線としてもう少し明確な目的を置いてくれないと。

ストーリーもしっかりしてて歌も楽しくて面白かった。

映像がきれいだったのと、うたがとてもよかったし、南国気分が味わえてよかった！けどストーリーいまいち！

これは是非 吹き替えでなく英語バージョンで見て欲しい。
アナと雪の女王は逆に日本語の方が良かったのと対照的。

とにかく歌がいい。
そしてモアナとマウイの掛け合いが楽しい。

なぜ、そんなに話題にならなかったのか不思議なほどの傑作。

ハワイのあの雰囲気、好きです。
それも含めてこの映画が好きです。
吹き替え版で見ましたが、歌はどれも良かったです。
ストーリーはそこまで上がり下がりがないので、
気軽に鑑賞でき、定期的に見たくなる作品でした。

シンプルに面白かった

モアナとマウイが徐々にお互いに心を許していく様子が見ていて面白かった。

伝承物語のようなストーリーにさほど目新しさは感じなかったが映像は美しく目を見張った！特に海。水の描写が美しかった。音楽も心に温かく響いて良かった。

音楽とシナリオがマッチしているので、気分がハイに！もう少しストーリー性が高ければとも思ったけど、十分楽しめた‼️

幾多の困難を乗り越えて様々な試練に助けを借りながら
目的を達成する主人公モアナ。この映画を見てると試練は自分を豊かに大きくしてくれる糧と前向きに捉えて行ける。つまづきそうな時にはこの映画を見てまた前に進めそう。

モアナの吹き替えの方が沖縄出身で良かった。

自分も沖縄生まれだから親近感を感じます。

　デミゴッドのマウイの声はドウェイン・ジョンソンだったか～。ずっとヴィン・ディーゼルだと想像して聞いていたが、似たようなもんか・・・

　海に選ばれた娘が“心”を元あった場所に返すなんて指輪物語の世界だと感じ、登場するマウイとか、巨大カニとか、溶岩の怪物とか、海洋ファンタジーを楽しめた。ひょっとしてマウイ島が誕生した伝説があるんじゃないかと思っていたら、ニュージーランドの方の伝説がモデルとなってるそうですね。火山という自然に対する英知を学んだということでしょうか、物語での使われ方がウマイです。

　CGアニメもここまで進化したんだと思うほど壮大で美しい映像。ヘイヘイなどお笑いキャラも上手く使って、ストーリーにも広がりを持たせてありました。冒険も終盤になると、テ・フィティとも対峙することになるのですが、これがまた『もののけ姫』のデイダラボッチを思い起こさせた。自然の恵みを与える神なんてところもテーマとして感じられました。

　モアナの冒険と成長物語としては良かったのです。ただ、マウイは孤島で1000年も何してたんだ？と、ずっと気になってたのに、答えは見当たらなかったのが残念。いくら半神とはいえ、心も荒んでしまうだろうし、これじゃゴミデッドになっちゃうよ・・・

歌も良かった。話としては、それ程たいしたことない。

映像が本当にキレイ！！さすがディズニーだなと！
ただよく内容はぱっとしなかったです

歌しかインパクトが無くて、ん〜〜とても残念！

さすがディズニー、さすがピクサーというか何というか。
映像の美しさは本当に素晴らしくて、特に水の描写には惚れ惚れするほど。
さらにストーリーも良く練られてるうえに含蓄に富んでいて…。
って、アラが見当たらないんだけど、逆に心に残りにくいかも。
ここまでCGとか映像表現が発達してしまうと、
アニメーションだからこそ、とか実写だからこそって何だろうと考えてしまった。
まぁキレイなことに違いはないし、良い作品だとは思うんですけどね。

ディズニーアニメ映画は、裏切らないし、映像は本当に美しく、実写以上のリアル感があります。

そして必ず逞しく、自分の進む道を切り拓いていく主人公とそれをサポートする相棒。
今回も正にその王道をいくディズニームービーでした。

おじさん1人で鑑賞するには、やや勇気もいりましたが、テンポある展開でそれなりに引き込まれました。

主人公が、男性キャラを恋仲ではなく相棒とする所や、なかなかマッチョであり、ミュージカル、海の水、濡れた髪の表現の繊細さと丁寧で良い映画でした。

好きな作品。

まずはじめに驚かされるのが水の表現。
非常にリアルで美しく、作り手の情熱を感じる。
おかげで内容に集中できたのだと思う。

2つ目に楽曲。
単純にいい曲が多くて何度でも聴きたくなる。
意外と日本語詞の方が伸びやかで、
雰囲気に合っていた。

そして内容。
モアナは期待に応えること、
マウイは賞賛されることで自身を認めてきた。
その2人が出会い、自己を見つめ直し、自らの衝動に従って道を選ぶ過程は、王道かもしれないがやはり見てて気持ちがいい。

目立つ作品ではないのかもしれないが、
個人的には今後も時々見たいと思う。