モアナと伝説の海のレビュー・感想・評価
全308件中、281~300件目を表示
表現が素晴らしい
吹き替え版を鑑賞。ミュージカル仕立てというところは「アナ雪」を彷彿とさせるが,率直に言って曲の水準や曲数はやや及んでいないという印象であった。複数いる作曲者には,アナ雪と被っている人が一人もいなかったので,音楽的な関連は全くないようだった。ディズニーは,アナ雪と同じ戦略で,予告編や TV CM での刷り込みに懸命だが,効果の方はイマイチという気がする。
しかし,映像の素晴らしさには度肝を抜かれた。アナ雪で最も感心したのは雪の質感であったが,本作では何より人物の頭髪の表現に目を奪われた。CG では,長い頭髪の表現は最も苦手とするところであり,アナもエルサも髪を束ねていたのは,髪の毛の表現に作業時間を割かれるのを減少させるためだったのだが,本作では,主人公はもとより,相手役のマウイまでが縮れた長髪で,二人とも,多くの場面で髪を束ねずに行動していて,髪の質感や動きが,キャラクターの動きが静かな場合も激しい場合も見事に描かれていたのには本当に関心した。もちろん,肝心な海の表現も息をのむほどであったが,個人的には髪の毛の表現に圧倒されて,そればかりを見てしまっていた。
脚本は,よく頑張っていたと思うが,モアナの父親は彼女の行動に反対するためだけにいるような違和感があるなど,やや不満なところもあった。あのまま,あの島から出ずに耐えたとしても,早晩悲劇的な結末を迎えることは目に見えていたはずである。しかし,映画の前半で貼った伏線がいくつもあり,それが後半で見事に回収されていく様は非常に爽快であった。例えば,最初の方で,幼い頃のモアナが孵ったばかりの亀の子を海まで無事に送り届ける場面があるが,両手に抱えて海まで運べば簡単そうなのに,彼女はそうせず,自分で歩く亀の上に傘をさして強い日光を避け,天敵の鳥類を追い払うという行動を見せる。これは,実は後半で海がモアナに対して示す態度に通じていて,「海に選ばれた」という割に,あまり海がモアナを助けてくれないという印象を受けるのだが,そうした姿勢を予め示しているらしいといったことである。話の全体像は,見事な冒険物語になっていた。
吹き替えを行なった日本人の声優はそれぞれ見事であった。モアナ役はオーディションで選ばれた無名の人だそうだが,実に見事な歌いぷりであった。今朝のテレビ番組で,アメリカ版の声優さんと二人でメインの歌をアカペラで歌って聴かせてくれたのだが,全く音程のブレなどがなく,オリジナルのアメリカ人歌手と全く引けを取らない実力は見事なものであった。マウイ役の尾上松也も歌の上手さにビックリさせられた。モアナの祖母役を演じた夏木マリも見事であった。
演出には,かなりジブリの影響が垣間見えた。暴走するカオナシや,ナウシカの巨神兵を彷彿とさせるシーンや,もののけ姫のシシ神を思わせるようなシーンもあったが,パクりというよりはリスペクトと見るべきだろうと思った。リアリティの演出という面では文句の付け所がなかった。エンドタイトル後におまけシーンがあるので,最後まで席を立たないようにとお薦めしたい。客席には子供の姿も多く,決して静かに見られる環境でなかったのがまた残念であった。
(映像5+脚本3+役者5+音楽4+演出5)×4= 88 点。
映像と歌が◎
美しい海、魅力的な女の子、冒険。
一度聞いたら思わず口ずさむ音楽。さすが。
ストーリーは分かりやすくて楽しんだけど、メッセージが最近のディズニー長編アニメーションの中では弱い、か、分かりにくい、ような気がして少し冗長に感じました。
けど見事な映像と音楽があれば、映画はもう最高なのであります。
個人的には、鮮やかな青色はいうまでもなく、鉛色の曇天を美しく描かれていたのがとても印象的でした。
マッドマックスオマージュには「こう来たか!」と笑いましたが、あの時が一番興奮したかも笑
モアナとマウイのやり取りは漫才。
海(水)と砂浜(砂)の描写が綺麗。
何かと(キャラ登場時や戦闘時など)歌うシーンが多くて少しウンザリした。(主題歌みたいな歌、劇中何回も歌うし。)
海賊が可愛かった。
モアナとマウイのやり取りは漫才。(イカダのシーン)
炎の巨人はおまえかよ、、、とビックリはしましたが、、、
なんか、1番最初と最後は「もののけ姫」を思い出させる作り。
大人のモアナが魅力的で無かったし、幼少期のモアナの方が可愛らしかったので幼少期をもう少し観たかった。
CG綺麗アニメなディズニー映画ですが、近年同じ様な映像(特に顔)ですし、他制作CGアニメも似たり寄ったりですので飽きてきた感があります。
シンデレラやピノキオなど童話を大切にしてきた昔ながらのアニメーションや、ミッキー(ファンタジア)&ドナルド(三人の騎士)などの昔ながらの人気キャラクターを使ったディズニーらしいCG要らずの長編アニメを希望しております。
作ってくれないかな、ディズニーさん。。。
私には、オリジナル度が無くごく普通の作品でした。
「アナと雪の女王」の方が好きです。
一番好きなディズニー映画になりました
好きなプリンセスはベルなのは変わらないけど
映像と音楽が素晴らしい
水の動き、海の動き
映画館のスクリーンで見ると鳥肌が立ちます
字幕版吹き替え版両方見ましたが
歌は字幕版、でも映画としてストーリーを楽しむなら吹き替え版をお勧めします
リンマニュエルミランダの音楽はラップのようなラテンのようなポリネシアンのような
あーリンの音楽だという仕上がり
大好きです
惹き込まれる映像美!
友達に誘われて初日に見に行きました。
特に期待していたわけではなかったのですが、想像以上によかったです!
とにかく映像が美しい!
ずっと見てられる海!
モアナの歌声の力強さ!
個人的に「アナ雪」超えしました!!
映画館で見てほしい映画です。
私がディズニーに求めてるのは、こうゆことなのです。 美しい映像と素...
私がディズニーに求めてるのは、こうゆことなのです。
美しい映像と素晴らしい音楽、生き生きした登場人物、冒険、未来、友情、大切なこと。
良かった!
アナ雪と比べると曲のインパクトやキャラの魅力は弱いけど、とても楽しめました。満足!マウイ良いね!
ここ数年観てきた映画の中で1番
始めから終わりまでずっと面白かったです。
モアナのたくましさに涙
マウイの優しい心に涙
おばあちゃんの生き様に涙
歌も気持ちを込めた歌詞に引き込まれ
時には笑いもあり
クライマックスは衝撃的で
本当に本当に最高でした!!
間違えない!
海の美しさはもう例えようもないほど。素晴らしい。
CGの技術が髪の質感や肌の柔かさにまで現れてる。
物語も神秘的なハワイの神話を幻想的に 輝きを加え素晴らしい出来映え。夢の中に連れて行ってくれます。モアナ、吹き替えにしてみたんだけど、尾上さん?歌舞伎の?違和感ゼロでした。
絵面は今まででいちばん好きかも。
かつては水をCGで描くのは難しい、って言われてた時代があるなんて。
海と緑と真っ青な空と、なんて素晴らしい美しい画面。そして今回もまた魅力的な主人公のモアナにチョットマヌケなニワトリ、そしてマウイにおばあちゃん。誰もがとっても輝いてます。
英語がわからない自分は吹き替え版がオススメ。歌詞もたっぷり堪能して作品の世界にひたってほしいです。
ただ…食料は?水は?って夢のない事思っちゃったのが悲しい…。
海に出よ
海に選ばれた少女が女神の心を返しに行く話
本作前の短編アニメ含め、終始笑いや感動、喜びであふれた作品だった。
冒頭、南国の島、平和でお気楽な生活、のどかで明るくて楽しそうな雰囲気が歌やキャラクターの演技でしっかりと伝わってきた。
島国ならでわの神話や島の長は山の頂上で石を積むしきたりがあったり、実際に取材などしたのだろうと思える文化的な要素なども知的好奇心を刺激してくれた。
ヨットで海を駆けるシーンも操縦やバランス取りなど詳しくはないが、しっかり作り込まれていたのではないだろうか。
モアナは外の世界に憧れて島から出たいと思っているが、村の次期長なため村を守ることを強要される。
保守的な親、革新的な子、この対立は世界共通なのだなと思った。
このテーマの決着をディズニーがどう表してくれるのかも物語を見ていく楽しみでもあった。
モアナの活発さや前向きな所もいいが、相棒のマウイもなかなかいいキャラクターだ。
自信家で自己中で目立ちたがり屋、そんな彼の過去や行動理由なども意外と深くとても魅力的。
入れ墨の中にいる小さい自分との掛け合いもアラジンのジニーを見ているようで楽しい。
もう一人の相棒である「海」はセリフも無ければ、表情も無く、何を考えているかまったくわからない。
モアナを選んだわりにあまり協力してくれないし、頼りがい無いと思ったが海とはそういうものなのかも知れない。
強いし優しい反面、怖いし融通が利かない、自然そのものなのだ。
モアナ、マウイ、海、の珍道裕は愉快でドキドキハラハラの連続で飽きることはない。
旅の途中、あきらかに「マッドマックス 怒りのデスロード」を思わせる展開になるのだが、ディズニーもマッドマックスが好きなんだなと実感したしうれしい演出だった。
敵役のカニの怪物や溶岩の悪魔との闘いも迫力満点だ、闘いの決着は予想がついてしまったがそれでも画的には見ごたえ十分だった。
最期はモアナもマウイも成長して未来に歩んでいく、べたな展開だが新たな島を見つけるために踏み出す姿勢は見ていた自分にも少し勇気を分けてくれた気がする。
南国の人々はのんびりした人々だと思っていたが、遠い祖先は島から島に旅をする勇敢な人々てあることを再確認するとともに、尊敬すべき人々だと思った。
アナと雪の女王ほどキャッチーな歌はないし、ズートピアほど人間社会の縮図にはなっていないが、自然と先祖と神々を称えて生きるモアナ達の生き方に心を揺さぶられるのは間違いないだろう。
たまには身の回りのモノに敬意をはらうように生活してみようかなと思った。
あまり関係ないが溶岩の悪魔テカーを見ていたらゲーム「スターフォックス64」に姿の似ているボスが出てくるのを思い出した。鑑賞後確認したらそれほど似てなかったけども・・・
溶岩魔人ってなんか男子心をくすぐるよね。
劇中セリフより
「大切なのは行く場所を知っていることだ」
進む方法、技術を持っていても目的地がないなら意味がない。
人生と言う名の大海原を進むには目標や目指す場所が必要だ、ただ進むのではなく目的をしっかり見つけて生活していこうと思う。
映像がキレイ
ディズニー作品は毎回映画館でみています。今回は予告で聞いた歌がとても良かったので公開初日に行きました。アレッシアカーラが歌うのが一番上手だと思います。
モアナの小さい頃、ブタがとても可愛く、鶏も面白いし海がアニメとは思えないほど美しく、引き込まれました。
ディズニーはどの作品も笑いあり、涙あり、最後ハッピーエンドなので安心して見れます。細部も精巧に作られていて丁寧さを感じます。アナの時よりも歌が多めだと思いました。
いつも思いますがディズニーは本当に金額を出す価値のある作品を作るなーと思います。
作品ごとの世界観があり、どれも素晴らしいですね
忙殺されて心を見失ってる大人たちへ
忙殺とは、心をなくすに等しい。
自然と村を思う純粋な気持ちと、マウイの出生の秘密と。女神はどこにいたのかと。
ラストをみて、すべてを知った時、心を取り戻すのは映画をみている貴方です。
全308件中、281~300件目を表示