ガガーリン 世界を変えた108分
劇場公開日 2014年12月20日
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面白い。見応えがあった。準主役として描かれた設計技師長セルゲイ・コロリョフと、ガガーリンの父が印象に残った。
純粋にロケットに関する話に終始してみていて、気が楽だったソ連だからもっと重苦しい雰囲気を覚悟したが、意外にフレッシュな映画でした序盤から発射に向かうので、ダレることもなく、途中途中で回想シーンが入り映画としてよくまとまっていたと思います。ヒロインも超可愛かったです。総じて、ロケットからSFと言う流れではなく、歴史と人間の心情にフォーカスを当てた映画だったと思います。最後の最後のナレーションを聞いて、少しがっかりしましたけど。
幸せ
興奮
今と比べるとなんと簡素な装備で宇宙に飛び立っているんだとびっくりする。米vsソはこんな所にも影響しており、安全性より時間との勝負って感じが否めない。それでもパイロットの情熱は高いんだよね~。今だったら直ぐに苦情もんでしょう。
ガガーリン平和の使者と日本語の横断幕が写った写真があった。まさかパラシュートで生身着陸とは思わずびっくり。ロシア映画っぽい質実剛健な作り。階級飛び級のくだりが2段落ちで笑えた。
ガガーリンの伝記映画としてはとてもわかりやすい映画なので、ガガーリンを知らない方でもここ映画でほぼ人物像がつかめると思います。
1961年、遂に人類は、猿や犬の後塵を拝したものの、宇宙を飛んだ。手塚治虫の世界が一つ現実になった。「地球は青かった」ガガーリンの有名な言葉だ。ソ連に先を越されたアメリカは地団太を踏んで悔しがり、月へは一番乗りするぞ、と誓ったかどうかは知らないけど。誰も経験していないことに挑戦するから、準備は大変でパイロットたちはよく耐えたものだ。中学一年だった私は新聞の大きな見出しだけ覚えている。
そのまんまですから、事実をストーリーにして上手く見せる、という映画です。このジャンル(偉人、史実)は、総じて「現実」を越えられないという大前提がありますから、期待通りといえばそうで、それ以上でもありません。だったらドキュメンタリーでいいのに、と言ってしまえばその通りではある。それでも、多くの人に見てもらえる題材ではあるでしょうし、これはこれで良いのではないでしょうか。
丁寧なようで面白くない印象的だったのは古い電子装置や機械類それは興味深かった描くのなら、帰還してから亡くなるまでが観たかったのは私だけ?
悲しい
知的
宇宙に行くような人は、隣の人をまず尊重する。いつも自分に素直で周囲に率直で明るくて前向きな人だと思った。映像も素晴らしく、宇宙からの景色や地上のさりげない情景に感動できる作品。
ただただ淡々とガガーリンの半生が描かれていました。1961年の有人初宇宙飛行の飛び立ちから帰還までに回想される半生模様。決して大げさに描くでもなく、スリル満点に描くでもなく美化されるわけでもなく、作られていました。家族がいるからこそ宇宙飛行なんて危険な任務は反対される時代。確かに、人類初のなんの確証事項もなければどれだけ不安な任務だったことか…。飛行シーンから大気圏突入シーン、着地シーンまで派手さはないけど吸い込まれる映像でした。
萌える
ドキュメンタリーじゃなくてソ連の劇映画。しかもかなりCGもある。目を凝らしてエンドロールを見たけどみんなロシア語の人名だったような?CGは外注してると思いきやもしや国産?かなりいい感じだった。アポロ13にも負けてない。物語は回想形式で正統派のプロパガンダだが随所に1950年代のロシアを感じられて面白い。物語より宇宙好きがディテールを楽しむ映画としてオススメだ。
映画の内容は、大変分かりやすかったです。ボストークの小窓から見える地球の姿も綺麗でした。ガガーリンが、最終候補に選ばれるまでの葛藤を、もう少し足した方が良かったかもしれません。久しぶりにロシア映画を見ましたが、ハリウッド映画に劣らない、いい作品でした。そういえば映画を見ながら、オネアミスの翼を思い出してました(^_^;)。
昔、「ライトスタッフ」というアメリカの宇宙開発を描いた映画を見て、えらく感動したのを思い出した。まさにこの映画は「ライトスタッフ」のソ連版である。「インターステラー」「ゼログラビティ」など宇宙をテーマにした映画は見慣れているが、この映画は真の宇宙開発を描いているので、妙な生々しさがある。セリフやタイトルロールの文字もロシア語なので、それもなかなか新鮮だ(そういえば「惑星ソラリス」なんて名作も過去にありました)。ガガーリンとゲルマンという二人の青年がなかなかの美男子でそれも良かった。お勧めです。
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