ナイトクローラーのレビュー・感想・評価
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大変考えさせられるね
主人公のやってることにはめちゃ共感できる。実際過激さこそ視聴者が最も求めるものであり、視聴率稼ぎ、そして金稼ぎにつながる。確かにこの映画を見てると、パパラッチの主人公がやりすぎだな(最後の相棒をわざと死なせるとか)と思うけど、実際ニュースでこういう過激な報道があったら見てしまうはず。報道がどこまで許されるのかを考えさせてくれるいい作品だ。
不倫のような映画。
セクシーなイカレポンチ
野心はあるがなかなか定職に就けない主人公が、事故現場の撮影をしTV会社にネタとして売り付け始める。
次第にスクープカメラマンとしての自分にのめり込んでゆく。
現場の写真を誰よりも早く撮ろうという熱意は次第にエスカレートし、モラルまでも犯すように…。
スリリングでどこかセクシー。どこまでもダークな主人公に惹きこまれます!
ラスト、面接に来た若い新入社員達に「僕は君たちに、出来ない事をやれとは言わないよ…」というシーンにはぞくっときました。
金を得、信頼を得、エスカレートする要求と野心。
常識が見えなくなっていくもそれをすんなり受け入れ「自分が1番!」というのを一貫して貫くようになっていく姿をカッコイイと思ってしまうのが悔しかったw
レネ・ルッソ演じるテレビ局のおばはんの身体を求めるのは若干理解が出来ませんが!!
ジェイク・ギレンホールの徹底的な役作りが見事にハマっていると思います。
是非観て欲しい1本です。間違いなく、ハズレではない。
歪な存在を生かすのは誰か
予め物語の概要は知った上で観賞したものの、ジェイク・ギレンホールの常に瞳孔が開いている様な顔がとても印象的で、とても不気味だった。
見ている最中はルイスの、人を人とも思わないサイコパスの様な振る舞いに恐怖心を抱いたものの、一度立ち返ってみれば、ルイスはただひたすらにこの職業で成り上がる為のストイックな努力をしているだけに見えてきて、実際ルイスは悪では無い気がするほど。
むしろ悪はルイスがのしあがれる社会、悲惨な映像ばかりを取り上げ、自分がのしあがるのに都合が良い報道を扇動するスタッフ、いや、それを(いくら見たくないと言う人がいたとは言え)見たいと潜在的に思い視聴してしまう視聴者=我々こそが悪をのさばらさせている原因なのでは、と思ってしまう。
思えばTV局の女性スタッフだって、本当にジャーナリストとしての誇りがあればルイスに屈することも無かったし、相棒も強盗犯の運転手を尾行する前の時点で金に釣られず警察に通報すれば生きられた訳で、感想を見れば「胸糞悪くなった」って感想の中に「アクションシーンが凄かった」って言うものがチラホラ見られるのもそういう事が望まれている社会を皮肉として描けた証拠なんじゃないかと思う。
作中では報道番組だったけれど、エンタメも大なり小なり同じ問題(アクション映画にはVFXや過激なスタントが無いと評価されにくかったり、アニメや漫画もエログロが過激になっていかないと人気が出ない風潮)を抱えている様に感じるし、そこに危機意識を持ったからこそアカデミー賞でノミネートされたのではないか。
ファンの贔屓目もありますが
テレビがダメになった理由
主人公(ジェイク・ギレンホール)は無職、くず鉄を盗んで小遣い稼ぎをしていた。
ある時、交通事故現場を取材し、映像をテレビ局に売りつける商売を知り、自分もできるとやり始める。
テレビ局の視聴率第一主義をうまく利用し、存在感を高めていく。
現在のテレビ放送の斜陽感は、この映画でうまく描かれており、日本の放送局はNHKも含め、何のために放送しているのか、自らを問い直す必要があるのでは。
100%嫌な奴
食う為とは言え、なかなか出来ることじゃない
●腐ってるわー。
眼力から漂う狂気
映画の初っ端から、主人公の目から漂う異様なまでに禍々しい狂気に引き込まれていく
これは主人公の策略なのか、単なる暴走なのか判断に迷うため、見ていてハラハラした
見終わった後は主人公への不信感はもうなくなっており、サクセスストーリーであったのだと気付いてしまう、そんな映画でした
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