「己を受け入れどこまでも愚直に歩むクズ」ナイトクローラー 雪村さんの映画レビュー(感想・評価)
己を受け入れどこまでも愚直に歩むクズ
ギレンホールの演技が光ってた。
ネットでかき集めた格言ばかり使う薄っぺらなクズ(ギレンホール)のサクセスストーリー。
根本的に歪んでる人間が成功していく様は胸糞悪いものだけど、その愚直さはどこまでもマスコミに適したようにも思えて、ただ感じ悪いだけの映画にはなっていない。
むしろ惹かれるものすらある。
報道も商売である以上、プロパガンダであり、そこに人の欲がある。
二重思考を経て、全てが偽善の上に成り立つ。
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