「トリジンということでしょうか?」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) ザッキさんの映画レビュー(感想・評価)
トリジンということでしょうか?
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マイケル・キートン、エドワード・ノートン久々に観た。トリジンとしてアタマがおかしくなって、それで、後半確定したのでしょうか。わかりにくい映画でした。現実と妄想が混ざり合う映画の文法は、現在完了進行形みたいなトンチのような表現と思います。ある程度意図したところに観客を誘導しての自由な見方というのが私は好きです。俺の作った映画を、観るお前が考えろ60%くらいは!といわれてるようです。
・誰しも、これ程大きな過去の栄光は持っているわけではない
・誰しも、嫁と別れてソコソコボインとは付き合えるわけではない
・誰しも、栄光を取り戻すためのチャンスが死ぬまでに巡ってくるわけではない
・誰しも、娘がマリファナやってるわけではない
・誰しも、トリジンと会話してるわけではない
落ちぶれる自分に再起が訪れることを
想像したりはするのは、理解できる。
ありえもしないことを映画にしたらアカン
ではなくて、共感のポイントが細かく
はまらなくて、気持ちが削がれて、
ラストシーンの結局お前が判断しろ
という監督のメッセージで冷めました。
総論賛成、各論反対
というような映画でした。
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