「観た後に何か考えるきっかけをくれる作品でした」アメリカン・スナイパー ikuさんの映画レビュー(感想・評価)
観た後に何か考えるきっかけをくれる作品でした
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長いと聞いていたが、そんなの関係無いくらい、終始緊張していた2時間強。
たかだか2年暗い前迄アメリカにいた実在の父親の物語。今の日本とあまりにかけ離れていて、受け入れるのに時間がかかりそう。
戦争は誰も幸せにしない、とか命が簡単に絶ちきられる描写や家族を愛するが故の主人公の愛国心等わかっているつもりだけど表面上でしかない理解な気がする。
淡々と描かれる戦場の描写に耳をつんざく爆音。スナイパーを捉えて狙撃する姿に何らかの達成感を感じる自分もいた。
床下に武器を隠しながら アメリカ兵と食事をする親父の気持ちを解らないわけがない。
本当の悪は何で正義は何か?
映画の最後は、想像通りだけど、それが事実である重さ。葬送歌のあとの無声エンディングは唯一無二の締めだった。好き嫌いではなく人に薦めたい作品でした。
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