「圧巻だった」アメリカン・スナイパー U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
圧巻だった
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2013年、2年前まで生きてた人の話である。
思想的にも、環境的にも今の僕らが対峙してる現実の話だ。
そして、彼はごくごく標準的なアメリカ人であった。そう思えた。
僕と同じ世代に生きた人の選択。
この映画には、なんの脚色もなくその部分が描かれてるような錯覚を覚える。
彼を取り巻く環境は、充分、非現実的である。
日本人の僕から見れば。
160人以上を射殺した伝説の狙撃手。
人を撃つという職業。
戦場への帰還。
日常への生還。
命の輪郭。
これらの感覚や感情は、全て現実である。
僕ではない誰かが抱き続けてるリアルである。
最後、無音のエンドロールがとても印象的だった。
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