劇場公開日 2015年2月21日

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「簡単に人が死ぬ。 簡単に人を殺す。 幼い子供がいようがいまいが残酷...」アメリカン・スナイパー 自由の座さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0簡単に人が死ぬ。 簡単に人を殺す。 幼い子供がいようがいまいが残酷...

2015年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

簡単に人が死ぬ。
簡単に人を殺す。
幼い子供がいようがいまいが残酷なやりとりを繰り広げる大人達。
まるで自分たちは命のやり取りをする戦場にはいないかのように、
ある者は軽口をたたき合い、あるものは家族の声が聞きたいからと電話をする。

でもおそらく描いているのは「戦争(戦場)ってこんなに異常
なんですよ。」という事ではないのですよね?
それ以外の何かなんですよね?
「戦争は人を壊す」という当たり前が、一人の男を追う形をとって描かれている、それ以上でも以下でもなかった。

160人も「敵の人間」を殺した人なので、亡くなれば
国民あげての弔いですか。
チャップリンの言葉が頭から消えませんでした。
「一人殺せば悪党で、百万人殺せば英雄だ」

一番私にキタところ。
無音のエンドロール。
「英雄視してないんだよね?監督?」とチラッと思った。

自由の座