「イースウッドが使命として撮った作品。」アメリカン・スナイパー HIROKICHIさんの映画レビュー(感想・評価)
イースウッドが使命として撮った作品。
人の分だけ正義があり、戦争に悪も正義も無い。
銃で力尽くで歴史を築いて来たアメリカ社会。
争いの出口が見えなくなった現在、人を撃てば自身の心も死んでゆく… そんなストーリーを軸に最終的には『自身が銃を捨てなければ戦いは終わらない』というメッセージを、改めてアメリカ国民に示した作品となっている気がします。
実話という事もあり、映画としてのエンターテインメント性は無く、個人的に映画に政治や争い事を求めていないので星の数が低いのですが、観る価値は星 4つはあると思います。
イースウッドの静かで熱い怒りが伝わって来る作品。
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