劇場公開日 2015年2月21日

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「戦場に英雄なんていない」アメリカン・スナイパー にゃんたさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0戦場に英雄なんていない

2016年4月25日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

クリント・イーストウッド作品だったので、ストーリー重視の傾向で作られているかと思えば、戦闘シーンにもかなり力が入っていることに、少し驚きました。器用な監督ですわ。

まず、映画のタブー的なことに触れて、現実のむごさを伝えるのが相変わらず、上手いなぁと…

更に、主人公が段々と戦争、戦闘マシーンへとなっていく姿が、何ともリアルでした。彼にとって、常に緊張感のある戦場で人を殺める事でしか、不安を解消することが出来なくなってしまったのでしょうか…

仲間を救っている分、相手を殺している。
殺した分だけ己の人間らしさも殺している様な印象を受けました。

重圧な映画でした。

因みに戦闘シーン好きな人も満足できると思います!(笑)

にゃんた