「イラク戦争で活躍した実在するスナイパーを、クリントイーストウッドが...」アメリカン・スナイパー nobe666さんの映画レビュー(感想・評価)
イラク戦争で活躍した実在するスナイパーを、クリントイーストウッドが...
イラク戦争で活躍した実在するスナイパーを、クリントイーストウッドが自伝を元に描いた作品。
クリス カイル
アメリカ史上最高の狙撃手と謳われた男
それはヒーローか
はたまた悪魔か
実話を元にしただけあって絵的な激しさはそこまでない
けれど心の葛藤という内面を丁寧に描写することによって、映像には表れない‘静’を纏った激しさを感じた
戦争は人を変える
と言ったもんだが
変わるのは
犠牲者の人生はもちろん
加害者であってもそれは同じこと
神経過敏になり
常に自らが戦場にいる感覚に苛まれ
人が変わってしまうようだ
英雄と謳われた男の末路
決して後味は良くない
最後に流れる当時の資料を見て
胸が熱くなった
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