「一瞬の輝き。しかし、国は殖産興業を求める」パレードへようこそ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
一瞬の輝き。しかし、国は殖産興業を求める
この頃のイギリスはイギリス史上最低と言える経済状況だった。
それを解決したのは残念ながらサッチャー政権であり、EU創設、経済自由化、そして移民流入だったのだ。
さて
僕の世代では、イギリスを『ゆりかごから墓場まで』と称していた。しかし混迷する経済を早急に回復させるには、その姿を改めなければならなかったのだ。
そう、経済を回復させる一番の特効薬とは、福祉や人件費を削る事なのだ。
やがて、めでたく、イギリス経済は復活したのだ。
だがしかし、病める姿で始まった21世紀は、その混迷を更に深め、イギリス経済をも再び闇に引き釣りこもうとしている。その大きな原因は、移民の流入、EUからの脱退、そして少子高齢化なのた。
さて、この映画での労働組合との共闘闘争は現在でも続いているのだろうか?
そもそも、エネルギー問題を理由に炭鉱は閉鎖されつづてた。つまり、直ぐにこの闘争自体は崩壊するのだ。
結果として、残念ながらLGBTが完全認知された状況とは言えない。
そして、相変わらず売春は合法である。
そう、男中心の社会は相変わらず続いていて、男と女の性差は、物理的女性不利の状況は今も続いているのだ。
一番の問題と思われている少子高齢化を経済で解決しようとすると、短絡的に経済に一番役立たないものを切ろうとする。それが近現代の合理的経世済民なのだ。
つまり、色々な弱い立場の人達を切り捨てようとすのだ。勿論、自国民(同じ民族だけ)の人口増加に繋がらない同性⭕️(物理的)は国家レベルでは好まれない。残念ながらね。
そして、最後に不要なのは『老人』って事さ。
かくして、絶滅危惧種ヤマトンチュは、プラン75を手に入れるのだ。
は!僕はその頃この世にはいないから
関係ないけどね。
殖産興業する事で国は富み、更に強兵する事で国を維持するって中2で習ったでしょ?