イニシエーション・ラブのレビュー・感想・評価
全108件中、101~108件目を表示
これで騙されるって嘘だろ・・・
原作未読で予告のみの知識で見に行きました。
まず、いきなり『映画のラストに驚きの結末が待っているので友達などに内緒にしてね』というメッセージが表示されます。
これは要らない。このメッセージのせいでこの映画が観客を騙す映画である事が冒頭で分かってしまいます。
監督は観客を騙したいんじゃないの?
なんでこんなメッセージ入れたの?
そして、肝心のトリックですが伏線を張りすぎて、映画の半分も行かないうちにトリックが分かってしまいました。
映画はsideAとsideBに分かれており、前田敦子演じるマユが同じ男性と付き合っている2年間の物語かと思いきや、最後の最後でsideAとsideBで出てきた男が鉢合わせになり、実は違う男性でした!というのがトリック(落ち)になります。
またsideAとsideBは実は同時進行なので、2年間ではなく1年間の出来事だったというのもトリックです。
ただ、伏線の張りすぎで早い人だとsideAの段階で落ちの予測ができてしまうと思います。
例えば、sideAのタッくんが飲み会の席で富士通に内定を貰ったと言っているのに、sideBでは慶徳ギフトとかいう会社に就職している。私はこの時点ですでに別人だと分かってしまいました・・・
更にsideAとsideBのタッくんが違う車に乗っていたり・・・
監督は本当に観客を騙すつもりで映画を撮ったんでしょうか?(笑)
ただ、トリックは幼稚で直ぐに分かってしまいましたが、80年代の名曲が良い場面で流れてきたり、内容自体もつまらないものではなく、トリックを除けば楽しめました。
演出が…
原作未読。
正直な感想を言えば面白くない映画だった。
演出というか作りが適当すぎて見てられなかった。
まず一番大事な仕掛けのシーン。
具体的にいうと、Side-AからSide-Bに切り替わるとき、
「君のために痩せる!」と宣言したデブたっくんが、次のシーンでは松田将太になっているというムリのある展開。
ここは、あのデブががんばって痩せてイケメンになった、ということをすんなりと受け取らせないと話が続かないはずなんだけど、あんな別人が出てきたら別の話が始まったとしか思えないし、実際俺はそう思った。
その後前田敦子と付き合っててたっくんと呼ばれるシーンが出てきたから「ああ、元彼の話なのかな」と思ってみてた。
実際、Side-Aで前田敦子には男がいる(いた)と思わせるシーンがあった(たっくんと言いかけて無理やりタックの話でごまかしたり、ルビーの指輪をしてたり)ので、すんなりそう思った。
てか、見た目はもちろん、車も大学の学部も違うのに、あだ名と彼女だけで同一人物と思わせるなんて無理があるにもほどがある。
途中で、二人を同一人物だと思わせようとしてるのか、と気づいたけど、最後の5分ですべてが覆るという謳い文句だったので、絶対それだけじゃないと思ってたのに。。。むしろ、あんなに違う二人が、本当は同一人物だった!というオチまであるかも?とか思ってた。バカだな俺。
あとは、場面場面の作りのチープさというか適当さが鼻についた。
なんかもうあんまり覚えてないけど、例えば前田敦子が産婦人科から出てくるシーン。
駐車場で松田将太が待ってるんだけど、うしろの柱に「○×産婦人科 駐車場」って書いた紙が貼ってあるの。ただそれだけで産婦人科の駐車場だってことを説明してるわけ。こんな手抜きの演出ある!?
そういう適当な演出があるかと思えば、東京で松田将太と木村文乃が入るホテルが蟹だったり、どうでもいいシャレ的な演出は力入れちゃってて、だんだん本気で見る気がなくなっちゃったよ…
よくできた恋愛ミステリー映画
乾くるみの恋愛ミステリーの映画化です。原作は叙述トリックを使った恋愛ミステリーなので、どのように映画化するのか興味がありましたが、意外と原作に忠実で、結末を映画的にして、原作よりわかりやすくなっています。原作を読んでいても、伏線や真相を踏まえた俳優の演技が興味深く、楽しめました。予告編を観てしまうと映画の最初でトリックが分かってしまうのでご注意を。
親切設計!
コレで「騙される」…のか?
ラストにすべて振り返るけど、「2回観る」人いるの、か?
原作と比べて映像もあるし、トリックは分かりやすくなってますね。
○「たっくん」別人(いくらなんでも、松田翔太にはならないよーw)
最初出て来たときから、「これ、どーなるんだ…」って、別の意味でハラハラしました。
○ルビーの指輪を目で確認できる(プレゼントという意味なら、失くしたものと「全く同じ」にはしないんじゃ?)
○物理専攻と数学科(原作って、こんなに言われてた?)
○「僕」と「俺」(一人称を直に耳で聞くと、やっぱ違うね)
…などなど。とっても親切設計になってます!
何よりも、前田敦子の「たっくん」や「じゃんっ」、最後のワンカット…堪能させていただきましたw さすが元AKBのセンターの人。あーいうカメラに向かってスマイルは慣れてるんでしょうねぇ。
あっちゃん、もっと評価されてもいい女優さんだと思います。
あのラストシーンは賛否分かれるところだと思いますが、堤監督がマユをどういうふうに思っているか…がよく分かりました(苦笑) 小悪魔キャラ押し! …あの場面であんなあどけない表情できる人いねーよ⁈
(私個人的には、マユは堕胎の時点で辰也を見限って、夕樹に乗り換えていたって解釈だったんで)
世代的にヽ(´▽`*)
いや~面白かった
いや~懐かしかった
懐かしがるには、少し早い気もするが…
世代的に、ドンピシャ!で
誠に、楽しめた作品でした。
あなたは、2回観る的フレーズも
解る気がしました。
私には世代的ものが…特に強く(ノ≧∇≦)ノ
加えて、新たな発見!!!!
主役である、たっくん役を演じた
松田翔太!
ではなく
森田甘露!その人です。
とても、いい味を出していました。
思わず、笑ってしまう
温かいほっこりした笑いを誘う演技で
良かったです。
どうやら、舞台を中心にやられている方のようです。
注目していきたいと思います。
どうやら、2回目も観ることになりそうです。
まんまと騙されました! もう一回観たいです(笑)
カッコいいのか、ダサいのか、80年代の雰囲気を懐かしみ、楽しむことができました。
ラブストーリーとしては、よくありがちな展開で、自分の恋愛体験とダブらせて観ることができました。
携帯電話が普及している現代ならこうもいかないだろう、トリックのために80年代の設定にしてあるのかと思いました。
最後、クライマックスに向けてのドキドキが高まったところでのタネ明かし。
原作未読の私は見事に騙されました。
以下、ネタバレになりそうです。
鑑賞前の方は、ご注意ください。
Side-A、Side-Bが時系列で並べられたけど、頭の中が整理されてません。
ルビーの指環ってどう廻ったんでしょう?
出来事の時期を確認するために、もう一回観たくなりました。
エンディングの80'S図鑑を楽しむなら、左側の座席の方が見やすいですね。
予告通り楽しめました
数年前に原作を読んでいたので、ストーリーはだいたい分かっていたのですが、それでも楽しめました。原作の本でもそうですが、映画の方も二度見ると、おそらく2回目は1回目とは違った感情で見てしまうと思います。この映画はいろんな角度から見ることで、より一層楽しめるということが、よく分かりました。映画を見終わったあとで、また原作も読みたくなりました。
予告って本当に難しいね
予告があれだけ挑戦的だと色々勘ぐって観てしまいます。
A面からB面に変わった時、子役が大人になるわけじゃないんたから、そんな変化するわけないよね、、、となると、、、
結果として時系列も落ちも想像通り過ぎました。
でも、あの予告だから観ようと思った訳で、ただの恋愛映画の様な予告では観てなかったでしょう。
全く前情報がなく観てれば、驚きと共に楽しめた作品だった思います。
全108件中、101~108件目を表示