イニシエーション・ラブのレビュー・感想・評価
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成功作。
最悪なネタバレ
大変遅ればせながら当時少々話題になったこの作品を見てみた。けども。
誰かが「どんでん返し」という最悪なネタバレの言葉を言わなくとも、冒頭部分にそれを仄めかすような注意喚起がポーンと出される。「この映画には秘密が隠されているから、劇場を出たら誰にも言わないでね」みたいな。それを言われた時点で誰でもおかしな点、隠されている秘密を探してしまうだろう。もし、視聴者がその隠されている秘密に気づいてしまったら?2時間を無駄にしてしまう。最後には「あーあ、やっぱりね」と。実際私はそうだった。最後の答え合わせでの私の心中は「え、知ってた」だ。というか隠されている秘密もさほど難しくないため、気づいてしまう人も多いだろう。
兎にも角にも冒頭の注意喚起は絶対に必要なかった。
煽られてなければ☆5でもよかった
「大どんでん返し」を冒頭から高らかにうたいあげてるんで、どう騙そうとしてるんだろう、という方に意識がいってしまいました。そしてテロップの書き方から「こういうことかな?」と思ったとおりの「大どんでん返し」で、「たいした騙しじゃないじゃん」と感じてしまいました。
「煽り」がなければ単純に「やられた~っ」って楽しめたと思います。
前田敦子のべた~っとしたキャラをはじめ、それぞれのキャラ設定はキチンと確立していて破綻してないし、80年代風味もてんこ盛りだし、映画としてはとても楽しかったので、そこが残念。
あと、あの時代の経験者の立場でいうと、劇中歌はその年の曲にしといてほしかったです。Yes-Noとか揺れるまなざしとか、「時代が全然違うじゃん!」と感じました。自分が選曲担当なら、曲のヒット年次も伏線にしちゃいます。
ともあれ、面白かったです。
勢い感じる80年代、起きるラブミスに一本取られる
騙される、らしい。誰に?いつ?そんなコピーが飛び交う。しかも、堂々と最初に「秘密を仕込んでます。」なんて…大丈夫?と思いながら、再生してみる。
時代は80年代。モノもヒトも勢いがあってなんとも楽しそう。そんな時代に落ちぶれたタッくんが主人公。Side-Aから、繭子ちゃんを演じる前田敦子がかなりハマっていて、疑念一つ感じさせない。どこまでも純真そうなのにな笑。チラチラと「騙されない…騙されない…」なんて思いながら、思いの外、テンポよくSide-Bへ。松田翔太のバブリーなスタイルと、カッとびスターレットがばちばち似合う。その、出来そうでダメな感じを美弥子演じる木村文乃に見破られてそうな…。恋愛的にはキザなのに、結局あっけらかんと騙された。つじつじに落ちていた伏線はちゃーんと聞いてはいたけど。
世界観もラブ×ミステリーな感じも、さらりと出しちゃう堤幸彦監督に脱帽。結局、まんまとやられましたとさ。笑
予想以上のおもしろさでした
原作が好き
原作を読んで随分経ってから、映画を鑑賞しましたが、
やっっっっぱり、映画より原作が好きー!
あの最後の2行で、えええ?と思わせてくれたあの感動、あのやられた感は、映画の世界でどのように表現してくれるのか、それだけを楽しみに観たのがいけませんでしたね、、、
映画しか見てない方には間違いなき面白い映画だと思います。なんだってー?って思わせてはくれるので。
でも、小説の感動は味わえなかったのが正直なところなので、ほんとは☆3くらいですが、辛口に0.5ひき、前田敦子さんの演技が好みでないので、さらに0.5ひきました。ごめんよ、あっちゃん。ただでさへあざとい空気まとってるあっちゃんが、この役をもっとあざとくしちゃってて、観るに耐えなかったの。
しかし男性ってやつは。
でも、だからこそ可愛くて仕方がないんですよねー。
ただし、世の女性はみんながみんな繭子や美弥子のようではありません。もちろんご存知だとは思いますけどね。
「2度観たくなる」か、悔しいから観ないぞ
タイトルなし(ネタバレ)
「この映画は2度見たくなる」
と冒頭のメッセージであるように2度見たくなるような映画でした。
私も騙された一人。あんな痩せてそうなるのか、でも役が変わっただけか。と違和感は感じていたものの、物語にはそのまま入り込めたものの、
確かに言われてみたら違和感はそのまま当てはまっていた。
物語には上記の大きな映画の面白さの本質があるものの私は別の角度でレビューしようと思う。
私が物語を見てて感じたのは、主人公が初め大切な彼女と感じた存在。それが地方に行って遠距離になり、愛が離れてしまったこと。それが他の誰かで埋めたものの、元カノの良さの本質に気づきそこに戻りたいと思っていること。
相手が自分と好きなほど、安心できるほど、相手をほっとく心情になってしまうのってなんでなんでしょうね。そして女の子は逆なんでしょうね。
その分では自分に重ねあってこの映画を鑑賞しました。
もちろん、ネタバレの要素においてはびっくりしてみる事ができました。
そしてやっぱり遊びは遊び慣れている人になり、結婚する人は誠実な人を選ぶんだなーと。
これは可愛い女の子であればあるほど、イニシーションラブなんだろうな。と。
それは、佐々木望であったり、蒼井優であったり、昔はイケメンでの恋愛をしていたと思いますが、結局結婚は誠実さなんだな。と。
色々思うことができました。面白かったです。
なるほど!
タイトルなし(ネタバレ)
原作既読でオチは知っているけどどう映像化したのか気になって見てみた。
なるほど、なかなかよくできてると思う。
ダイエットしたぐらいでこんなに顔まで変わらないだろって感じなんだけどそこは特に違和感なく受け入れられた。
映画の方は時間を遡って答え合わせ的なくだりがあるから原作よりも分かりやすいしこっちのラストの方が私は好きだな。
前田敦子の絶妙なぶりっ子加減も良い。
私は原作を知ってるからこそ逆に楽しめたけど予備知識無しだったとしたらどうかなあ…
どっちもどっちな結末。モヤモヤが残る
どんでん返しがいつ来るか来るかと裏読みしつつ
やはり一撃には驚いた。
けどどっちもどっちじゃないのー?
逆に新しいたっくんがいて救われたような気持ちになったのは私だけ?笑
展開もよくてさすが堤監督。
気楽に楽しめました。
まゆちゃんがどこまで天然か、想いはどこまで本物か、
推測の範囲でしかなく、原作の小説はどうなのかな、と
気になりました。
観た後あれこれ話すのには楽しい作品!
ラストどうなったか気になる
最後の5分で…的なキャッチコピーだったから、何が起きるか気にして観てたけど、全然気づかなかった。夕樹がダイエットを決断して、鈴木こと松田翔太のシーンに変わった時は、いや半年でイケメン化しすぎだろ!って笑ってたけど、それ以前に別人だったのね笑
マユこと前田あっちゃんはすごい清楚〜と思いきや、賢いビッチじゃん!
所々の違和感
原作を全く知らないので変な先入観なく観たんですが最初に登場した太ったたっくんと初めて食事に行った際に前田敦子が「たっく...」みたいな感じで慌ててとっさに服の話に切り替えたシーンでまず違和感。何故動揺したんだ?と思いましたが1分後には忘れてました。
そして松田翔太が登場し2人で買い物に行った際にまた違和感。前田敦子が買った服、あれ?太ったたっくんとデートした時着てなかった?
と思いつつ気のせいかと思いスルー。
最後のシーンでこの違和感が全て伏線で繋がった時は気持ちよかったです。
ラスト5分で覆るとか必ず騙されるみたいな謳い文句をしてるから何かあるんだろうなって疑いながら観てしまったんでそういうの一切なくただの80年代の恋物語みたいな感じで観てみたかった。多分もっと驚けただろうし。
ただあの謳い文句がなければ観なかったかもしれませんが笑
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