劇場版 神戸在住のレビュー・感想・評価
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神戸を思い出して涙してしまう感動映画
阪神・淡路大震災をテーマに、人間の出会いや別れを描いた本作。私自身、被災した当時の事を思い出しながら、強く生きる人々の成長や葛藤に心を打たれました。いつまでも自分の夢を追い続け、諦めずに叶えていきたくなる、そんな勇気をもらえる作品でした。
もう一度みたい映画
実はあるポスプロで試写を見て、勿論サンテレビでテレビ版、劇場版両方のオンエアを観た。だいぶん経って…昨日知り合った方が漫画のアフタヌーン連載時からのファンでシリーズ全てもっている。アメリカ留学時それを見て勇気づけされたとの話を聞き、DVDでもう一度、昨晩時間があったので観ました。
何故かこのおじさん気が付いたら涙を流していました。三度目なのだが、あんもちのおばさんの演技が凄く良い「あのマンションがあるとこに私らの家がありましてん…」そして、タイトルバックの神戸の景色が美しく希望があるように見えたのだが、昨夜は何故か寂しい感じられたのが良かったです。
神戸が好きになります。
美術系大学に進学した女子主人公が、神戸に住む事をキッカケに物語が進んでいく。
有名俳優があまり出ている話では無く、大それた話でもありませんが、神戸の魅力あり、美術系の魅力(自分も美術好きだから)がありでこの街に住んで観たいなと感じる部分が多々ありました。
「何かしろ人の役に立ちたい、悔いが残らない様に生きたい」がこの映画には込められている作品。
そこには、阪神大震災を乗り切った街の人間としての誇らしさがある。
当然、阪神大震災のネタがあった。
私は準直接、東日本大震災を経験した。
東日本大震災は阪神大震災の教訓があったからこそ、地震では大した被害は無かった。(あったのは教訓が風化した津波の方だった。)
近かったので被災地の大船渡、陸前高田、気仙沼を手伝った。
そこで夜居酒屋知り合ったボランティアの人達。
色々来てくださっていたのは、嬉しかった。
いち早く来てくださったのは、近県でも無く、神戸の方々だったのは今でも忘れない。(2番は大阪)
地元の大漁旗に神戸・大阪ボランティアさんの応援メッセージ記載は今でも忘れない。
最期の台詞「過去も未来も、喜びも哀しみも、軽やかに混じり合う優しい風が、神戸の街には吹いている」
若い人目線での街映画、好きになりました。
私はまだ神戸に行けてませんが、シーンにも映っていた「希望の灯」に行って観たいし、神戸の風を感じてみたいとつくづく思いました。
深い
ネトフリで視聴。
内容を知らずにライトな恋物語かなって思ったら、意外と中身が濃くて面白かった。
特に藤本泉が色々な人と知り合い、大震災のことを知り、また、大学に入るまでも自分の殻を破っていく姿は微笑ましくて、最後はホッコリする。
何だか忘れられない映画
シネ・リーブル神戸で最終日に観ました。
テレビドラマで非常に感動し、どうしてもどうしても劇場版が観たくてたまりませんでした。
震災経験者として震災をリアルに取り上げるのは苦しい部分もあり、風化させないためには必要でも辛いこともあり、でもこちらの作品はつかず離れず。これで良いのだと思います。
音楽が素晴らしかった。
こんなに作品に寄り添った音楽を聞いたのは久々でした。
神戸の街も普段歩いているはずの場所が別な輝きになっていて観ていて嬉しかった。
ドラマ版では割愛されたが、劇場版ではあった桂と日和さんの切ないシーンには思い出す度胸が苦しくなります。
まだ新長田や十三でもやってるみたいなので、もう一度、いやほんとなら何度でも観たい映画です。
自信をなくした全ての人へ。元気をもらえる爽やかヒューマンドラマ!!
【賛否両論チェック】
賛:自分に自信が持てない主人公が、周りの愛情や心動かされる芸術との出逢いで、少しずつ変わっていく様子に感動。
否:震災の話題自体はあまりメインではないので、その辺りの期待外れはありそう。展開も静かなので、眠くなるかも。
他人と上手く話せず、すぐに周りと比べてしまい、
「私なんて・・・」
が口癖の主人公が、
「君は君のままでイイんだよ。」
と言ってくれる人達に出逢い、少しずつ人間的に大きくなっていく様子に、思わず涙腺が緩くなります。個人的には、松尾貴史さん演じる、ゲイで元オペラ歌手の喫茶店のマスターの役がステキです(笑)。その反面、あまり震災自体をメインにしたお話ではないので、その辺り、
「想像していたものとは違った・・・」
という印象があるかも知れません。
とはいえ、途中で震災当時の実際の様子が流れたり、東日本大震災のことが出てきたりと、震災がお話とは切っても切れない存在であることもまた事実。大切なことを忘れないためにも、大切な人と是非ご覧になっていただきたい作品です。
神戸が舞台の物語
事前の印象では、もっとゴリゴリの震災と向き合う映画だと思っていたが、神戸を舞台に物語が進む中で、自然と震災の話も出てくる青春映画だった。
説教臭くなるのでもなく、多くを語り過ぎるでもなく、それでいてしっかりと描く、その伝え方が良いなと思った。
主人公を軸に4人の女子大生が登場するが、それぞれのキャラクターがとても魅力的だ。
また、仁科貴さん演じる早坂さんを見て、演技幅の広い役者だなと改めて思った。正直言って、映画を観ている時はあの人物が仁科貴さんだとは気付けなかった。
神戸在住になろかな…。
現在の神戸の街並みが素敵でした。
でも、素敵な街並みの背景には震災があり…。
多くを語ることなく、震災を感じさせる秀作に思います。
震災を知らない子供たちに伝えるには、この作品を観せてあげるのが良いかもね。
桂ちゃん、可愛くて大好きです。
多くを語ることウソくさく…
語らないでいると伝わらず…
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