博士と彼女のセオリーのレビュー・感想・評価
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博士と彼女のセオリー
エディの演技力
エディ・レッドメインが素晴らしい。
ALSを発症し、ついにはことばや身体表現を失ってもなお研究を続け、英国女王陛下に叙勲されるまでに至った学者スティーブンと妻・ジェーン。
彼ら夫婦の実話に基づいた作品。
まず、主演のエディ・レッドメインがすごかった。。
病気で体が思うように動かせない様子に加え、その上での各場面でのスティーブンの感情が伝わってくる表情。すごい役者さんだ。
そして笑顔がチャーミングですてきなのよね。
女性目線ではジェーンに感情移入してしまう。主にジェーンの目線で描かれてたのもあるけど。
なんて強いひとだろう。
「愛しているから」という理由でどこまで覚悟を決めて側にいられるか。その気持ちを見失わずに一緒にいられるか。
思わず自分に問いかけてしまったよね。
ストーリーの軸に恋愛感情にスポット当てた感があって(ふたりの心変わりの流れとか)、事実を元にしてるから仕方ないんだけど見たかったのはなんだかそこじゃないかな、というのが個人的な思い。
しかしスティーブンが病気を発祥する前の2人の花火のシーンや、ガーデンで2人がくるくる回るシーンの美しいこと。
ラストはふたりの出会い(この作品の学術的ことばを借りるならば「特異点」になるのかな)まで時間を遡らせて終わる、という演出がニクい。
ヒューマンラブストーリー(?)
ジュピターと全く違うエディ・レッドメインが此処に。
感動
感動した 涙が止まらなかった 愛した人が 段々体が動かなくなって ...
ニヤニヤメイン
物理学者を目指す青年スティーヴンホーキングとその半生を支えたジェーンワイルドの実在の人物を描いた伝記作品。
エディレッドメインの口角あげあげニヤニヤ演技が光り、アカデミー賞主演男優賞に選ばれた今作品(ポイントは間違いなくそこじゃない笑)
控えめな2人がある日訪れたパーティで目が合っただけでお互い意識し始め、良い雰囲気になるという絶対有り得ません!と断固抗議申し上げたいスタートだが、突然ALSを発症し、余命2年半と宣告されながらも宇宙の真理に近づこうとひたらす研究を続けるスティーヴンとそれを支えるジェーンの関係にすごく悲しさと切なさと愛を感じた。
伝記だからストーリーがどうとかは言わないし、結末はああだけど2人の決断が間違いだとかオカシイだとか難癖つけても意味がない。やはりエディレッドメインの演技をどう評価するかの作品だなと思う。
前半は優秀だがどこかズレている健康体の青年を快演。冒頭の自転車の漕ぎ方が危なっかしいかったけどあれは素かな?笑
後半はALSを発症してしまい、四肢どころか咀嚼も最後の方には会話も出来ないほどに体の自由が利かなくなってしまったホーキング氏を演じる。
この時の身振り手振りもなければ、喋りもない表情だけの演技に胸が詰まる。顔の筋肉が硬直しているのか笑った顔のままだが悔しそうな表情をしたり、ジェーンに負担をかけていることを気に病み、少しずつ彼女と距離を置こうとする演技を熱演。
迫真だとか鬼気迫るとかいろんな表現があるが彼のこの演技だけは形容し難い。とりあえず観て判断してもらいたい演技。素直にスゴイなぁと思った。
時期が時期だけにファンタビとスターウォーズの2016年2大主人公を演じる俳優たちの予習的作品にもなる笑。
フェシリティジョーンズが予想よりも可愛くてよかった!何様!
なんで涙が
演技力だけじゃない
まあまあ…
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