博士と彼女のセオリーのレビュー・感想・評価
全187件中、1~20件目を表示
An Uplifting Tale of Survival and Alternative Romance
Hawking was a bit of a pimp it turns out. No surprise, considering he was the modern master of the universe. Redmayne's performance of the transition into disability is admirable and deserving of its Oscar. These are interesting themes, but the film neglects sufficient layman's exploration into his mathematical work, risking his philosophical achievements as the results of soft-science revelation.
互いへの敬意が織り成す、唯一無二のラブストーリー
英国、ケンブリッジ。自然と文化に満ちたこの学術都市では数多くの天才たちが輩出されてきた。その中でもホーキング博士ほど身体の自由を失いながらしかし誰よりも伸びやかに、精神性の跳躍を繰り出した人は他にいまい。彼の半生を演じるレッドメインは期待の一枚も二枚も上をゆく極めて軽やかな存在感とチャーミングさで、この役を見事に演じ切った。そして本作のもう一つの軸となるのはフェリシティ・ジョーンズ。その「受け」の演技が揺るぎないからこそ、二人はその遠心力で映画の可能性をどこまでも遠くへ放つことができたのだろう。ミクロと宇宙を繋げ、神の存在を問いかけ、己の感情に素直であり続けた二人。そこには彼らにしか成しえない世界があり、彼らにしか下しえない決断があった。まさに二人だけのセオリー。とりわけお互いに対してずっと抱き続ける「敬意」は印象的だ。本作に触れることで、別れてもなお彼らが最良の関係性を大切に保ち続けている理由がわかった気がした。
営業代行と経営者の視点で読み解く人生の戦略
映画『博士と彼女のセオリー』は、世界的な物理学者スティーヴン・ホーキングと彼の最初の妻ジェーンとの出会いと葛藤を描いたヒューマンドラマだ。一見、物理学と愛の物語のように思えるが、経営者として観たとき、この作品は「限られたリソースの中で、いかに人生や仕事に価値を創造していくか」という本質的な問いを投げかけてくる。
ホーキングはALS(筋萎縮性側索硬化症)という病と共に生きながらも、世界に通用する理論を打ち立てた。その姿は、まるで人手不足や資金難など、限られた条件で成果を出さなければならない営業代行の現場にも通じる。思うように動けない体でも、彼は「伝える手段」を模索し続け、論文や発言を通して世界を動かした。営業代行もまた、クライアントの価値を自らの手と声で社会に届ける仕事であり、制限の中で最大の結果を出す戦略と姿勢が求められる。
ジェーンの存在も、経営における「支援者」や「伴走者」の大切さを象徴している。どんなに天才的な頭脳を持っていても、一人で突破するには限界がある。営業代行においても、社内外のパートナーと信頼関係を築き、互いの力を補完することが成果に直結する。
経営者としてこの映画を観ると、目に見えるスキルや資源だけでなく、「諦めない意思」と「支え合いの仕組み」が、いかに長期的な成果を生むのかを痛感する。人生にも事業にもセオリーはあるが、それを信じて歩み続ける姿勢こそが、真の成功を導く鍵なのだろう。
余命2年のはずが
大学で物理学を学ぶスティーヴンと文系のジェーンが恋に落ちるが間もなくスティーヴンはALSを発症し余命2年と宣告を受ける。
それでも結婚してスティーヴンと共に難病と戦い天才科学者を献身的に支えようとするジェーンだが3人の子育てもしながら体の動かないスティーヴンの世話は想像を絶する大変さでジェーンの笑顔が段々と無くなっていったのは納得した。途中ジョナサンが介入し不穏な空気が流れてきての三角関係はそれは仕方がないよと思える話だった。これが余命2年であれば全力で夫の支えになれたかもしれないが長生きできたのは良かったが予定よりも何十年も長く看護が続けば時間とともに気持ちも変わってしまうのは酷なようだがどうしようもない事だと思う。最後の字幕にスティーヴンは現在72歳で今も万物の理論を研究しているとあってビックリした。
予想外、良い意味で
題材からして感動を強要したり演技力を全面的に押し出したりする重苦しい類の作品では、とちょっと斜に構えて鑑賞に挑みました。が、その映像だったり音楽だったり文化の描写だったりがとても素晴らしく観終わった後に私が最も印象に残ったのが「英国の美しさ」でした。
勿論、ホーキング博士を演じたEレッドメインの演技が素晴らしく、素晴らしすぎるがゆえに演技を感じさせず嫌味もなくすんなり受け入れられたからだと思います。また誰もが知っている世界的な科学者であるホーキング博士の功績の部分にスポットを当てなかったのも良かったと思います。「実話を元にして…」とか抜きにして、きれいごとだけではない、リアルで素敵なドラマが描かれていました。そういえば、ホーキング博士、アメリカの人気TVドラマコメディーのビッグバンセオリーに何度か出演してましたよね。そのおちゃめな部分も劇中の博士のいたずらっぽい表情に垣間見れていたような気がして、勝手にほっこりしてしまいました。
ホーキング博士の半生
ホーキング博士の半生を前妻の目線で描いた作品です。
若き二人の純愛時代から時を経てそれぞれの道を選ぶまでが丁寧に描かれていました。
才気あふれる若者に突然つきつけられた余命宣告。
愛情を信じて難病と共に闘うことを決意する二人ですが、幸か不孝か当たり前というべきか、二人の人生には想定外の事が次々と起こります。
博士の業績が評価されて有名人となること、余命宣告を遥かに超えた二人の結婚生活…
お互いの喜びが喜びであった時代から、少しずつそれぞれの心が削られてゆき、それも互いを思いやるあまり抜き差しならない泥沼に踏み込んでしまったという苦しみが静かに描き出されます。
色々あったけれど、これまでの全てを肯定するラストの言葉に、きっと涙が止まらないと思います。
素晴らしいストーリー!
BSで録画視聴。
観たかった作品で、気になっていたが、
BSで放送される事を知り観た。
素晴らしいストーリーだった。
ホーキンス博士役のエディ・レッドメインの演技が素晴らしかった。
難病を抱えていた博士の役を見事にこなした。
色々、考えさせられる作品でもある。
観て良かった。
もっといい映画にできたのでは
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
回転
献身的な支え合う愛!!
献身的な愛
さすが。エディ・レッドメインの演技が光ります。 とてもリアルですご...
初々しい恋から結婚、離婚その間に多くの賞に輝き、3人の子供にも恵ま...
初々しい恋から結婚、離婚その間に多くの賞に輝き、3人の子供にも恵まれ、余命2年を見事に覆し成功した二人の物語。
実在人物の伝記物で調べてみると離婚した4年後、看護師のエレインと結婚し16年後、離婚している。
結婚生活は41年に上る。妻であり協力者であった二人がいたから結果として多くの賞を受賞することになったと思う。
諦めないことの大切さを教えてくれた反面、離婚したのはお互いのためであったろうけれど個人的には残念。
あまり暗く描かれてなかったので理解し合っていたのだろうとわかる。
凡人ではついて行けないような会話は少なめで、それでもホーキングの偉大さは十分に伝わった。
ホーキング自身もたくさんの賞を受賞しているがこの映画も多くの賞を獲得した。
「素晴らしい」という言葉以外に見つからない。
ただ、離婚だけが・・・それも2回とは・・・
全187件中、1~20件目を表示