博士と彼女のセオリーのレビュー・感想・評価
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演技力も凄いけど、自然なメイクに感動
エディ レッドメインの演技が自然過ぎて、ビックリしました。とくに、体をの筋肉が動かなくなって倒れ込むシーン。
顔をこわばらせることもないし、とにかく変な違和感もなく急にふっと倒れて頭をうちつけたあの演技に感動です。
あと、老いていくキャラクター達のメイク。
自然すぎて気づいたら皆年取ったなー、って凄いですよね。
ストーリーとしては…
個人的には辛かったな。
よく出来ている
ホーキング博士と彼の奥さんの話。
相対性理論やら量子論は、インターステラーでも出てきてちんぷんかんぷんだった覚えがあるが、今回もやはりちんぷんかんぷんだった…(こんなに頻繁に映画に出てくるのなら勉強しようかな)。
しかし!博士が病気を患ってから声を失うまでの心の葛藤が泣けて泣けて!
この作品の素晴らしいところは、そのような心の声を言葉に出していないところ。すべて表情や行動で表現している。
愛があれば何でも出来ると思われがちだが、恐らく愛だけではどうすることの出来ない非情な運命も存在するだろう。結果的に二人は別々の道を歩んで行くことになったみたいだが、結局のところ、ふたりは幸せだったのではないだろうか。
最後の最後、時間を遡っていく場面で心がぎゅっと痛くなった。
素敵な映画でした。、
THE 人間ドラマ
エディくんすごいね。あの「研究テーマを見つけるまでの、のめり込んで...
人間の脆さと強さと愛
英会話のイギリス人教師に薦められて、映画館で観ることができて良かった。DVDで家の小さな画面で観てたなら、ここまで心が揺さぶられただろうか…?やはり、どんな映画も映画館で見ると、心の深いところまで届く気がする。
博士の難しい話はピンとこなかったが、人を愛することで強くなれることや、愛するがゆえに、離れていくせつなさ。いろんな人間模様が描かれている。
実話ということで、ネットのメイキングを見た時、ホーキング博士とジェーンのお2人が、実際に撮影現場を仲良く訪れているのを見て心が温かくなった。
どんな人生でも、諦めずに生きていくことが大切だと心に刻みたい。
そして、博士の最後の言葉を、たくさんの人に見てもらいたい。
私も忘れないように、書き留めておくことにした。
切ない
トヴェイト
最後まで恋愛に視点を置いた単なる伝記映画だった。
病気や研究について取り立てて大きく取り上げるでもなく、二人の心情、というより妻の心情を主に描いた映画であった。
レッドメインの演技はさすがのオスカーウィナー演技だし、映像や演出も美しかった。
素敵な普通の伝記映画だった。
そう“最後”までは。
だがそれが、“最後の最後”の巻き戻しと宇宙をバックにしたエンドクレジットにより大傑作になってしまった。
その手法自体は別に目新しいわけではないが、この題材でこの演出をやられるのはズルい。思わず涙が出てしまった。
それにしても、これや「6才のボク」を押さえてオスカーを受賞したバードマンが本当に期待値マックスになってきたな。
セオリーはわかりませんでしたが、
ポイント鑑賞でタダ観。
滅多に行かない金曜日のレイトショーで見ました。
エディレッドメインがオスカーを獲ったことと、ワーキングタイトルが製作している位の前知識で観て来ました。
地味で誠実な作りの映画で好感を持ちました。
物理だか宇宙だか時間だかの話は、ど文系の私にはまったく解らず、時間の話と夫婦の話はリンクしてるのだと思いますがリンクして理解はできませんでした。
自分のアホさに悲しくなります…
夫婦の話も、喧嘩したりすれ違いにフォーカスしたりが少なく、ちょっとした表情などで亀裂が表現されていました。
愛し合って結婚はしたものの、愛だけでは続かないのですね。自分の研究への欲もあるし、普通の家庭への憧れもあるし、介護するだけじゃなくて労られたいし、妻に気を使わずアホもやりたい。なんかどっちの気持ちも分かる気がしてやるせなくなりました。
2人ではどうにもできない事態に打った手が、別の大人を家庭に介入してもらうことでしたが、男が来ればジェーンと惹かれあい、女が来ればスティーブンと惹かれ合う。そこでおこる嫉妬を押し殺して、潤滑性を得る生活。なんという皮肉。
結果、スティーブンとジェーンは別れを選びました。ジェーンとジョナサンは再婚したようです。
スティーブンも看護師と結婚したんでしょう。
スティーブンとジェーンは愛し合っていたでしょう、別れるときも。でもその愛は互いを縛りはしても楽にするものではなかった。ベストを尽くしたと言って泣く2人のシーンが印象的でした。
スティーブンが見つけたかった全てを説明する方程式と夫婦の物語とのリンクが読み取れていないので、作り手の想いは理解できず消化不良ですが、夫婦の物語だけを観たとしても、なかなか良かったです、という感じです。
現実の話
アカデミー主演男優賞!
エディ・レッドメインの名演技は絶対に観るべき!
主人公が科学者なので難しく感じる所もあるが、ジャンルはサイエンスよりもヒューマンドラマに近い。
最後の庭のシーンでジェーンと一緒に子供達を見つめるシーンがとても印象的で、思い出しただけでなんか泣けてくる。
この映画の象徴的なシーンだった。
ただ、また観たいかと聞かれたら、どーかなという感じ。
あまりにも綺麗に描き過ぎた感が否めない。
真実の物語。会話は難易度MAX
演技に拍手‼
難しかった
うん、
二人がであって結婚するまでは、よくある学生時代の「のり」を感じた。好きな人と辛いことを共有してそれを乗り越えたい、後のことだってどうにかなる的な、無鉄砲な愛の形だと思う。
それから結婚し、病状が重くなっても、ジェーンは献身的に彼を支えた。喜びは二人で共有した。
そして、別れる時もお互いを思い、思った、これも愛の形である。
誰に共感できるわけでもないし、理解し難いことだらけだった。
時間を経る中で変わっていく愛の形を見ることができた。やっぱり愛って不確かだし、信用ならないものだとおもった。
映画を見て心に響く何かを感じられるようになりたい。
共感できるわけでもないのに、すっと映画に引き込まれた。
自身にも持病があり、良い話に救われました。
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