「よく出来ている」博士と彼女のセオリー うえきんさんの映画レビュー(感想・評価)
よく出来ている
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ホーキング博士と彼の奥さんの話。
相対性理論やら量子論は、インターステラーでも出てきてちんぷんかんぷんだった覚えがあるが、今回もやはりちんぷんかんぷんだった…(こんなに頻繁に映画に出てくるのなら勉強しようかな)。
しかし!博士が病気を患ってから声を失うまでの心の葛藤が泣けて泣けて!
この作品の素晴らしいところは、そのような心の声を言葉に出していないところ。すべて表情や行動で表現している。
愛があれば何でも出来ると思われがちだが、恐らく愛だけではどうすることの出来ない非情な運命も存在するだろう。結果的に二人は別々の道を歩んで行くことになったみたいだが、結局のところ、ふたりは幸せだったのではないだろうか。
最後の最後、時間を遡っていく場面で心がぎゅっと痛くなった。
素敵な映画でした。、
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