「ジェーンの献身こそが」博士と彼女のセオリー 映画イノッチさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェーンの献身こそが
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ALSの彼と生きることを選んだ事や、想像を絶する日々の支えも
子育てと家事の両立も
全てが、そうそう簡単にできることではないのだけれど
医者からの生命維持装置を外す提案に「議論の余地はない」と
即座にNOをつきつけたこの女性がいなければ・・・
アメリカ公演での
「人間の努力にも 境界はありません
いかに不運な人生でも
何かやれることはあり、成功できるのです
命ある限り 希望があります」
との慈愛溢れるメッセージは
医者から余命2年と宣告されさじを投げられながらも
努力で勝ち取ってきた事実を思うと胸に響き染み入る
優生思想から抜け出せず世界の人口を減らすことだけを
使命とさえ捉えている大金持ちの輩に
この崇高な生き方を見よ!
この哲学に学べ! と叫びたい
それにしても、エディレッドメインは凄すぎる
今までにも全く違う数々の役を完璧にこなす彼
この作品では 大英帝国勲章!!!
彼の全作品をもう1度見たいと思う程だ
もちろんジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズも上手いのだけれど
上質な映画を観た後の考察は、人生をより深くする
幸せのひとときだ
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