「●リオで生きることのたくましさ。」トラッシュ! この街が輝く日まで うり坊033さんの映画レビュー(感想・評価)
●リオで生きることのたくましさ。
展開が割と早くて一気に観られる。がんばれ小僧たち。あー捕まるぞーってハラハラしながら。たまに見せる茶目っ気もよく、感情移入もしやすい。
舞台はリオのゴミ処理場。ゴミ拾いする少年たちが、エライものを拾ってまう。命まで狙われる。
これがリオの現実なのか。そう思うと、空恐ろしくもあり。国家権力という富裕層と最貧困層の少年たち。構図的にはこの対立。捨てる神あれば拾う神もあり。神父やボランティアも外国人てのもまた、ノーフューチャーな感じ。
少年たちは生きるのに必死だ。それだけに、命を狙われてまで彼らを突き動かす動機がイマイチ。
惜しい!まあ、それ言ったら話は終いなんだけどね。この現実をぶち壊すための戦い、と受けとろう。
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