劇場公開日 2015年8月28日

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「ド下ネタ全開。笑って泣けるR-15コメディ!!」テッド2 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ド下ネタ全開。笑って泣けるR-15コメディ!!

2015年8月30日
PCから投稿

泣ける

笑える

楽しい

【賛否両論チェック】
賛:振り切ったネタの数々で、ツボにはまれば笑いが止まらない。一方で、社会的マイノリティへの考え方に対する風刺や、何物にも代えがたい友情等、意外としっかりとしたテーマもある。
否:えげつない下ネタが非常に多く、苦手な人は極端に不快に感じるはず。前作の知識も、あった方がイイ。

 今回もR-15ですので、これでもかというくらい強烈な下ネタ・ドラッグネタが、次から次へと繰り出されます。笑いの好みに大きく左右されるかとは思いますが、苦手じゃない人はもう笑いが止まらないかと(笑)。
 また今回は、テッドが“物”として虐げられてしまう展開なので、“社会的弱者の存在”という意外にも重いテーマも絡んでいます。どんなに絶望的な状況でも、決して希望を失わずに戦おうとするその姿に、思わずグッとくるものがあります。
 そして何といっても、ジョンとテッドとの種を超えた友情も、しっかり描かれています。ラストのシーンは、不覚にも感動してしまいます(笑)。
 前作の知識もあった方が楽しめますので、是非復習をしてからの鑑賞をオススメします。

映画コーディネーター・門倉カド