96時間 レクイエムのレビュー・感想・評価
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とにかくつまらない!
疾走感ダウン&ミステリ風味ややアップな第3章
リーアム・ニーソンが最強のお父さんを演じるアクションシリーズ第3弾。今回はなんと主人公ブライアンの元妻
レノーアが殺され、ブライアンが警察に追われるという展開。
前作の努力は一体……といったツッコミはさておき……
前作『リベンジ』に引き続きミルズを憎むマフィアとの
報復合戦になるかと思いきや、実は完全な巻き込まれ型。
警察から逃走しながら、娘の身を守り、妻殺しの黒幕も探る……
1作目の疾走感は無いものの、物語としては3作中で
最も忙しいし凝っている。
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展開上、主な敵も警察になる訳だが、極悪非道な
マフィアを単身殲滅してきたブライアンおじさんなので、
そんじょそこらのポリスメンでは到底太刀打ちできない。
(それにしたって本作の警察は頭悪過ぎな気がするが)
そこに立ちはだかるのがフォレスト・ウィテカー演じる切れ者捜査官。
ブライアンの行動を予測し先回りできる唯一の男であり
(さすが元BAU)、ベーグル大好きおじさんでもある彼が、
物語のサスペンスを盛り上げるのに一役買っていた。
ところで本作一番の悪党だったスチュワートだが……あれ、
演じてたのって1作目からダグレイ・スコットでしたっけ?
登場時点ですでに悪さしてそうな越後屋フェイスなので(←コラ)
後半の展開も「ですよね~」くらいの反応だったが、
最後の最後のひとヒネリにはちょっと驚かされた。
ぉぉ、お前さん、そこまでゲスいとは……。
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難点は先にも挙げた疾走感の薄れ具合、
そして決着のあっけなさといった所だが、
それら以上に残念なのがアクション演出。
オリヴィエ・メガトン監督のアクション演出って
毎回せわしなくてあまり好きじゃない。
銃撃戦シーンは割と良いが、チェイスシーンになると
カメラブレ過ぎ+カット細か過ぎ+人物に寄り過ぎで、
主人公と敵との位置関係も分かりづらいし、その為
主人公がピンチなのかどうかすらも分かりづらい。
最も顕著なのは中盤のカーチェイスで、せっかく派手なシーンを
盛り込んでいるのに、何がどうなってるのかサッパリ
理解できないので迫力も感じられない。
それに、2度ほど「いやいやこれ絶対逃げるヒマ
無かったでしょ」というシーンがあるのもちょっとね。
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だがブライアンおじさんの無双っぷりや家族想いな所は
相変わらずステキ。娘の身を案じる所も、妻への想いを
滲ませる所もグッとくる。
ブライアンの元同僚たちが活躍する展開も嬉しいし、
このシリーズのキャラクター達が好きであれば
今回も満足の行く出来映えなのかな。
さて、邦題は『レクイエム』といういかにも最終作っぽい
タイトルが付けられているが、原題は『Taken3』。
なのでまだまだシリーズ続ける余地残してるんじゃ
ありませんかと思うがどうなるか。
次回はやっぱり『史上最強のお祖父ちゃん』という展開?
婿のジミー君も、次回は君がお父さんなので頑張れ。
<2015.01.11鑑賞>
リーアムニーソンかっこいい!
第三作目まできた96時間シリーズ
今作は時間制限なしでハラハラ感がなかったので残念
まぁこれ以上さらわれるわけにはいかないでしょう
ピーチとマリオみたいになるのも嫌だし
しかしあまり納得いかないのは
今までの作品であったような
犯人突き止めてから徐々に追い詰めていく
プロのやり方が見られなかったところ
に比べてフォレストウィティカーがいい!
追う側と追われる側のやりとりがもう少しあってもよかったかも
人気シリーズに止めを指した
リュックベッソン印の駄作。
あいかわらずタフで強いお父さん
3作の中で一番いい!
1作目や2作目を超えてアクションもストーリーも良かった。 マイルズはいつも刑事の上をいくし アクションは銃撃戦も肉弾戦もカーチェースもあって さすが、3作目になるとお金がかかってるw あと、出てくる車はアウディとかベンツとかポルシェとか どれもかっこいい。 2作目と同じ監督(オリヴィエ・メガトン)だけれど 2作目の改善点をすべて直してきていて リベンジを観て満足がいかなかった人も今回は絶対満足できると思う。 例えば、マイルズが弾が切れたら銃を交換してたり、 マイルズのお友達も今作でやっと活躍したり、 ストーリーも少し前作までとはかえてきてたりしている。 リアム・ニーソンの決め台詞もちゃんと入れてくれている。 前作までも好きだが、レクイエムが一番好きだ。 ただ、残念なのはパンフレットがないこと。 あればぜひ買いたかった。
ついにグランパ。
演技派リーアムをアクション親父に仕立てた快作の最終章。
これであの消耗品軍団への参加資格も十二分に得たところだが、
今作に至っては何が96時間なの?とますます主題からは遠のく。
それでもリーアム親父の活躍が観れればいいのだと腹をくくって
最後まで楽しむのが大正解。犯人コイツだろ!?と丸分かりして
しまうキャストの変更ってどうなのよと思いながら、ほとんどの
主演陣は変わらず続投、しかしファムケ、貴方また死んじゃうの?
そりゃないだろ的な役回りが多い彼女に申し訳ないが、でないと
親父が暴走し損ねるので仕方ない。とはいえ、娘人質の後半戦や
二転三転する犯人予測と裏腹に暴走率の盛り上がりの方は今一歩。
やっぱり親父も歳とったわね的な動きが多く、容赦ない振舞いも
さほどなくて終始素直。追跡者となるウィテカー刑事の安定感が
さらに安心度を増しちゃうから「アイツ撃たれるんじゃないか?」
っていう緊迫感もない。だって前作じゃ友人知人を急所を外して
バンバン撃ってたんだからね親父。あの無謀さはもう見られない。
とにかく真犯人を突き止め、元妻への復讐と娘の奪還あるのみ。
非常に分かりやすい展開と結末に、まぁこれでいいんだろうなと
思いながら、もう続編はダメか(てかムリかな?)という残念感と
初回の衝撃をまた味わいたくなる親父誕生記念シリーズの閉幕。
(まさかの続編、96時間/グランパ。っていうのだけはやめてね~)
リーアム親父の疾走感!
96時間ってタイトルが形骸化
96時間
闘うお父さん最終章
まぁ見れて良かったかな
アメリカらしい映画
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