黄金時代

解説

20世紀前半の中国で活動した夭逝の女性作家シャオ・ホンの激動の人生を、「ラスト、コーション」のタン・ウェイ主演で映画化した伝記ドラマ。中国東北部の黒竜江省で生まれたシャオ・ホンは、幼い頃に母親を亡くして暴力的な父親に引き取られ、祖父の教育を受けて成長していく。やがてその文才を評価されるようになった彼女は、作家のシャオ・ジュンと恋に落ち、魯迅ら有名作家たちと交流するようになっていく。共演に「北京ヴァイオリン」のワン・チーウェン。「桃さんのしあわせ」「客途秋恨」の女性監督アン・ホイがメガホンをとった。2014年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品。

2014年製作/179分/中国・香港合作
原題または英題:黄金時代 The Golden Era

スタッフ・キャスト

監督
脚本
リー・チアン
撮影
ワン・ユー
美術
チャオ・ハイ
音楽
エリー・マーシャル
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映画レビュー

5.0黄金時代

2014年11月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

東京映画祭、ワールド・フォーカス出品作品のため2回の上映でした。
当初、仕事の都合もあり初回のチケットのみを購入し鑑賞。映像、音響、編集ともに素晴らしい作品でした。3時間と長時間ですが時間を感じさせないクオリティです。原作、及び主人公を囲む文壇関係者の随筆等も読まずの観覧はやや失敗したと感じました。字幕を追うために入り込めない場面もあり、2回目は仕事前に朝から空席待ちの当日券をもとめに並び運よく関係者席の空席であると思われる見通しのよい席を確保でき、再度鑑賞。出演者の演技の細かな動き表情。冬の風鈴の物悲しさ。演出の素晴らしさにさらに感動しました。本来は6時間を3時間にまとめたとのこと、ディレクターズカット版を観たいですね。早い時期にDVD、ブルーレイ化し販売してもらえることを願います。まだまだ観たりません。奥深い名作です。

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ゆかたん