「映像美をつなぎとめるものの欠如」草原の実験 堂々庵さんの映画レビュー(感想・評価)
映像美をつなぎとめるものの欠如
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レビューにだまされた感が強い。
まるで「風が吹くとき」と同じテーマ。
ある程度の映像美は感じるのだが、その必然が映画の展開で見えてこない。
私たちはすでに見たことのある(イメージしたことのある)概念世界で映画を再評価しているにすぎない。
エンディングで太陽が昇りかけて沈んでいく映像を観て、「へ~、こんな見せ方するんだ!」と呆れてしまった。
最初っから最後まで、その路線で見せてくれたら良かったのにと思った。
タルコフスキーやマグリット・デュラスを想起して見に行って損しました。
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