劇場公開日 2015年9月26日

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草原の実験のレビュー・感想・評価

全33件中、1~20件目を表示

3.5事前に内容を知らないで鑑賞されることをお勧めします。

2023年9月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

難しい

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ウルフ

4.0なによりも雄弁に語りかける映像美。

2023年7月1日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

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レント

3.51986年大林宣彦制作の「野ゆき山ゆき海べゆき」を思い出した。 当...

2022年11月20日
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1986年大林宣彦制作の「野ゆき山ゆき海べゆき」を思い出した。
当時の鷲尾いさ子はこの主人公と同じような不思議な雰囲気を持つ美少女。
無言とまではいかないが無口だし、最後には原爆シーンもあるしで、
背景や流れが全く違う作品ではあるが「戦争」や「軍」に憤りを感じ、
雄弁でない主張をする両作品に同じ匂いを強く感じた。

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ビン棒

3.53.8 芸術系映画

2022年11月20日
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asa89

3.5徹底的沈黙を通じた視覚の復権

2022年10月27日
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本当に衝撃的なカットがいくつかあった。

一つは冒頭の飛行機のシーン。雲海を悠々と曳航しているかと思いきや、実は少女が塀の上に並べた綿が雲のように見えていただけだった。少女の他愛ない遊戯と撮影のトリックが、地上で静止している飛行機をあたかも舞い上がっているかのように見せていたのだ。この視覚に対する古典的な、それゆえむしろ鮮やかな裏切り。無声(この場合はセリフがないこと)という欠損を穴埋めできるだけの映像的魔力がこの映画にはあるんだぞ、ということがここで高らかに宣言されている。

もう一つは少女がサイドミラー越しに少年の姿を発見して微笑むシーン。そこでは言葉と文字の氾濫によって映画という媒体から久しく失われてしまっていた非言語的な幸福性が示現している。

思えば映画というものは、『ラ・シオタ駅への列車の到着』や『月世界旅行』といった黎明期の傑作を見ればわかる通り、視覚的な驚きを出発点として開始された一種の見世物だった。それがいつしか言葉を獲得し、思想を獲得し、やがて文芸へと成熟していった。

そして今や映画は言語なくしては成立しない境位にまで足を踏み込んでいるといっていい。いくら長回しを基調とした寡黙な映画であってもセリフがまったくないというのは極めて稀だ。そうした時代性の中で視覚的な驚き、すなわち「動き」の面白さを「無声」という極端な自己抑制を課してまで復権させようという本作の試みは面白い。

ただ、どれだけ本作が無声映画として傑出していようが、映画史という大局において今更有声映画と無声映画の地位が逆転することはおそらくない。草原の静謐の中で少しずつ丹念に丁寧に積み上げられてきた少女の生活がたった一発の爆弾によって簒奪されるさまには、あるいは昇りかけたかと思えば再び稜線に沈み込んでいく太陽には、さながらそうした諦観が反映されているような気がした。

とはいえ爆弾も太陽も絶望の表象としては少々凡庸な気もする。もう少し示唆の領域に踏み留まってもよかったんじゃないか。例えば爆弾投下の予兆として家のガラスにピシッと亀裂が走るシーンがあったが、あそこで映画を終わらせていたほうがむしろ受け手に手触りのある緊張を与えることができたんじゃないかと思う。

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因果

4.5何も語れない

2022年1月14日
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鑑賞方法:VOD

何も語れない。
映像が素晴らしく綺麗。幻想的。しかし、怖い。
自然では無かったのか?

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マサシ

3.070点

2020年1月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

寝られる

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コウセイ

3.5木っ端微塵のあとの虚無感

2019年2月26日
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鑑賞方法:映画館

怖い

悲しい

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REX

4.0きれい

2018年2月26日
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ロシア語の勉強に…と、思って何作かロシアの映画を借りてみたうちの一作‼︎‼︎

いつ、セリフが出てくるのかな⁇

と、思いながら見初めて、も、もしやこれは…‼︎‼︎ サイレントムービーなのか…!?
という感じでラストを迎えました(笑)

とにかく、きれい!
景色も家も、空の色も、なにもかも!
こんな美少女見たことない!惚れ惚れする美しさ。どこの国なのか知りたくて、説明を見たらカザフスタンだったんですね。

綾取り、久々にやりたくなった(笑)

そんなような映画でした。
あんな雰囲気の家、素敵だなあ。日本でああいう雰囲気のカフェがあったら絶対、入りたい、そわな味わいの家でした。

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ふー

4.0セリフ一切なし

2017年10月15日
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平和な日々を送る父と娘。
そして娘に恋をする2人の青年。
一切のセリフを排して描いた旧ソ連のカザフスタンで起きた実際の出来事に着想を得て作り上げた映画らしい。
ラストはスゴかった💦

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mami

5.0完璧

2017年1月22日
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言葉を失うくらい完璧。
ここまで素晴らしい映画を久々に見た。
傑作です。

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shankar

3.0タイトルと場所で…

2016年11月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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しんおすけ

4.0実験とはそういうことか・・

2016年11月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

何だか凄い映画だ。少しは状況の説明が欲しいものだとは思ったが、耐えて耐えてラストまで、あのヒロインのように。どなたかのレビューにあったように、冒頭のシーン見直してみた。そうかここはすでにエンディングだったのか。

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Sheeta

4.0草の海に咲く一輪の花

2016年11月18日
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感覚が研ぎ澄まされる演出と映像。すべてが美しく儚い。主演女優エレーナ・アンは草の海に咲いた可憐な一輪の花のよう。

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Bluebeatblues

4.0セリフはないけど引き付けられる

2016年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

カザフスタンの草原に住む父親と娘の素朴な日常生活に、何とも言えない不安感がザワザワと押し寄せてくる。
ラストへの予感はあったが、見せつけられるととても悲しい。
セリフは一切ないのだが、画面に釘付けになる。
娘役のエレーナ・アンは正統派美少女で強い印象を残す。

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いやよセブン

3.5オチ以上に、新星美少女スターの衝撃!

2016年5月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

萌える

2014年の東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞を受賞したロシア映画。
一切台詞ナシの意欲作。
ちょっと抵抗を感じてしまうかもしれないが、筋書きはシンプル。

広大な草原地帯。
そこで父と二人で暮らす娘。
彼女に恋した二人の青年。
一人の少女のドラマを淡々と綴る。

本作最大の魅力は何と言っても、主人公の少女エレーナ・アン。
何という超美少女!
よくぞ見つけたこの逸材!
日本にも橋本環奈ちゃんという超美少女が居るけど、このオーラ!
調べた所、ロシア人と韓国人のハーフらしく、白人にも東洋人にも見える不思議な佇まいはそれ故か。

そして、素晴らしく出来た娘!
寝ている父親の靴を脱がし、靴下を洗い、帽子を脱がせて枕を添える…。
可愛い上にこんな父親孝行だなんて、堪んねーぜ、コンチクショー!
それにしても、あんなブサメンな親父からよくこんな可愛い娘が産まれたもんだ…。

二人の青年は言わば真逆。
爽やかで面もまあまあの好青年風と、ぶっきらぼうでちょっと父親似の田舎青年風。
片や積極的で、片や不器用な優しさ。
女の子の恋心が揺れます。

本作、ただの人間叙事詩と思ったら大間違い。
衝撃のオチが!
冒頭シーンで早くも暗示し、「?」と思ったある雨の夜のシーンは伏線。
元々、ロシアで起きたある出来事が作品のモチーフ。
邦題「草原の実験」、原題「TEST」は、なるほど、そういう意味か…。

衝撃のラストは残酷でもあるが、詩情豊かな美しい映像と、新たなる美少女スター、エレーナ・アンの誕生に魅せられる。

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近大

5.0エレーナアン

2016年5月17日
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超絶美少女。2作目早く見たいが、活動してあるのであろうか?幸運な役者人生を切望します。
父方母国以外の露出が少ないのは、体制から何かの圧力とか…そのようなことがないようにも望みます。

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ham

4.0これぞ映画だ

2016年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

人の声は、時として自然の音をかき消す。
自然の音だけを我々に届けるこの映画は、人が自然の声の中で生きていることを感じさせる。
風の音。土の軋む音。息遣い。

これは全てラストにつながる。
人の声をも自然の声も掻き消される瞬間の姿。無音、沈黙。
それを描きたいがためにこの97分はあった。

エレーナ・アンの清廉さが、さらにこれを際立たせた。

昔々見た「風が吹くとき」を思い出した・・・・。

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critique_0102

5.0こりゃ凄い

2016年5月12日
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台詞無し
映像がキレイ
ラストの衝撃

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のりすけぇ

4.0The Test

2016年1月3日
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映画の登場人物たちは言葉で語ることができない運命が待っているからこそ、何も語らないのかもしれない。少なくともセリフの排除がただの実験的な映画のお遊びでないことは確かである。

原題は「испытание」で、試験・実験・試練の意味。英題は「The Test」とそのままになっている。邦題もシンプルで良いのではないか。原題からして最後のオチを隠そうとは製作者は考えていないのだろう。

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フェネック