六つの心
解説
「夜と霧」「二十四時間の情事」などで知られるフランスの名匠アラン・レネが、パリを舞台に6人の孤独な男女が織りなす日常を優しい眼差しで描き、ベネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞したヒューマンドラマ。年の離れた妹ガエルと一緒に暮らす不動産業の中年男性ティエリーは、同僚の女性シャルロットから借りた宗教番組の録画ビデオを見はじめるが、そこにはなんとシャルロットがストリップしている映像が映りこんでいた。一方、シャルロットに父親の介護を依頼しているバーテンダーのライオネルは勤め先のバーで、元軍人の無職男性ダンとその恋人ニコール、ダンを好きになってしまったガエルら、様々な人間模様を見つめていた。出演は「巴里の恋愛協奏曲」のサビーヌ・アゼマ、「愛してる、愛してない…」のイザベル・カレ、「息子の部屋」のラウラ・モランテほか。
2006年製作/125分/フランス
原題または英題:Coeurs
スタッフ・キャスト
- 監督
- アラン・レネ
- 原作
- アラン・エイクボーン
- 脚本
- ジャン=ミシェル・リブ
- 撮影
- エリック・ゴーティエ
- 編集
- エルベ・ド・ルーズ
- 音楽
- マーク・スノウ
受賞歴
第63回 ベネチア国際映画祭(2006年)
受賞
銀獅子賞(最優秀監督賞) | アラン・レネ |
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