劇場公開日 2016年3月12日

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家族はつらいよのレビュー・感想・評価

全87件中、21~40件目を表示

2.5たんたんと。

2017年5月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2回目だったのを忘れるくらい淡々と、、

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Keita

3.5現在では、家族は、いいことより悪いことの方が多い。家族はつらいのです。

2017年4月16日
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内容的には『東京家族』のメンバーによる山田監督の久しぶりのコメディー。

テーマは熟年離婚。テーマも題名もすごくいいと思う。

『東京家族』は小津安二郎監督の『東京物語』をリブートしていて、家族の崩壊みたいなものを描いてはいたけれど、やはり一昔前の雰囲気だった。

現在に当てはめて考えてみれば、そんな崩壊レベルでは済まないような気がする。

ラスト、主人公の平田周造が、ビデオで『東京物語』をしみじみと見ていたけれど、そういう意味なのではないのかな?

いろんな意味で格差が開いているせいか、少子高齢化のせいか、それとも将来に希望が持てず、不安だらけの世の中のせいか、離婚する人は一昔前と比べるとかなり増えた。

日本でも三組に一組は離婚するらしい。

中でも高年齢層の離婚率の増加は著しく、熟年離婚も珍しくなくなった。

それなのに世の中的には、まったく注目されていないし、めったにない特殊なレアケースで、とんでもないことのような雰囲気が支配している。

夫婦を扱った映画はたくさんあるのに、離婚を扱った映画はほとんどない。

すごく暗いテーマで、結果的にどうしようもない、救いようがないことになるので、映画では取り上げにくいのかもしれない。

そんな中、この映画はその辺に切り込んできているので、テーマ的にすごくいいと思う。

でも、やっぱりまともにはできないので、コメディーで、ということなのだろうと思った。

その点ではうまくいっていて、そんなに笑えるという程でもないけれど、そこそこ笑えて、惨い感じにならず、とても見やすかった。

だけど、書かないけど、最後がすごく気になっった。

あれはないと思う。

あれではこのテーマでやった意味がなくなってしまうし、面白みも深みもなくなってしまう。

続編ありき、シリーズありきで、今回はここまでということらしいのでやむおえないのかもしれないけれど、単独の映画としてはちょっと納得できない。

山田監督は家族がメインテーマなのだから、家族のいい部分ばかりではなく、暗くてどうしようもない部分もしっかり描いてほしいです。

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Push6700

1.5ほっこり観られる安心感

2017年3月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

数年ぶりに山田洋次作品を観たんだが、いいセリフはところどころあるものの説明がちょっと多いなぁという印象で、全体的に芝居がかってて監督の作品ってこんなのだったかな?と思ってしまった。またBGMの力に頼り過ぎの感もあって、強制的に誘導されてるようで多々違和感を覚えた。
過去の山田作品のオマージュも自ら取り入れていて、オールドファンにはほっこりさせてくれるシーンがいくつもある。良くも悪くも柔らかい温かみを感じられるのは山田洋次作品のいいところで、何か突出して得られる感情こそないが見終えた後の満足感は不思議なものがあった。

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キース@Keith

4.0言葉で伝える

2017年3月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

日頃思ってるけどなかなか伝えてない感謝や愛情表現。
言葉にして伝えることは大事なのは分かってるけど、それが難しい。

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上みちる

3.0分かる人には、わかるのかなあ。

2017年2月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「寅さんシリーズ」も「東京物語」も観ていない私には、どうも2時間ドラマ風に感じられました。

よかった点は。
橋爪功さんの怪演。こんなに弾けているというか、わがままっぷりは、昭和のお父さんですな。また吉行和子さん演じる奥さんの気持ちは、すっごーくわかる。些細な事なんだけど、「一枚一枚愛情がはがれていく」。女性は男性の点数を引き算で見ていきますから。

残念な点は。
橋爪さんが小津監督の「東京物語」を見ているシーンとか、林家正蔵さんのあのギャグとか。小ネタは結構あるんだけど、イマイチそれに乗り切れない。

チョイ役も豪華だし、タイトルデザインは横尾忠則さん。ま日本を代表する「山田洋次監督作品」ってことで、豪勢で懐かしい良き日本かな。

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ゆき@おうちの中の人

4.0タイトルデザインは横尾忠則

2017年2月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

東横線沿線が舞台
元住吉が出てきた
東京物語をみないと

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消されるので公開しない

4.0橋爪功がすんげーよ

2017年2月8日
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パワフルだけど計算されてるような
笑い方、喋り方なんだよなあ

こんな可愛い役の妻夫木初めてじゃないかい
声のトーンも変えてたなあ

あと蒼井優も邪魔しない感じでいい

この家族いいなあ
集まった時なんてスゴイ見入っちゃうもんなあ

ラストシーン、すきでした
感動しました

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JYARI

4.0思い当たること多し

2017年2月5日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

おじいちゃん(橋爪功)、おばあちゃん(吉行和子 )、長男(西村雅彦)とお嫁さん(夏川結衣 )に孫二人、独身の次男(妻夫木聡)の七人が一つ屋根で暮らしている。
長女(中嶋朋子)は結婚し外に出ているが、夫(林家正蔵)は無職で髪結いの亭主状態。
次男には結婚相手(蒼井優)がいて、家を出ようとしている。
さて、おばあちゃんがおじいちゃんに離婚を言い出したことで、波乱が起きる。
家族の会話には思い当たることが多く、クスクス笑いが止まらない。
今回も要は次男の結婚相手だ。

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いやよセブン

4.0これぞ山田洋次&松竹ブランドの喜劇映画

2017年1月25日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

怖い

今の時代、こう言う映画を世に送り出せるのは、もはや山田洋次監督だけでしょうね。
まあはっきり言って古臭いです、今の時代を描いても思いっ切り昭和テイスト、でもこの懐かしい感じがたまらなく良かったりもするんですよね。
誰も作ろうとしない古臭さ、いや、誰も作れない古臭さ、最近はなかなかこう言う映画にはお目にかかれないから、逆に新鮮な気持ちで見ることができて、予想以上に楽しめました。
これはまさしくコメディ映画ではなく喜劇映画でしたね、何の情報もなく見ても山田作品だと分かるこの安心感、ご高齢ですがまだまだ山田洋次監督には頑張ってもらいたいです。

「東京家族」と同じキャストで真逆のような内容の映画を作ったのも面白い試みだったと思いました。
正直最初は若干混乱しましたけど・・・。
しかし時代錯誤と言えるリアリティのない演出と、一方で妙にリアリティのある家族の言い争いの、絶妙なアンサンブルがとにかく素晴らしかったです。
今の時代こんなことする人いないよ的シーンが大多数の中で、そこで繰り広げられている家族の会話・言い争いの内容は妙にリアル、と言うかまあ昔からこれが普遍的な家族の構図だったりもするんでしょうけどね。

それにしても橋爪功が演じたお父さんが典型的な昭和のオヤジ過ぎて相当ツボでしたよ!素晴らしい演技でした。
私の父も電話で必ず「あぁ~俺だ」と言って電話かけて来るので、冒頭からツボ、靴下を投げっ放しなのも同じだったし(今も変わってないらしい)、そんな昭和オヤジあるあるの中で熟年離婚問題が起こるのは、我が身にも降りかかってきそうで他人事には思えず、クスクス笑いながらもどこかいろいろなことを考えさせられながら、思いっ切り山田ワールドを満喫することができました。

家族とは言えども、やっぱり言葉にしないと伝わらないことってありますもんね、こんな風に言い合える、言い争えるのは、悪いことじゃない、何だかんだで運命共同体、悪いこともあるけど、やっぱり家族っていいものだなと改めて再認識させられた映画でした、最後はややご都合主義すぎた部分もありましたけどね。
この一家がどうなって行くのか、続編も製作されたようなので、またどんな騒動が起きるのかそちらも楽しみです。
ところであの鰻重はどうしたのかな・・・食べたい・・・。

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スペランカー

3.0どことなくリアルな世界観

2016年9月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

見終わった後、近所の奥様から話を聞いた感覚だった。これはリアルなのか?そう思わせる作品だった。

ところどころ出てくる天然キャラに笑わせられる場面もあり、山田洋次監督らしい一面もとてもよかった。

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Nさん

4.0楽しめました

2016年8月31日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

普段コメディは観ないのですが観賞券が当たったので夫婦で観に行きました 妻の気持ちあるある そうなんだよね〜としみじみ ちょっとした言葉や態度が絆を強めたり壊したり 幅広い世代に観てもらって家族や夫婦のあり方を考えてほしい作品です

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ニジイロ

4.0東京家族とキャスト一緒

2016年8月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

幸せ

ちょっと息抜きに観るには丁度良い佳作。
3世代家族で暮らす家族の長年の不満がまとめて飛び出すコメディ。
近年の山田監督作品に出演した俳優をかき集めて作られてるから勿体ないくらい(笑)

熟年離婚を切り出した母親を皮切りに、家族同士の言いたいことが出た末に父親が倒れそこから家族を考えるようになる。
ストーリーだけ追うと王道の喜劇。
特に目新しさはないが故に、安心して観ていられる(笑)
脇役も豪華で笹野高史の警備員、ディアドクターのニセ医者姿を思い出す医師役の鶴瓶、似合わない探偵の小林稔侍、安定の呑み屋の女将さん風吹ジュン。
ラストに見ているTVが『東京物語』で分かりやすいパロディが一杯。
抑えぎみの演出をどうみるか?その人次第とは思うが、私は意外に楽しめたです。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.0我慢したり喧嘩したりしても仲の良い家族だった

2016年8月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑えるところは沢山有ったけど、最後は予定調和で少しモヤっとした。
いろいろ不満や問題が有っても全て飲み込んで、我慢したり喧嘩したりしながらも一緒に暮らすのが家族なのかもしれない。自分勝手なことを言いながらも、ちゃんと家族のために家族会議したり予定を取り止めたりして、仲の良い家族だった。

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有無

4.0これぞ『喜劇』というのだろうな。 役者が生き生きしていて面白く、そ...

2016年8月9日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

これぞ『喜劇』というのだろうな。
役者が生き生きしていて面白く、それぞれの個性がハッキリしているので見やすかった。

ストーリーはただの内輪もめと言ってしまえばそれまでだが、現実の枠を飛び出さないのもまた良し。
役者の魅力を味わいながら観ていると、あっと言う間に話が進んで無事エンド。
まるで舞台を観ているようにも感じた。

私にはなぜか寅さんの面白さがわからないのだが、この映画は楽しめた。
逆の感想が多いようだが、好みの問題なのだろう。

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Arco

3.0お暇なら

2016年8月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

「東京家族」出演者を起用したコメディー作品。
わざわざ、劇場で公開するような作品ではありません。
山田監督の耄碌さが伝わります。
楽しみにしていたのに残念な内容です。

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ひぃちゃん

3.5喜劇 家族はつらいよ

2016年8月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

「男はつらいよ」以来となる本格山田喜劇。
あれ? 寅さんのすぐ後に「虹をつかむ男」って無かったっけ?…と、まあ、それは暗黙の了解という事で(^^;
本格喜劇と言ってもいつも必ずユーモアがあるのが山田作品なので特別久し振りという気はしなかったが、見て納得、確かにこれは久し振りの山田喜劇だ!

ある老夫婦の熟年離婚と振り回される家族のてんやわんや。
最初から最後まで、ちょっと惚けた、ついクスッとなるような、ベタでもあるような笑いの盛り合わせ。
自身の代表作を彷彿…と言うかそのものスバリのタイトルからも窺い知れる。
勿論、山田作品に一貫している家族を見つめたドラマも根底にしっかりとあるが、割合的に約7:3で笑いの要素が強い。
例えば、義父がオレオレ詐欺に間違えられる冒頭なんて、きっとニュースで見ててこれは笑いに使える!…と山田監督の悪戯小僧な部分が何だか見えて可笑しかった。
今の世だから抑えられているものの、寅さん時代だったらもっと過激であったろう不謹慎な笑い。つまり、寅さんでもよくあったまだ死んでないのに葬式の相談をするってやつ。私はこれをブラック山田と呼んでいる。(たった今命名)
終盤の家族会議。本来ならピリピリムードをチクチクした笑いで緩和。
ここずっとシリアス作品が続いた山田監督だが、リラックスして楽しそうに撮影している姿が浮かんだ。

可笑しさに拍車をかけているのは、キャスティング。
だって、シリアスに家族を問うた「東京家族」と全く同じキャスト&設定なんだもの。
親夫婦、橋爪功と吉行和子。
長男夫婦、西村雅彦と夏川結衣。
長女夫婦、中嶋朋子と林家正蔵。
次男に妻夫木聡、その恋人に蒼井優。
ついでに飲み屋の女将に風吹ジュン、橋爪功の学生時代の悪友に小林稔侍まで!
同家族で今度は喜劇を作ろう!…なんて、それが一番笑えるかも。(「東京家族」を見ておくとまた良し)
役の性格もちょっと変わってたり、中には180度真逆だったり。
例えば、厳格だった橋爪父はひがみたっぷりの頑固親父に。(橋爪功が名喜劇役者!)
開業医で真面目だった西村長男は頼りないサラリーマンに。
定職に就いてない困り者だった妻夫木次男は親思いの真面目な息子に。
(尚、「東京家族」で父とソリが合わなかったのは次男だったが、本作では長男に)
長男の嫁は変わらずしっかり者と思いきや、両親の離婚=子供たちの受験に悪影響と本音が漏れるリアルなママに(笑)

長年連れ添った妻が切り出した離婚の理由。
うう、世の夫たちにはじわじわボディーブロー。
でも、それは本当は…。
突然の家族騒動記に巻き込まれたような次男の恋人。
その所々のフォローに、家族の在り方をほっこりさせるものがあった。

笑いのレベルが古臭いとか時代錯誤とか言われてるけど、個人的にはこういうほのぼのとした笑いの感じは好き。
この一家には飼い犬が居て、何とかを食わないとか、雨降って地固まるな最後とか。
オマージュや小ネタもちらほら。あの名作で締める“終”は憎い演出。
欲を言えばあの作品のようにもうちょっと時間を削っても良かった気もしたが、面白かったからOK!
“コメディ”じゃなく、“喜劇”って言葉がぴったりの、これぞ昔ながらの“日本の喜劇”!

先日、続編の製作が決定。
確かにこの家族の続き、見てみたい。
「続・家族はつらいよ」とか、
「家族はつらいよ 周造奮闘篇」とか、
「家族はつらいよ 庄太恋やつれ」とか(笑)

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近大

5.0続編ありなの?

2016年8月3日
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役者の演技がうますぎておもしろすぎる。男はつらいよほどでは無い。続編はあるのかなぁ。シリーズ化は難しいかも。

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computaro

3.5いつもの山田洋次節

2016年7月25日
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鑑賞方法:映画館

定番のドタバタ喜劇。

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さばとら

3.0お年寄りと笑いを共有する素敵な時間でした

2016年5月23日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

幸せ

正直いうと山田洋次監督作品は、
あまり見たことがありません。
個人的に寅さんや釣りバカのような、
量産型なシリーズものが苦手だからです。
それでも「東京家族」は好きだったので、
同じキャストで喜劇ということで興味が湧きました。

誕生日祝いに「離婚届に判をちょうだい。」
突然奥さんに言われた家長の修造が慌てふためき、
人情劇が転がっていきます。
そんな熟年離婚に振り回されていく家族の様子で、
2時間まるまる楽しい。
家族崩壊を描いているのは「東京物語」と同じだけど、
こっちはあたたかく壊れていきます(笑)
パラレルワールドのように意図的に対比させているのが、
実験的で面白いですね。

まるで家族あるあるの連続だから、
兄弟がいる中年以上の人は共感が大きいでしょうね。
そういえば劇場予告編で
「松竹大船調のホームドラマ復活です!」と
夢之助さんが押し付けがましく言ってました(笑)
これは松竹の映画製作が蒲田から大船に映った時代に、
これからはニッポンの典型的な家族を舞台にするという流れでした。
経済や社会問題もその会話の中で描き、
誰もが楽しめる映画を作るという思想ですね。

だからこの映画の舞台もサザエさんのような、
今ドキ珍しい三世帯家族。
亭主関白で、奥さんが敬語を使うとか昭和臭がプンプン。
古き良き日本映画を再現しようという意識が働きすぎて、
今の時代の人にはピンとこないかもしれません。
そもそも大船調は共感を作るということが目的でしたから、
もう少し今の時代にあわせた
ホームドラマにすべきだとは思いました。

でも昭和な雰囲気の中でも
古臭くない佇まいなのは、
冒頭の横尾忠則氏のタイポグラフィや、
久石譲のヨーロッパシネマのような
雄大でコミカルな音楽のおかげ。
巨匠のシゴトはさすがですね。

俳優陣も、
舞台のような大げさで分かりやすい演技の中、
妻夫木聡さんの泣き虫な次男と、
蒼井優さんの芯のあるやさしい女性が今っぽくて、
際立ちましたね。
いつも違った表情をみせてくれる実力派の二人に、
この作品でも楽しませてもらいました。

想えば軽妙なコメディを劇場で共有する体験は、
なんか久々だなぁ。
こういうのって、邦画の楽しみの一つでしたね。
劇場では周りはおじいちゃんおばちゃんばかりだったから、
一緒に笑えて楽しかった。
家族みんなでTVを見て、
笑ってた子供の頃を思い出しました。
こんな切ない時代に、
映画館でちょっとだけ温かい気持ちになれたのが、
何より嬉しかったのです。

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Cディレクターシネオの最新映画レビュー

4.0安定した笑い。

2016年4月27日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

すってんころりん、転んだり、蹴躓いたり、ぶつかったり、騒がしい。
でもその騒がしさが全部笑いになる。白けない、絶妙なタイミング。
キャスト陣の息がぴったり。
上映終了も近いのに、席は結構埋まっていてびっくり。
笑いに包まれる劇場も相まって微笑ましかった。

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すーさん