「誇大宣伝はアリ」家族はつらいよ 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
誇大宣伝はアリ
母と暮らさず、ようやく「山田洋次監督らしさ」を観せてもらえた一本。
台詞回しにイマイチ「古語」を感じてしまうところはご愛嬌。
「喜劇」としての面白さは、やはり職人技が光っており楽しめた。
が、個人的には好きになれない内容だったのがなんとも自分として残念。
どんなことがあっても、自分のわがままのために周りを引っ掻き回して、あまつさえ旦那を死に掛けさせ、「許してあげる」って顔なのはどうにも頂けない。
男女平等、だからこそ何のために頭と口がついていると思ってるんだ?と思ってしまう自分は、やはり今の時代の人間なのだろうか。
楽しめるのだが、自分にはイマ三つスッキリとはしなかった作品。
コメントする