「中国が舞台なのに全編英語の摩訶不思議」ザ・レジェンド よしさんの映画レビュー(感想・評価)
中国が舞台なのに全編英語の摩訶不思議
心を病んだ十字軍兵士が、流れ着いた中国で、謀反に巻き込まれた王子と王女を助けて闘う物語。
少し「ラスト・サムライ」と似たテイストだと思ったら、やはり監督は「ラスト・サムライ」に関わっていたようですね。
ただ、異なる文化に対するリスペクトが、各段に違うように感じたのが残念なところ。
物語は、主人公が王子を助ける闘いをメインテーマに、主人公と王女の恋心、主人公と王子の師弟関係、そして主人公とニコラス・ケイジの師弟関係等を絡めて進みます。
しかし、主人公とニコラス・ケイジの行動原理に、納得感がないのがとても残念。特に、もっとも肝心な「主人公が王子を助ける」動機が今一つわかりません。単純に、お金で行動し始めてくれた方が、納得感は高かったかもしれません。
アクションは大掛かりではありましたが、迫力には欠けていて、残念ながら「余り評価出来ない作品」という評価となりました。
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