プリデスティネーションのレビュー・感想・評価
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よかった
タイムマシンがかっこよくて、時空を跳ぶと体にダメージがあるところも感じがよかった。空間から突然人がいなくなるとその体積分気圧が変わるのか、突風が吹き荒れるような表現もよかった。タイムマシン開発の前後53年しか跳べないのもよかった。
主要な登場人物が、実質的に一人だったというのはあまりに閉じた話で、もうちょっと社会性と言うか社会との関わりも描いてほしかった。娘時代はまだいろいろあったけど、おじさん時代は管理の人としか深いかかわりがなかった。
面白かったし表現もしっかりしていたけど、どこが始まりなのか考えても答えが出ず、そうなると結局「だからなんだ?」と思う。なんでそんな話に熱心に付き合わなければならないのだ、勝手にやってろとも思う。
ただ、タイムトラベルはしてみたい。今タイムトラベルしたいと思っているのは岡田斗司夫さんであろう。トラブルの元凶を全て解消してうまいことやり直したいはずだ。
ビックリした! 最後はただア然!! 展開に驚きっぱなしーー!!! ...
ビックリした!
最後はただア然!!
展開に驚きっぱなしーー!!!
濃密すぎてスリルでショッキング!
途中まで仕掛けられてるみたいです←
こ、こ、コレは…⁉︎
どーなっちゃってるワケ?って。。。
核心を突いたときにマジでビビりました。
ただやっぱりややこしいのは事実ですが。
難解テーマはある意味不気味でした。
凄まじい怪演をしたサラ・スヌーク。
この女優に引き込まれました。
ハッキリ言ってこの映画は丸ごとサラ・スヌークでしたネ!
まるで実験女優みたいでしたから。
パッと見はクールな目元でバービードール風。
体がガッチリしていてナチュラルにしてると財前直見さんみたいだし
男装するとジョディ・フォスターにクリソツ!
ハンサムで若い頃のディカプリオにも似ていて男前なんですよ。
もうサラ・スヌークワールドに時空を超えそうでした(笑)
原作がタイムパラドックス小説です。
内容がクセになる魔法のように吸い込まれちゃった。
グルグル謎めいた復讐にも似た消えたり現れたり(笑)
予測不可能な物語です!
そして【宿命】というワードが後引きます。
ずっと耳に残っています。
なんか怖いよー!!!
ちょっぴり悲しいかも。。。
全編映り込むサラ・スヌークが奇妙な身の上話を低音で語るんですよ。
もっともっと告白話を見ていたいと思いました。
登場人物に魅力が感じられませんでした。
レビュー評価が高く楽しみにしていたのでずが…
前半の長すぎる基本ストーリー自体に魅力が感じられず。
核となるループを描きたいがために、人物の心理状況がおざなりでバランスが悪い。まず、自分が自分に恋をするって… 生理的にダメで感情移入出来ません。
そうなると結局グルグルしたいだけじゃん!て感じ以外なかった。
運命
Predestination とは、キリスト教でいう「予定説」(最後の審判で救済される人間ははじめから決まっている、という説)、もしくは運命、宿命の意味。
まさにこのテーマの映画で、予告の文章にあるようなかっちょいい爽快SFアクションとは全然違う、重く厭世観ただよう内容。
荒唐無稽な設定ながら、演技や映像が非常にリアリティがあって、ありえない話なのにありえるように見えて面白かった。
原因が結果に、結果が原因に、という逆転現象があちこちで起こってわけがわからない状態になっているが、結局主人公の運命は変わらない、変えられない、ということなのか。
この世界観において、歴史が変えられるのかどうか、というのは大きな謎だ。そもそも時空警察のようなものは、犯罪者によって変わってしまった歴史を修正するための組織のはずだし、作中にも歴史の分岐点を作ることは犯罪になるというセリフがある。
ということは歴史は変えられる、はずだが、なぜか主人公にまつわる歴史はまるではじめからその道筋が決まっていたと解釈しなければならないように思う。
少し深読みして解釈すれば、主人公のような歴史から切り離されたループ的自己完結的な存在そのものがありえないのだから、おそらく歴史が変わる前の本来の歴史がもともとは存在していたはずで、何度も複雑な歴史操作が繰り返された結果、ループ的因果関係がどこかの時点で発生し、そこから主人公の歴史変化が止まった(運命が設定された)ということなのかもしれない。
この映画は、運命についてなにか重要なことを示唆しているようにも思えるし、そうでないようにも思う。ただ、人の一生ということについて考えさせる。
親、子、憎む人、愛する人、上司、部下、みんな実は違う時間軸の自分だ、というのは、なぜか現実の人生にもあてはまるような気がする。
そして、時を経ると不可逆的に賢くなるわけでもない。未来の自分を否定することや、過去の自分を尊重することもまた大事なはずだ。
伏線は回収しきった気持ちのいい終わり方
貼っては回収、貼っては回収する面白い話でした。
最初のバーの話が冗長かなと感じたのですが、それを過ぎれば面白い。
中性的な若者の理由も納得しましたし、赤子の件もなるほどと思いました。
ラスト。結局殺した後にタイムトラベルしたらああなっちゃうのかなぁと思うと何とも言えませんが、伏線は回収しきったと感じたので、この流れになってしまうのは仕方ないんですね…。
繰返し…
再帰表現って、わかりますか?
タイムマシン系のネタは散々観てきたけど、開始1時間は「時空を超える的な話がいっこうに始まらないんですけど…( ̄O ̄;) って感じ。後半戦になってようやく前半の断片的ね前振りがつながり始めるのだが、それでもヤッパリ、物事がグルグル廻る系のストーリーに「ついて行けるんだろうか?」という不安がつきまとう。コンピュータープログラミング経験者ならわかってくれるかなぁ〜、この映画、再帰関数的な話なんです。
で、私的には最後のシーンは予想外! その一歩手前まではわかってましたがネ〜。
好き・嫌いがハッキリわかれる映画です。
※ヒロインってCG使って若作りさせたジョディ・フォスターだとずーっと思ってたのは私だけ?♪( ´▽`)
決して誰かとは観ないで下さい…
揺れる。
面白い
伏線回収の間隔と頻度が巧みな作品。
意外な展開と巧みな伏線回収が良かった。
序盤から漂う不穏感、覚える違和感。
提示された数少ない情報を基に話の展開を想定するものの。
想定する方向に話は進まず、関係ない話の枝葉が伸びていく。
繋がらない情報が提示され続ける中。
或る一場面で一気に伏線回収がなされる。
そして意外な展開に驚いている間に次の助走が始まっている。
溜めて回収、溜めて回収の間隔と頻度が丁度良く。
最後まで楽しめる作りになっていました。
また特殊な世界観を体現する役者陣も良かった。
特殊組織の一員を演じるイーサン・ホークも良かったのですが。
大事な役所を担うサラ・スヌークが秀逸。
場面場面で見せる様々な側面は意図した不穏感/違和感をきちんと付与していました。
伏線回収の間隔と頻度が巧みな本作。
予告編、粗筋、ポスターアートで前情報は十分。
全く前情報が無い状態で展開の意外性を楽しむのも良し。
限られた前情報で予め展開を想像した上で観るのも楽しいと思います。
オススメです。
SF映画が好きな人は速やかに
なかなか面白いぞ!
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