プリデスティネーションのレビュー・感想・評価
全196件中、141~160件目を表示
驚愕のオチ!
これぞタイムパラドックス!という映画。でもこの映画のすごいとこは主人公的な人(イーサンホーク)、パブに現れる性転換で男になった悲惨な運命の元女性、その女性が恋に落ちる男、赤ちゃんを奪う男、奪われた赤ちゃん、自分を救う男、はたまた追い続けてた爆弾魔まで全て自分だった、というオチ。全員かーい!!んなアホな!!!『ドラえもんだらけ』みたい。
とりあえずもう一回観たくなります。
グチャグチャに絡まった一本の線
かなり面白い
終わったあと、すぐに2回目を観たくなる
辿り着くのは…。
以前、劇場で配られた冊子のコラムに今作のことが書かれていた。
うわ、またE・ホークかよ!と俄然観たくなった一本。それが今回
地元で観られるという悦び♪さらに鑑賞後に湧きあがるこの切なさ。
ロバート・A・ハインラインの短編『輪廻の蛇』を映画化したもの
らしいが、原作がどのくらいよく出来ているのか確かめたくなった
人は多いんじゃないだろうか。所謂SFサスペンスにはなるのだが、
前半~やたら静かな喋くり劇場のように延々酒場での告白話が続く。
冒頭でドカンと一発アクション劇があるんだけど、それはまだ謎。
これは一体どうゆう話なの?と思わせておいて、中盤~カラクリが
どんどん紐解かれていく。これがまたよく出来ていて惹き込まれる。
登場人物は異様に少なくて、バーテンダー、青年(性転換前は女性)、
そして鍵となる名前ロバートソン。連続爆弾魔を追って明かされる
衝撃の時空警察の話。奇妙な恋愛→出産→誘拐→性転換の話。など、
はじめは何のこっちゃ?と思わされる告白が、あとでスッと一本の
軸で繋がる。ラストの衝撃には度肝を抜かれるが、なるほどそうか、
と自分の記憶を点と線で思い起こしながら繋げていくと、前半での
ダラダラ~っとした話の中に幾つもヒントがあったことに気がつく。
いや~、やられましたな、これは。と思わず膝を叩きたくなる感じ。
予備知識ゼロで観た方が(ネタバレできないし)衝撃度満載で面白い。
主演のイーサンもさすがだが、何といっても新生S・スヌークの凄さ。
難役を、愛らしくもカッコ良くも切なくも激しくも演じ切っている。
この一本で彼女のファンになってしまう男性陣も女性陣もいそうな
この感じ^^;が堪らないな。まぁいいから観てみて♪とお薦めの一本。
(卵が先か鶏が先か、自分の尾を食べる蛇、怖くて激しくて切ない…)
違いますよ!本作はどんでん返しSFではありません!
ロバート・A・ハインライン原作「輪廻の蛇」の映画化。
本作はどんでん返しSF映画にあらず。
数奇な運命に翻弄される悲しい女性が、
絶対孤独の中で漸く愛を見つける物語です。
それは究極のナルシシズム。
ナルキッソスもこの方法を知っていれば、死なずにすんだ筈です。
ホーキングもキップもびっくりの、この斬新な愛を見つける方法。
"自分を本当に愛せるのは自分でしかない"という結論に震える。
登場人物達の雁字搦めになった糸を解くのに、脳が捻れて千切れそうになるくらい考えました。
たまにはこんな脳トレもいいですよ。
プロモーションのミスリードで、イーサン・ホークが飛び回るSFアクションものかと思いきや違いました。
本当に良くできたメタSFです。
サラ・スヌークの個性的な魅力に惹き付けられます。
力一杯、オススメします。
意外なことに半分会話劇、SFなのにノワールが匂い立つ耽美的な作品
爆弾魔による無差別テロに街中が怯えている1970年のNY。場末のバーに現れたくたびれた風情の男がバーテンダーに「どうせ信じてくれないだろうが・・・」と奇妙で残酷な自身の人生を語り始める。自分をこんな目に遭わせた男を殺してやりたいと呟く男にバーテンダーは「その男を目の前に差し出したら躊躇いなく殺せるか?」とある提案を持ちかける。
派手な場面は一切なく、90分強の短い尺のほぼ半分が男とバーテンダーの会話。しかしその会話の中に散りばめられた伏線を猛烈な速度で回収した末に辿り着くセンスオブワンダーは『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語』のそれに通底する絶望的な悲哀に満ちている。スピエリッグ監督の前作『デイブレイカー』と同じく喫煙シーンがやたらと耽美的なところも印象的で、SF映画なのに濃厚なノワールが匂い立つ深い余韻が残る作品になっています。
良い意味で裏切られた作品でした(^ ^)
評価が高いのがわかりません。。。
凄い、という言葉しか出てこない。
凄い。凄い、という言葉しか出てこない。
鑑賞後はずっと震えが止まらなかったです。凄いもんを観てしまった、魅せられてしまった、という興奮でずっと震えてました。それでも震えてばっかじゃいられないんで、なんとか気分を落ちつけようと行きつけのバーに行き、ビールで喉を潤した辺りからやっと震えが止まったぐらいで。いやぁ凄いですよ。まじで。凄い。何回も言いますが、凄い。
で、これね、レビューというか、感想と言うか、何も言えないのです。何かちょいとぽろりワードを出そうもんなら、それがネタバレに繋がる恐れがあるので。だから今、非常に困っております。どうしようかと、何を書こうかと。
一応、SF映画で「タイムトラベル」「タイム・パラドックス」がテーマと公式の方でも謳っているので、まあそういう映画なんですけども。これに近いので『LOOPER/ルーパー』という映画がありまして、あれもタイムトラベルを扱った作品で、自分、あれに関して「タイムトラベルモノのひとつの到達点」と評したんですけど、それは間違ってはいないのですけど、ただ、このプリデスティネーションはあれを遥かに凌いでいます。まぎれもない頂点です。
これから観られる方にはそっから先、一切の情報をシャットアウトしてもらいたい。予備知識を耳に入れないでもらいたい。関連情報やらをネットで拾い読みしないでもらいたい。まっさらな状態で鑑賞して頂きたい(公式HPのストーリー解説はかなり核心に触れているので、観るなら鑑賞後を強くオススメします)。
まっさらで。絶対にまっさらで。
必ず、期待以上の興奮が待っていますから。約束します。
えー、以上です。
こういう裏切りがあるから、 映画はやめられない!
全196件中、141~160件目を表示
















