プリデスティネーションのレビュー・感想・評価
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15年くらい前に出てれば大ヒットしてたかも!?
大好物のタイムトラベルもの。すでに他の傑作SF作品が数々出てるので、その要素が散りばめられてはいるが目新しさがないのがもったいない。
でもすっごく面白く観れました!
78点
SFのようでサスペンスのようで
どんでん返しと思ってしまうかもしれないが、よく見るとセルフや行動で先が読むことができた。よくできていると思う。二回目見ると違った面白さがあるだろう。
そして、よく見て考えれば考えるほどに混乱してしまう。矛盾のようで…矛盾ではない?
どんでん返しではない。
波乱万丈で数奇な人生を告白する一人の客とある使命を受けたバーテンダーの会話劇で進む、かなり変わったSF作品。
気を抜くと混乱しそうですが、描写や台詞がわりと丁寧に作られていて見応え十分。
セーラ・スヌークの絶妙な表情はかなり引き込まれましたね。
どうしても矛盾が生まれるし、意外と先は読めてしまいますが、アイデアの上手さと雰囲気のある時代背景、深みある演技力でかなり面白いSFでした。
何回も観たくなる良作。
驚愕のオチではない
セリフをきちんと追っていれば、途中で先が読めるかと…
驚愕のオチではないけど、この作品はお気に入りの1本になりました。
静かに語りから引き込まれる展開、謎が繋がっていく感じは、かなり楽しめました。
セーラ・スヌークとイーサン・ホークの演技がすべて!さすがです。
最後にちゃんとわかりやすく種明かししてくれてるのも親切ですね。(笑)
著者の発想
一言でいうと、作者のペースに飲まされる映画
タイトルの横にかいてあるキャッチフレーズとは趣旨が違うように感じて、思った方向とは全く別のストーリになっていった
タイムパラドックスを描いた作品の中でも、奇抜な発想で素晴らしかった
ジョンがジョンとの間にジョンを産みそのジョンがジョンを産ませ、ジョンを殺すというオチは息を飲んだ
驚愕のオチ!
これぞタイムパラドックス!という映画。でもこの映画のすごいとこは主人公的な人(イーサンホーク)、パブに現れる性転換で男になった悲惨な運命の元女性、その女性が恋に落ちる男、赤ちゃんを奪う男、奪われた赤ちゃん、自分を救う男、はたまた追い続けてた爆弾魔まで全て自分だった、というオチ。全員かーい!!んなアホな!!!『ドラえもんだらけ』みたい。
とりあえずもう一回観たくなります。
グチャグチャに絡まった一本の線
見応えあった。難解かと思ったら実は単純。一つの単純な物語を色々な角度から見てたという、見せ方で頭をグチャグチャにかき回されたなと見終わってまず思った。
冒頭過去に飛んでバーで二人が会話をし、男が過去を話だす。何でこんな意味のない事を長く話すのだろう?とまず疑問を持ち、いや意味の無い会話をこんな長く話すわけないぞ。という事は?
という感じで浅はかな疑問と推理をするわけなのだけど、実は一本の線だから、ドンドン当たっていってしまい、驚きがなかった。
ただ何度も言うように見せ方と二人の演技には引きつけられた。
かなり面白い
イーサン・ホークが主演するSFサスペンスかと、面白そうなので他の映画とともにレンタルしましたが、観ていて最高のストーリーにぐいぐい引き込まれました。
SFチックが多めなものだと観る前まで思っていましたが、レトロな雰囲気が多めで、僕はあまり好きではない感じのものでしたが、この作品のストーリー展開に良い意味で裏切られました。
最後はどように終わるか、この作品がつまらなくならないようにと思いながら観ていましたが、最高の終わり方でした。点と線が一気に一本につながるところは、観てて驚きました。
終わったあと、すぐに2回目を観たくなる
久しぶりに、超大作でも単館系話題作でもないおもしろい映画に出会った。
途中でハッと展開に気づいてからはなんとなく読めるのだけど、それでもおもしろい。
ラストのカットがよかったなー。
自分の思考もぐるぐると巻き込まれていく感じがいい。
辿り着くのは…。
以前、劇場で配られた冊子のコラムに今作のことが書かれていた。
うわ、またE・ホークかよ!と俄然観たくなった一本。それが今回
地元で観られるという悦び♪さらに鑑賞後に湧きあがるこの切なさ。
ロバート・A・ハインラインの短編『輪廻の蛇』を映画化したもの
らしいが、原作がどのくらいよく出来ているのか確かめたくなった
人は多いんじゃないだろうか。所謂SFサスペンスにはなるのだが、
前半~やたら静かな喋くり劇場のように延々酒場での告白話が続く。
冒頭でドカンと一発アクション劇があるんだけど、それはまだ謎。
これは一体どうゆう話なの?と思わせておいて、中盤~カラクリが
どんどん紐解かれていく。これがまたよく出来ていて惹き込まれる。
登場人物は異様に少なくて、バーテンダー、青年(性転換前は女性)、
そして鍵となる名前ロバートソン。連続爆弾魔を追って明かされる
衝撃の時空警察の話。奇妙な恋愛→出産→誘拐→性転換の話。など、
はじめは何のこっちゃ?と思わされる告白が、あとでスッと一本の
軸で繋がる。ラストの衝撃には度肝を抜かれるが、なるほどそうか、
と自分の記憶を点と線で思い起こしながら繋げていくと、前半での
ダラダラ~っとした話の中に幾つもヒントがあったことに気がつく。
いや~、やられましたな、これは。と思わず膝を叩きたくなる感じ。
予備知識ゼロで観た方が(ネタバレできないし)衝撃度満載で面白い。
主演のイーサンもさすがだが、何といっても新生S・スヌークの凄さ。
難役を、愛らしくもカッコ良くも切なくも激しくも演じ切っている。
この一本で彼女のファンになってしまう男性陣も女性陣もいそうな
この感じ^^;が堪らないな。まぁいいから観てみて♪とお薦めの一本。
(卵が先か鶏が先か、自分の尾を食べる蛇、怖くて激しくて切ない…)
最高です。
B級SFが好きで、何気なくレンタルし、全く予備知識無しで観ました。
最高です。ラストも( ; ゜Д゜)
好みの映画です。
ただ原作が古い為か、未来の時代設定が80年代というのは、変えても良かったのでは?
違いますよ!本作はどんでん返しSFではありません!
ロバート・A・ハインライン原作「輪廻の蛇」の映画化。
本作はどんでん返しSF映画にあらず。
数奇な運命に翻弄される悲しい女性が、
絶対孤独の中で漸く愛を見つける物語です。
それは究極のナルシシズム。
ナルキッソスもこの方法を知っていれば、死なずにすんだ筈です。
ホーキングもキップもびっくりの、この斬新な愛を見つける方法。
"自分を本当に愛せるのは自分でしかない"という結論に震える。
登場人物達の雁字搦めになった糸を解くのに、脳が捻れて千切れそうになるくらい考えました。
たまにはこんな脳トレもいいですよ。
プロモーションのミスリードで、イーサン・ホークが飛び回るSFアクションものかと思いきや違いました。
本当に良くできたメタSFです。
サラ・スヌークの個性的な魅力に惹き付けられます。
力一杯、オススメします。
意外なことに半分会話劇、SFなのにノワールが匂い立つ耽美的な作品
爆弾魔による無差別テロに街中が怯えている1970年のNY。場末のバーに現れたくたびれた風情の男がバーテンダーに「どうせ信じてくれないだろうが・・・」と奇妙で残酷な自身の人生を語り始める。自分をこんな目に遭わせた男を殺してやりたいと呟く男にバーテンダーは「その男を目の前に差し出したら躊躇いなく殺せるか?」とある提案を持ちかける。
派手な場面は一切なく、90分強の短い尺のほぼ半分が男とバーテンダーの会話。しかしその会話の中に散りばめられた伏線を猛烈な速度で回収した末に辿り着くセンスオブワンダーは『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語』のそれに通底する絶望的な悲哀に満ちている。スピエリッグ監督の前作『デイブレイカー』と同じく喫煙シーンがやたらと耽美的なところも印象的で、SF映画なのに濃厚なノワールが匂い立つ深い余韻が残る作品になっています。
良い意味で裏切られた作品でした(^ ^)
タイムジャンプ、爆弾魔を追う捜査官…と予告からはタイムループ型のアクション映画を想像してましたが…。
青年の重くて深い過去、複雑な時系列、捜査官の意外な正体…。良い意味で裏切られ見応えあったサスペンス作品でした。
なるほど!そうゆう事か!∑(゚Д゚)
と何をレビューに書いてもネタバレしそうなくらいに、衝撃の結末と感じさせてくれたストーリー展開はお見事でした。
予想以上に楽しめた作品でしたー(^ ^)
評価が高いのがわかりません。。。
最初の始まり、途中経過これは!名作かも!
と思いながら後半から展開読めたので、
どう落とすのかが興味津々でしたが、期待していた
感動や考察はありませんでした。
でも、どうしたら憎しみというループから抜けれるのか?
という命題を考えられるきっかけにはなるのかも。
答えは「許す、受け入れる」という事を分かる人には
ラストはものたりません。
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