プリデスティネーションのレビュー・感想・評価
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玉子が先か鶏が先か
ポスターと内容が違いすぎてびっくりしたけど、面白かったです。全く顔が出てこないという手法のせいで犯人と主人公、JaneとJohnが同一人物であること、さらにその先の事実まですぐに気がついてしまうけれど、なかなかハラハラさせる展開です。
期待以上!!
ありきたりなタイムトラベルものかと思いきや
最初は二人の人物の昔話から始まり
その話がかなり長い…w
でもその内容に徐々に引き込まれていく。
最後は全部が繋がり結局はたった1人の物語!
個人的には傑作だと思う
ブルーレイ、吹き替えで視聴
キャッチコピーに惹かれ、イーサン・ホーク出演ということでレンタルショップで借りたものの、B級とまでは言わずも少なくとも日本ではあまり注目されていない作品だったのでそこまで期待はせずに見た。
だが序盤少しの設定説明が描かれた後、男2人でバーで昔話をする流れが続き、まったくSF感がない。だが、それでもその男の波乱万丈の昔話、過去の描写、聞いてるイーサンの表情、音楽とどれも素晴らしく見入ってしまう。
そしてついに時空を飛ぶ展開になるのだが、そこで衝撃の事実が視聴者に提示される。自分はここで度肝を抜かれてしまいそこからは夢中で画面をじっとみているしかなかった。
映画を観終わった後も例えば、自分と性転換した自分との間にできた子供はそのまま自分の姿になるのか?とか特典の役者インタビューで「バーテンダーと未婚の母は別人」と言っていたがどういうことだ?とか色々思考するのが面白くそしてあ、そうかと考えが答えに行き着いたときこの映画(原作)の凄さにさらに気がつく。
SF映画はVFXを多用し、大迫力な映画が多いが話しは単純でどうってことの無いものが多い、自分もそういう映画は大好きだが、この映画のように絵ではなく話、見せ方の迫力が凄い映画は貴重だと思う。
時間が短いのも凄く有難い。
この映画の平均レビューがルーキーズとほぼ変わらないのは個人的には本当に理解できない。
種明かしの快感と混乱が同時に訪れる快作。
この映画、超弩級のパラドクスを前提にしたワンアイデアの解りやすさと、考えれば考えるほど解らなくなる複雑さが奇妙に同居している。
以降、何を書くにもネタバレは避けられないので、これから観るかもしれない向きにはご注意を。さて、この一文がすでに序盤の驚きをひとつダメにしてしまうのだけれど、本作はほとんどイーサン・ホークとサラ・スヌークのふたり芝居で成り立っている。しかも、どちらも相当な難役だ。前半のほとんどがバーでの会話劇で、回想シーンくらいしか動きがない。SF映画らしいガジェットもない。なのに、あれよあれよと引き込まれてしまう。
ぼくは知らずに観たのだけれど、原作はかの有名なハインラインだという。観終わって即、amazonでポチった。中短編集の一篇で30ページほどしかない。骨子はほぼ原作のままなのだけれど、この小説には映像化する上でかなり深刻な問題がある。バーでふたりが出会うシーンがそもそも撮れない。そこで導入されたのがフィズル・ボマーという爆弾魔の存在で、問題を解決するだけでなく、映画オリジナルのさらに皮肉なパラドクスに繋げている。これは巧い。
バーでの長い長いひと幕が終わった途端、めまぐるしいくらいに時空を移動しながら、次々と真実が明らかにされていく。それは、ほとんど究極といってもいいようなパラドクスで、主人公の生から死に連なる円環は時系列には起こり得ず、すでに閉じた状態で同時に出現しなければ成り立たない。この倒錯したウロボロス的なメインアイデアを面白がれるかどうかで評価は割れるかもしれない。そういう意味では、人を選ぶ作品だと思う。もちろん、ぼくは大好きだけど。
高品質なタイム・パラドックスSF
イーサン・ホーク主演のSFタイム・パラドックスです。
1970年のバーで働く主人公は実はある爆弾犯を追い、事件を未然に防ぐ時空警察官でした。
そのバーに一人の男が入店し、主人公に自分の人生を語り始める。
ここから幕を開け、入店してきた男の壮絶な人生が前半で描かれます。この男はある事情で性転換をした人間だったのです。かなり複雑な役どころですね。
後半は主人公が時空をまたいであるものを追っていくのですが、本作は予備知識無しの方が楽しめるので、ここら辺で内容に触れるのはやめておきます。タイム・パラドックス物は時間軸を交差させ、それを最後に繋ぎあわせるのが本当に大変そうです。
本作を観ていればなおさらそう思います。多少の矛盾が生じますが、それについて考える余地もなく、ストーリーが展開されていくので、気にならなくなります。
本作では、冒頭などで疑問に思っていたものが、ラストに近づくにつれ、細かな伏線と共に明らかになります。台詞の中にもかなり後半に繋がったりする重要な箇所もあるので、なかなか集中していないと置いて行かれます。そのためボケッと観るときには適していませんが、なかなかのハイクオリティな完成度にニンマリできます。しかし、複雑な構成の作品なので、一回観ただけでは理解に苦しむと思います。そのため二回、三回と繰り返し観たくなります。そうすると、分からなかったシーンも分かるようになってくるので、そのような鑑賞の仕方がオススメです。
うーん…時間軸を考えてしまう
スピエリッグ兄弟
SFのようでサスペンスのようで
どんでん返しではない。
驚愕のオチではない
著者の発想
一言でいうと、作者のペースに飲まされる映画
タイトルの横にかいてあるキャッチフレーズとは趣旨が違うように感じて、思った方向とは全く別のストーリになっていった
タイムパラドックスを描いた作品の中でも、奇抜な発想で素晴らしかった
ジョンがジョンとの間にジョンを産みそのジョンがジョンを産ませ、ジョンを殺すというオチは息を飲んだ
驚愕のオチ!
これぞタイムパラドックス!という映画。でもこの映画のすごいとこは主人公的な人(イーサンホーク)、パブに現れる性転換で男になった悲惨な運命の元女性、その女性が恋に落ちる男、赤ちゃんを奪う男、奪われた赤ちゃん、自分を救う男、はたまた追い続けてた爆弾魔まで全て自分だった、というオチ。全員かーい!!んなアホな!!!『ドラえもんだらけ』みたい。
とりあえずもう一回観たくなります。
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