プリデスティネーションのレビュー・感想・評価
全178件中、21~40件目を表示
❇️みなさん絶賛しているのできっと私の理解力が悪いのでしょう
プリデスティネーション
1945〜1992年🇺🇸
凄腕爆弾魔を止める為、未来から来た時空警察の男が主人公。
バーテンテンダーと青年との出会いから話が動き出し、二人の秘密や生い立ちが語られる!
爆弾魔を止める事が出来て二人は幸せになれるのか?
タイムトラベルで年代を飛び回る主人公の出生から現代までの不思議なドラマに魅了されるストーリー!
◉70点。
❇️みなさん絶賛しているのできっと私の理解力が悪いのでしょう!きっと!
基本は面白かったですよ。本当に😅
※以下イマイチだった点を説明しますね。
❌イマイチだった点。
1️⃣ジョンが過去の自分(ジェーン)に恋することなんてあるのかなあ?
★彡性転換した自分とSEXするって相当キモいですね。女性は知らなくてもと言ってもキモい。
2️⃣何故爆弾魔になってしまったのか?
よくわからなかった。
★彡タイムスリップして記憶やボケが始まって爆弾魔?とはいかない気がしました。
3️⃣男女の性を持つ設定も無理があるなぁ〜
★彡全くご都合主義としか思えないのは私だけなのか?
4️⃣都合の良いところが記憶に無いってなんかどうなんだろう?
★彡これ言ったらタイムスリップ映画に申し訳ないけどね。
🐔🐣🥃💣❤️🩹💮㊙️
作中の出来事の奥にある世界のあり方を考察しよう。
私はSFは現実とは異なる理屈の中でも変わることの無い人間の本質を表現する作品であると考えている。
故に本作は時間跳躍によるタイムパラドックスの中で「人間とはどういう存在なのか」が語られていると思っている。
最近では世界線という言葉があって、可能性によって世界が分岐並行して存在するかのような考え方がよく見られるが、個人的にはこれにはあまり賛同できない。
この世界の情報を保存し、存在たらしめるためのメモリがあるのか、というのが一番の疑問だからだ。
世界の宇宙の状態がラプラスの魔のレベルで保存され、進行していく。
更に可能性によって世界線は無限に増え続けるのだ。
パソコンで言うならブラクラみたいなもの、という感じがする。
とは言え、私の知識や頭ではその説を完全に否定も出来ないし、世界線という概念も面白い考えとも思う。
この作品が提示してくれたものを、そういう風に自分の頭で組み立て、矛盾を見つけ、組み直しと繰り返して遊ばせてくれる。
なので、本質としては「主人公がフィズルボマーと闘う」ではなく「どうしてこの結末に辿り着くのかを考える」作品なのだと思う。
▶個人的な考え
この作品では人のランダム性はそれまでの蓄積によって辿り着いた状況によって決定されるとしている。
同じ時間、同じ経験を経たとき、選択は同じになる という「状況再現」が決定付けられている。
ポケモンの乱数調整みたいなもの。
故にタイムマシンが完成した時点で、世界中の乱数が再設定され、それに合わせた時間が進行することになる。
その結果、ジェーンは特異点として存在することとなった…
もう一度タイムマシンで新しい行動をすれば状況が変わって「フィズルボマーにならない未来が作れる」というのは神の視点の我々の発想。
それを出来る存在はあの世界には存在し得ない。
全てはタイムマシンが完成した時点でサイコロを振り直され、決定付けられたのだから、ジョンはフィズルボマーになる以外の道は存在しない。
二度目のサイコロを振る機会は少なくともフィズルボマー誕生に影響を及ぼせる範囲では訪れそうもなさそうだ。
どんでん返しかつタイムパラドックスという大好物なのですが、うーん、...
どんでん返しかつタイムパラドックスという大好物なのですが、うーん、理解が追いつかない。え?お前が爆弾魔なの?その爆弾犯行を防ぐためならもっと違う方法もありそうな・・・というツッコミをしてしまいそう。その辺、頭のあまり回らない私にもわかるようにしてほしい。スッキリしないどんでん返し。
こねくり回し過ぎて早々に馬脚を露す
顔を大きく変えて過去に行って人と会った時点でオチが分かった。
全部(追っている者共)同一人物だろうなとは思ったが、
終盤でのネタバラでも、その後の変貌への説明は不十分で、雑。
オチさえつければという、奇抜さだけを狙った脚本で中身は無い。
そもそもSFの短編はエッセンスのみ、肉付けをする能力がないなら
パラドックスなどに手を染めるべきではない。
【”自分の尾を際限なく食い続ける蛇・・。”複雑に絡み合ったタイムループが最後に明らかに示した事。脳内フル回転で観るタイムループSFの逸品である映画である。】
■連続爆弾魔の脅威にさらされている1970年のニューヨーク。
青年ジョン(セーラ・スヌーク)は訪れた場末のバーのバーテンダー(イーサン・ホーク)に自らの苦悩なる数奇な身の上を打ち明けていた。
するとバーテンダーも自らが”時空警察”であることを告白し、元恋人への復讐を望むジョンの手助けをすると言い出す・・。
◆感想
・原作を読んでいないと(読んでいても・・)この作品は、脳内フル回転で観てしまうのであるが、驚くのはタイム・ジャンプを繰り返すジョンと、明かになるバーテンダーの真の姿の未来、過去におけるジョンとの関りが”ほぼ”瑕疵なく描かれている点である。
・原作未読で、お時間のある方は、時系列を記しながら今作を鑑賞すると良いのではないかと思う。
<何を書いてもネタバレになるのでシンプルに示すが、ラストのイーサン・ホークが演じるバーテンダーがコインランドリーで出会った連続爆弾魔の”顔”には、驚きを禁じ得ないとともに、”自分の尾を際限なく食い続ける蛇。”という劇中言われる台詞の意味が良く分かるタイムループSF映画の逸品である。>
観るのを諦めた映画
バーで生い立ちを話してる。長い。SF的な映像も所々にあるけど面白みのないまま50分が過ぎた。
孤児院で育ったセーラ・スヌークは、男性・女性両方の機能がある肉体で、男と関係を持ち妊娠~出産したことで男性機能だけになり、外見も変わった。
「この苦しみがわかるか?」
バーテン:イーサン・ホークは
「グダグダ長い奴だな。客だしまぁタバコでも吸いながら聞くか」て感じ。
ジャケットは商売が絡んでるんでしょうが、主役はセーラ・スヌークといっていいでしょう。
出だし、貼り紙に記入してあった...
「明日すべきことを昨日やるな」
「成功したら二度と試すな」
この2つが何となく説得力あったので、ずっと気にしながら観てたけど生い立ち話が長くて眠気が・・・。
50分過ぎで時空警官イーサン・ホークの出番が増えるけど、タイムスリップの連続で目的がいまいちわからないまま進んだ。推理好きな人向けかなぁ。
80分まで頑張って観たけど、何も感じないまま私は過ぎてしまったので、諦めてストップボタン押しました。
もう少しで終了だけど、そういう映画があってもいいだろうと思って・・・。
鶏が先か、卵が先か?
惜しい!タイムパラドックス系で二転三転して最後にニヤリとするんでしょ⁉︎と思ったけど、そこまでのオチではなく『それで?』と突っ込むエンディングで消化不良だった…脚色の問題なのかな?
ネタバレ厳禁、想像を超える結末
予想を超えてきたタイムトリップサスペンスでした。
長い前置きだなと思っていた前半の流れを吹き飛ばすように、時空を超える度に回収されていく伏線と明らかになる事実。
何気ない一言や会話の中にもヒントがある、予告からは想像もできない結末へと向かう映画。
ストーリーが進んでいくにつれて「えっ?ちょっと待って、てことは…」と、戸惑いながらも頭の中で整理していき時空のパズルを繋げていく感覚が楽しかったです。
ただちょっと解らない部分も残ってしまったので、なかなか1回で完全に理解するのは難しいのかも?
他のタイム系やループ系映画でも類を見ない斬新な脚本で、90分ちょっとで見れるので気軽にサスペンスを楽しみたい時におすすめ☝️
2回観たくなる系!面白い!
「ニワトリが先かタマゴが先か」
あらすじを読んで何となくウォッチリストに入れっぱなしだった本作品。
パラドックス系も大好きだけど、これは度肝を抜かされた展開だった!
もう何も調べず先入観無しに観て欲しい。
3.38善い出来栄え
善い出来栄えの映画
背景もカメラもかっこよく、「よいね」と感じた
構成も複雑ながら、答えがわかればシンプルで伏線の回収も漏れがないように感じた
ただ少し最後のインパクトが低めだった
最後の事件までどうなったか回収してくれればよかったな
分かると驚愕
入りから、「何が起きたんだ?」から始まり、バーの場面になる。青年が実は女優さんが演じてることにびっくり。マスターは、青年の生い立ちを聞き、過去にタイムスリップして絶望に追い込んだ男を殺しに行こうと誘う。全てが偶然じゃなくて仕組まれたことで、最後まで見ると「ん?」と何回か戻って確認したくなった。
確かに顔が燃えて、全然別人になったって言ってたし…。自分を絶望にやったのが実は自分って所に驚いて、え~ってなってたのに、実はあの爆弾魔も?!ってなって、混乱した。いや、でも予想外すぎて面白かった。
youtubeの素人投稿者さんのお勧めに過度な期待はしません
すいません。途中で飽きて視聴停止しました。
無名映画は事前にどのような話しか
調べておかないとだめだなと。
単純なタイムスリップアクションだと思ったら、
日本の映画みたいな狭いセットで予想出来ましたが、
LGBT系の話しが出てきてブレブレ。
外れ上等な主演俳優さんだから、
この結果は見えてました。
サブスクだと外れ映画を見ても、
金銭的に痛くないのが素晴らしいなと。
ただ人生の時間を無駄に使っただけで済みました。感謝。
古典SFの真っすぐな映画化
バーに飲みに来たライターをやっている男がバーテンダーに身の上話を始める。
しかしバーテンダーの正体はタイムトラベルを繰り返しながら連続爆破事件の犯人を追う時空警察官だった。
ハインラインの短編小説「輪廻の蛇」の映画からしいけど、まさに内容は輪廻の蛇。納得の結末。
タイムパラドックスとしてのオチとしては古臭いかもしれないけれど、古典を忠実に映画化しているのは素晴らしい。(原作は知らんけど)
【先が読めない!秀逸すぎるSFサスペンス!】
・2014年公開のオーストラリアのSFサスペンス映画。
・ロバート・A・ハインラインによる「輪廻の蛇」を基にした作品のようです。
・連続爆弾魔により混乱していた1970年ニューヨーク。とあるバーにやってきた男・ジョンは、バーテンダーに彼の過去を話す。もともと女性であったこと、自分の人生を狂わせた人物がいること。男が一通り話し切ると、バーテンダーは突然「お前の人生を壊した男を差し出すと言ったら?」と言う。意味不明な状況の中、物語は終着点に向けて進みだす という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・物語が秀逸すぎる(先をよんでもさらにその先がある)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
・この作品は、物語が秀逸すぎて、これだけで観る価値のあった一作でした。話の構成、伏線のはりかた、回収のしかた、登場人物の妙、など素晴らしかったです。こちらも先をよもうとして色々と想定し、ある程度、当てれたのですが、それでもその先にさらに「よめなかった先」があるのです。内容をあまり深く述べてしまうと、これからご覧になる方にとってもったいなすぎるので書きたいけれど書けないモヤモヤをご理解ください。笑
・イメージ的に言うと、マトリックス3部作をすべて見ている方なら、この映画の考え方が割と中盤で理解できると思います。
・ただ、一点だけ。タイムトラベルものは常に「始点」と「終点」が問題になりますよね。それがこの映画でもあります。ここだけ気にしなければ、ほぼ100点のサスペンス物語です。
・演者もイーサン・ホークさんと、サラ・スヌークさんの素敵な演技が中心となって、とても共感しやすかったですし、この2人のキャスティングそのものも物語の肝でもありますね。
・あぁ、色々言いたいです!でも、言えないです。笑 是非、一度、騙されたと思って観てみてください!かなり秀逸な先を読ませ切らないサスペンス映画だと思います。ありがとうございました。
#映画 #プリディスティネーション #PREDESTINATION #2015年 #SF映画 #サスペンス映画 #原作映画 #マイケル&ピーター・スピエリッグ兄弟監督 #イーサン・ホーク #サラ・スヌーク #秀逸すぎる物語 #先が読めない
#全体3.8 #物語4.5 #演出3.7 #演技3.7 #配役3.7 #映像3.6 #音楽3.5
ただ宿命ってやつをかざして 立ち向かうだけなんだ
爆弾魔フィズル・ボマーがニューヨークを震撼させていた、1970年とあるバーにて。
“女子”だったと言う青年はバーテンダーに身の上話を始める。
孤児院で育ち、周りと少し違っていた“彼女”は、18歳でとある男性との子供を妊娠する。
しかし、その彼は失踪し、自身の子供も誘拐される。
自分の人生を壊した男への復讐のために、秘密を抱えたバーテンダーと共にある行動をとるが…
前情報ゼロで観た方が面白い。
途中でこの話のタネに気づけばオチは想像できるけれど、オチが分かっても十分面白いし、このタネに気づいてからガラッと印象が変わる。
察しのいい人なら、冒頭の整形で気づいてしまうかも。
青年の身の上話から、てっきり男たちへの復讐劇的なジェンダー作品なのかと思っていたのだけれど…
時空を跨いだ壮大なストーリーに見せかけて、本当はとても狭い世界で繰り広げられる内輪モメ。
自分が自分と出会って、
自分が自分に話して、
自分が自分に同情して、
自分が自分を助けて、
自分が自分と恋に落ちて、
自分が自分とヤって、
自分が自分の子供を妊娠して、
自分が自分の子供を拐って、
自分が自分を追って、
自分が自分を殺す
自分の尾を食う蛇は食べるのをやめたのだろうか。
宿命からは逃げられない。
自分に対しての被害者も加害者も、結局自分だったりじゃなかったり。
タイムパラドックスを利用した巧妙な時間&ループモノ。
イーサン・ホークの演じ分けとサラ・スヌークの見事な男装も素晴らしかった。
ってか、あのほんの少しの描写だけでR-15って…
ラブストーリーとして見ましょう
ネタバレを知っての視聴でしたが、ありふれた時空モノ・タイムパラドックスネタも特にそこまで評価に値するほどのこともなく、、すぐに忘れそうな作品…と思うところでしたが、、これはラブストーリーです!そう考えると、一気に素敵な作品となります…。
俳優がカッコいいとかってゆうレビューが多いですが、有名な人なのかな?詳しくないからわからん。ただのチョビヒゲの渋いオッサンです。
友達にすすめるのちょっと躊躇する、実にビミョーな作品だった。流行りもの好きなだけだと思われそう。
台詞回しは良かった。
最後のオッサンどうしの、鎖を絶ちたいなら私を愛するんだってとこは、「もう一度」がホントに切なかった…。
「おまえがひどく恋しい」…相手は自分ではあるけど、これはある意味素敵なラブストーリーだったね…!(╥﹏╥)
追記:何度みても冒頭のバーでのジョンが男性にしか見えない…女優さんってスゴイ。
何でもありになっちゃった
前半は淡々と進みすぎて、「これどうなるんだ」と思ってたら急展開。
緩急のある展開が良かったです。
実は同一人物だというのが連続で続くのはいいけど、爆弾魔だけは無理矢理ですね。
記憶に不具合がありますだと何でもありになっちゃう。
全員同一人物というのを目指したいがための言い分。
エレガントな話にしようとしすぎましたね。
観てる側を騙したいなら、登場人物をもっと多くしないと。
顔を替えた人=これまでに出た人物の誰かだろうと予測できるから、他にいないですもんね。
全178件中、21~40件目を表示