「脳バグり映画」プリデスティネーション トマスØさんの映画レビュー(感想・評価)
脳バグり映画
「卵が先か、鶏が先か」という問いを、真正面から突きつけてくるタイムトラベル映画。
タイムトラベル作品にパラドックスはつきものだが、それにしても本作は、個人的には“気持ち悪さ”が強く残る一本だった。
時空を行き来する物語のためやや複雑ではあるが、ぎりぎり理解が追いつく範囲で展開されており、脚本としては非常によくできていると思う。
他のタイムトラベル映画との違いは、完全に入口を塞ぐ構造にあるのかもしれない。
観終えたあとには、まるで時間という迷宮に閉じ込められたような感覚が残りました。そしてそのまま映画前半を見返したくなり2周目に突入。
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