「個人的には傑作だと思う」プリデスティネーション えさんの映画レビュー(感想・評価)
個人的には傑作だと思う
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ブルーレイ、吹き替えで視聴
キャッチコピーに惹かれ、イーサン・ホーク出演ということでレンタルショップで借りたものの、B級とまでは言わずも少なくとも日本ではあまり注目されていない作品だったのでそこまで期待はせずに見た。
だが序盤少しの設定説明が描かれた後、男2人でバーで昔話をする流れが続き、まったくSF感がない。だが、それでもその男の波乱万丈の昔話、過去の描写、聞いてるイーサンの表情、音楽とどれも素晴らしく見入ってしまう。
そしてついに時空を飛ぶ展開になるのだが、そこで衝撃の事実が視聴者に提示される。自分はここで度肝を抜かれてしまいそこからは夢中で画面をじっとみているしかなかった。
映画を観終わった後も例えば、自分と性転換した自分との間にできた子供はそのまま自分の姿になるのか?とか特典の役者インタビューで「バーテンダーと未婚の母は別人」と言っていたがどういうことだ?とか色々思考するのが面白くそしてあ、そうかと考えが答えに行き着いたときこの映画(原作)の凄さにさらに気がつく。
SF映画はVFXを多用し、大迫力な映画が多いが話しは単純でどうってことの無いものが多い、自分もそういう映画は大好きだが、この映画のように絵ではなく話、見せ方の迫力が凄い映画は貴重だと思う。
時間が短いのも凄く有難い。
この映画の平均レビューがルーキーズとほぼ変わらないのは個人的には本当に理解できない。
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