劇場公開日 2014年12月13日

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「リリーとサムの映画」あと1センチの恋 galeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5リリーとサムの映画

2014年12月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

ストーリーは一言純愛です。それは恋愛でも、友情でもあって。この認識の違いはある意味物語のキーポイントになります。
とても素敵な話でした。
すれ違い続けるふたりの姿には下手したら嫌悪感がわくくらいでしたが、小説よりもラストが素敵でした(え、ここで終わり!?感はありますが)。

んで少し陳腐な恋愛話より良かったのはキャストと音楽。音楽はピンポイントでいい感じのが流れて(お涙頂戴みたいなところは観てて感じましたが)、キャストも演技上手な人たちばかり。
主人公を演じたリリー・コリンズとサム・クラフリンの絶望顔は中々泣かせるところがありました(元々サムの大ファンなのですが、観てたらリリーも好きになりました)。特にサムはこれまでSF映画ばかり出演していたので等身大の人間演じさせて大丈夫かと思っていたのですが、中々間に迫った演技をしてて、泣かされました(苦笑)。

んで、こんな良作が全国3スクリーンでしかやってないのが憎い(泣)
こればかりはこの映画の一ファンとして、本当に黙って放置するわけにはいかないわけです。
それに加え、やってる映画館の中でも更に小さいスクリーンでしかやってない。
だから立ち見とかが出るわけで。
チケットが残り8枚とかでめっちゃ焦るわけで。
毎回チケットの表示が△なわけで。
気持ち悪いくらい周りカップルだらけなわけで。しかもアオハライドでも起きてない満席の状況下で。
無理にとは言いませんが、上映予定館での上映開始日繰り上げとか、もっとでかいスクリーンでやれないものですかね。

gale