「人生の紙一重のすれ違い」あと1センチの恋 せいうちさんの映画レビュー(感想・評価)
人生の紙一重のすれ違い
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互いに想いあっている2人のちょっとした想いやタイミングのすれ違いや勘違いを、誰にでも共感できる形で観ている人たちを引き込ませるような映画。
本当に、「あー、なんでここでこうしなかったんだ〜」「わー、ここで!?」と、焦ったくもむず痒いシーンは、王道な展開であっても、その1センチがどう動くか、ついつい気になってしまう。
たった一つの原因で、距離が離れ、それぞれの人生を歩んでいくことになるという現実の厳しさも、観ていて主人公たちに寄り添える要因。
しかし、たとえ距離が離れていても、それぞれの人生を歩んでいても、やはりどこかで互いを想い合いつながっている。その想いの強さに、切なさを感じつつ心が震える感動も。
すれ違うわけやポイントを端から見れる鑑賞者は、少しずつ運命の恋のきょりを縮めていく二人をみてどこか満たされるかんじを覚えれるストーリー。
最後には必ず晴れやかな心でいられるはず!想い続ければ、曲がりくねった道でもいつかは結ばれる。そんな理想の恋を信じたいと思えた作品。
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